夕日をいっしょに見られたなら

久々の夕日 2024 1.22 4:20PM 木立前で

夜中にケンタ君が鳴いて2回散歩に出ましたが、病院よりずっと眠られました。

※ 入院中は4人の相部屋でした。
他の3人の方はけっこう重い病気のようで、各々が毎夜数回看護師さんにお世話になっていました。
で、患者さんと看護師さんのやりとりが否応なしに耳に入り、目が覚めるんですわ。
「たいへんだなあ」と思うと同時に、「明日は我が身かな」とも思いました。
寝づらかった理由は他にもあります。
私の場合、ベッドだと腰がフワフワして寝られないんですわ。
〈ホテルもですな〉
やはり畳の上に布団を敷いて寝ないと。

 

… 朝食は2枚のトーストとコーヒー、そして蜂蜜入りのヨーグルトとデザート
それが終わると洗顔等を済ませ、自宅から木立へ
プレハブに着くや否や薪ストーブを焚き、沸かした鉄瓶のお湯でコーヒーを淹れ、それを飲みながら前日に下書きしてあったブログ記事をチェックして投稿 …

一日の生活のスタートが入院前のそれに戻りました。

 

ただ日中の活動は、病み上がりゆえ控えめにしました。
〈お医者さんからも2週間は無理をしないよう言われています〉

せいぜいが、ガソリンの給油、木立回り、煙突掃除程度だったか。

 

久々の夕日(右上写真)、

入院時に同室だったみなさんといっしょに見られたなら、どんなにかよかっただろうに … 。

戻ってまいりました

木立にて

手術も無事に終わり、戻ってまいりました。

4日ぶりの木立にホッとしています。(右写真)

やはり健康っていいですな。

以下、〈鼠経ヘルニア手術のために〉入院してから退院までのことを簡略にお伝えします。

 

◇入院1日目

・午前8時半頃病院に着き、9時より麻酔医の診察を受ける
・その後、病室に案内され、病衣に着替える
〈個室が埋まっていたために4人の相部屋に〉
〈病衣や下着はレンタルしたものを〉
・体温、血圧の測定やシャワーなどの時間以外はフリーでとにかく暇
〈暇な時間は読書をすることに〉
・食事は質素で少量
〈おまけに断水状態ゆえ食事が冷たいんですわ … 地震の影響がこんなところにまで及んでいるとは〉
・夕食以降翌日の手術〈午後1時開始〉まで食べられず、口にするものは経口補水液のみ
・午後9時に消灯〈翌朝の6時まで〉

◇入院2日目

・午前11時頃点滴を付ける
〈点滴は翌日の昼まで付けっぱなしでした〉
〈トイレにも付けたまま行ってました〉
・正午に妻と面会
・その後しばらくして手術室に移動
〈逃げるところがあれば逃げたい気分でしたな〉
・手術台に乗って仰向けになると、麻酔医が私の顔を見て「麻酔を始めます … 」と
〈覚えているのはそこまで … その後は ” 無の世界 ”  … 痛くも何とも感じない世界でした〉
・「手術が終わりましたよ」の声で目が覚める
〈執刀医のにっこりした顔が … 「アリガトウゴザイマシタ … 」とやっとこさお礼を言う有様 … そして廊下に運び出されると妻の安心したような顔が … 〉
・病室に戻ったのは午後3時頃で、その後3時間はとにかく安静
〈残尿感がある旨看護師に伝えるとその対応策が施される〉
〈今回の手術で最も苦しかった時間帯です〉
・午後6時過ぎにようやくトイレに行くことができ、ほんのちょっぴり楽になりました
〈結局尿はほとんど出ず … 今思うと、ガスが溜まって腹が張っていたんですな〉
・点滴と心電図モニターを付けたまま、1時間半置きぐらいにトイレに通い、日が変わる頃にようやく落ち着きました
心電図モニターは翌朝に外しました〉

◇入院3日目

・朝の7時半に粥食がでる
〈久しぶりの食事 … 手術日は経口補水液と点滴だけで栄養をとっていましたからな〉
・リハビリ〈腱伸ばし、スクワットなど〉を受ける
・正午近くに点滴から解放され、術衣を脱いで病衣に着替え、自由に動き回れるようになる
・昼食から普通食に
・体温、血圧、手術痕等、とくに問題がなく、担当医から退院の話が
〈翌日退院する旨伝える〉

◇入院4日目
・朝食後ベッド周辺をきれいにし、退院する準備に取りかかる。
・担当の看護師にあいさつし、1階に降りる。
〈病室は5階でした〉
・迎えに来た妻から医療費を受け取り、会計窓口で精算。
・玄関にいる職員のみなさんにお礼を言い、退院〈午前10時頃〉と相成りました。

 

