定年退職後の3年間を振り返って 4

いずれは切株を抜くようなこともあろうかと重機の初心者コースを受講しました

前回は、居場所を快適にしたことについて話をしました。

それ以外に、定年退職後すぐに実行したことに、重機を扱うための初心者コースの受講があります。

ショベルカーやブルドーザー等の基本的な扱い方の講習といった方がわかりやすいでしょうか。

何しろ木立には切株やでこぼこな箇所が至るところにありましたので、重機を自分で扱った方が安くつくかな考え、受講することにしました。(右上写真)

自宅近くに講習所はなく、しかも5日連続講習を受ける必要がありましたので、泊りがけで受講しました。

受講料、宿泊飲食費等を合わせて15万円ほどかかりました。

重機を扱うのはまったく初めてでしたので、一日でも若いうちにと思い、退職してから2週間後に受講しました。

※ 勤めている頃は、5日も続けて職場を空けることはできませんでしたので、定年後に受講したという次第です。
受講に限らず、何でも、一日でも早く着手した方がいいですね。
意欲、関心、体力、頭の回転 … 等、いずれも日毎に衰えますので。
ちなみに、今までのところ重機を扱っていません。

 

で、定年直後は、しばらく重機を扱う講習会や小屋づくり等で時を過ごしていたのですが、

3か月を過ぎた頃から倦怠感を抱くようになりました。

誰に指図をされるわけでもなく、ノルマもなくマイペースで思いのままに作業をしていたはずなのに … 。

読書をしていたときに、そのわけがわかりました。

読書をしても、そこから得た自分なりの思いを伝える機会がないのです。

作業にしてもそうです。

作業をすることを通して得たコツのようなものを、みんなで共有する機会がないのです。

ほとんど一人でいますので、そうなるのは致し方ないことなのですが … 。

で、虚しさが、ますます募っていきました。

… みんなと共有できる方法はないやろか? …

安価〈年間1万円ほど〉でできる方法があることを知りました。
〈無料でできる方法もあるようです〉

ブログ記事を書いて発信することです。

ネットでいろいろ調べ、サーバーさんと契約を結び、サイトを立ち上げました。
〈私の場合、立ち上げるまでにけっこう時間がかかりました〉

定年後3か月余り経ってから、ブログをはじめました。

学校や会社などの組織に属さず、フリーの身で時を過ごしていましたので、ブログのタイトルを ” 無所属の時間 ” としました。

記事の主な内容は、その ” 無所属の時間をどのように過ごしたか  です。

それからは、毎日のように500字余りの字数でブログ記事を発信してきました。
〈倦怠感も虚しさも解消しました〉

これからもブログ記事を発信し続け、

一定年退職者の日々の活動や思いをみなさんにお伝えしていきたいと思っています。

なお、ブログ記事に載せたものが、ほんの少しでもみなさんの生活の足しになれば、望外の幸いです。

おくびが収まったかなと思ったら太陽が

おくびが収まったかなと思ったら、太陽がかなり西に傾いていました。

先日、親戚からおもちをもらいました。

市販の〈茹でて砂糖の入っている〉小豆といっしょに煮て、昼食代わりに食べました。

… おいしい! …

腹いっぱい食べました。

食べ終わると、小石の混じった土をふるいにかける作業に取りかかりました。
〈小石を取り除いた土はサツマイモ畑に使う予定〉

で、はじめの30分ほどはそれほどではなかったのですが、

だんだん胸やけがひどくなり、おくびが頻繁に出るようになりました。

まず、スコップで小石の混じった土を掬ってふるいに入れるときにおくび … 、
次に、ふるいを振っているときにおくび … 、
最後に、ふるいに残った小石を一輪車に入れるときにおくび … 、

というふうに、おくびの連続です。

あまりにひどく、体が持ちそうでなかったので、負担の少ない作業〈農具の整頓〉に切り替えました。

それから1時間ほど経ったでしょうか、体が少し楽になりましたので、元の作業に戻りました。

おくびの回数も徐々に少なくなり、完全に収まったかなと思ったら、太陽がかなり西に傾いていました。(右上写真)