あっという間の4日間でした。

下腹部を縫ったので腹筋が思うように使えず、とくにベッドの上り下りには苦労しました。

有料のテレビがあったけど、まったく見る気がなく〈魅力のない番組が多過ぎますな〉、自由になる時間はほとんど本を読んでいました。

おかげさまで2冊半読めましたわ。

ただ、ベッド上で中途半端な格好でずっと読んでいたせいか、腰が痛い。
縫った下腹部より痛いくらいで困っています。
まあ、しばらくすると普段通りになると思っていますが … 。

 

ヘルニアが解消され、ホントにうれしい。

担当医の先生をはじめ、手術及び手術に関連して携わったスタッフのみなさんに心より感謝しております。

ありがとうございました。

ブログ記事はしばらくお休みです

いい天気になりました〈木立を南東方面から撮ったものです〉   2024 1.17 9:00AM

この季節には珍しく、いい天気になりました。(右写真)

いよいよ明日が入院日となりました。

順調にことが運べば、4日の入院で済みます。
〈もちろんそう願っています〉

しばし木立ともお別れですな。

 

歯医者さんでの口腔ケア、保険会社への連絡、病院に提出する書類の記入、入院費の準備 … 等、入院のための準備を一通り終えました。

※ 下着、タオル、歯ブラシ、スリッパ … など、日用品の類のものは、病院に出入りしている業者さんにお願いしました。
〈それほど高くない金額で買ったりレンタルしたりできます〉
〈妻の負担をできるだけ軽減したいですな〉

 

で、今〈午後1時25分〉このブログ記事を書いています。

いつもなら前日に下書きしたものを翌日に投稿しているのですが、今回に限り、下書きを終えた時点で投稿いたします。

よってこのブログ記事は1.17付となり、本日2本目の投稿記事となります。

 

投稿後帰宅し〈普段は6時半頃なのですが、今日は3時過ぎになりそうですな〉、入院準備の最後のチェックをしたいと思っています。

何しろ物心がついてからの手術・入院生活は初めて。

何はともあれ、

木立の手入れ作業が存分にできる体になって戻ってくるつもりでおります。

 

… ブログ記事はしばらくお休みです …

日が長くなりました

日が長くなりました            2024 1.16 4:45PM 木立前で

・口腔内の細菌が繁殖し、気管へ侵入することで、術後肺炎を起こしやすくなります。
・口腔内の粘膜や歯周組織が血管とつながっているため、重度の免疫力が低下した場合、細菌が血液中に侵入し、他臓器や全身感染となる敗血症を起こしやすくなります。
・歯周病などでぐらぐら動いている歯は、全身麻酔の際に脱臼や脱落の危険性があります … …

 

と書かれたプリントを、手術を受ける予定の病院からいただきました。

全身麻酔にて手術を受ける人全員に配布されているようですが、まるで私のために書かれたような内容ですな。

 

で、今日の午後、口腔ケアのために行きつけの歯医者さんに行ってきました。

歯垢を取り、歯と歯の間を隈なく掃除し、歯に詰めてあったセメントがぐらついていたようで、それもしっかり治していただきました。

優に1時間を超える時間がかかりました。

これで口腔内に関しては、万全の準備ができました。

 

歯医者さんから木立に戻ると、すでに4時を過ぎていました。

すぐに防寒対策をして自宅に走りました。

そう、ケンタ君〈飼い犬〉の散歩です。

いつものコースを回り、餌をやったり水を取りかえたりして木立に戻ると、5時少し前。

地震の後片付けや手術の準備で右往左往しているうちに、日が長くなりました。(右上写真)

また雪が

また雪が 2024 1.15 3:00PM

午前に〈ヘルニアの〉手術を受ける予定の総合病院に行ってきました。

手術前・手術後のリハビリについてのお話を聞くためです。

※ 開腹手術なので、術後、呼吸が浅くなって痰がうまく出せなくなり、そのことが肺炎を引き起こす場合もあるとか … 等、お話を聞くだけでなく、腹式呼吸の練習もしました。
要は術後にスムーズに回復するよう、事前に家で練習しておこうということですな。
〈病院では術後にリハビリ専門の方が付いてくださるとのことでした〉

 

手術の話はこれくらいにして、病院の待合所で耳にした会話を。
〈盗み聞きしたわけではありません〉
今回の地震で避難所に生活している2人の高齢の女性の会話から。

「あんた、壊れた家の後始末は進んどるんか?」

「進んどるもなんもないわ。 … 家に戻ったってトイレ一つできんのや。 … そんなんで後片付けのしようがないやろ。 … とにかく断水が復旧するまで待つしかないわ … 。」

「いっしょやな … 。」

 

寺の前で出会ったときの集落の人と私の会話です。


「あんたんとこ地震の被害どうやった?」

集落の人
「何とか片付け終わったとこ〈ところ〉や。 … で、今から墓が倒れとらんか見に行くとこ〈ところ〉や。 … 倒れとらんとええがのお … 。」

 

午後になってまた雪が降り始めましたわ。(右上写真)