結局、作業を完了させることができず、2割方残ってしまいました。

食べ過ぎを痛感した次第です。

ブログ記事を書いている今も、胃の調子がおかしな具合 … 。

夕食を控えめにします。

… 体が一番ですな! …

毎日むらなくよい体調で作業をしたい

先日引っこ抜いた切株,晴天が続けば乾いてくれるのですが

やや強めの南風。

晴天で、最高気温16℃。

低湿度。

午前中、瓦礫運びをしました。

一昨日も運んだのですが、まだ、半分残っていましたので、その続きをしました。

ふるいにかけた後、一輪車で15往復ほどすると、正午になりました。

昼食を食べ終わると、先日引っこ抜いて放置したままになっていた切株の整理をしました。

雨に叩かれたせいか、切株にこびりついていた土がけっこう落ちていました。

落ちなかった土は、バールで擦ったり叩いたりして落としました。

プレハブ前の日当たりのよいところに並べました。(右上写真)

晴天が続けばはやく乾いてくれるのですが … 。

ある程度乾いた時点で焼却します。

で、切株を整理すると、今度は、サツマイモ畑に入れる土の準備をしました。

木立前の出っ張った部分の土を畑に入れますので、そこをツルハシで削っていきました。

今日は、朝からかなり腰を使いましたので、早めに〈午後4時40分頃〉作業を止めました。

そして、時折腰をさすりながら、木立をゆっくり歩いてひと回りしました。

※ 腰を酷使したような日は、よくそのようにします。
スポーツでいう整理運動のつもりでしています。
… 毎日むらなくよい体調で作業ができることを願っています …

 

心地よい疲れです。

やわらかな春の陽光の下、気持ちよく作業ができました。

お1人様1個限りのティッシュから

お1人様1個限りのティッシュ

風邪は治ったけど、鼻水が … 。

で、ティッシュの消耗が激しく、お店に買いに行きました。

棚には、ティッシュやトイレットペーパーなどが並んでいるのですが、 ” ペーパー類についてはお1人様1個限り … … ” との貼り紙がありました。

新型コロナウィルス感染症 … 、いつまで続くのやら … 。

ティッシュが買える買えないで一喜一憂している私ですが、

世の中では、株価暴落、観光客激減、外食苦戦長期化、某航空会社客室乗務員5,000人一時帰休 … 等、深刻な経済問題に発展しているようです。

決して他人事ではありません。

株価が暴落したままということになると、年金額が減ることも考えられます。

ティッシュがお店に山積みになっていても、買うお金がないのでは話になりません。

また、子どもたちのことも心配です。

いくら一人立ちをして努力をしていても、それだけではどうにもならない壁が立ちはだかることもあります。 

まさに今回のパンデミックがそうです。

親が子どもを思うのは、世の常。

… で、今、私ができることは? …

自給自足及び質素を旨とし、現金支出を抑えて万が一のためにできるだけ蓄える。

自由な時間を切り売りすることも視野に … 。
〈となると、” 無所属の時間 ” でなくなるかも〉

お1人様1個限りのティッシュから、考えること多々ありました。

草庵で文に親しんで一日を過ごすつもりが

ちょうどおもしろいところを読んでいると、町会長さんが …

プレハブを揺するほどの強い北風。

時折舞い散る小雪。

最高気温は6℃とのこと。

冬へ逆戻りです。

風邪が完治していなく、今日は一日、プレハブ内で読書をするつもりでいました。

※ おかげさまで、何が無くても、今のところ、自由になる時間と薪だけはふんだんにあります。
〈ありがたいことです!〉

 

ここしばらくは西行関連の本を読んでいるのですが、 ” 草庵 ” という言葉がよく出てきます。
〈【草庵】:草ぶきのいおり。粗末な家 … 広辞苑第六版より〉

そのたびに、

「当時の ” 草庵 ” は、さしずめ今自分がいる ” 中古のプレハブ ” になるのかな」

と、思ってしまうのです。

まるで、” 出家者気分 ” です。

そして、今日もそのような気分に浸りながら、【西行花伝〈菊版〉:辻邦生著】を読んでいました。

P390~391で、これはと思う箇所に赤線を引きながら一人悦に入っていると(右上写真) … 、

「おはようございます。 … 〇〇さん、おるかねー 。」

という元気な声と同時に、プレハブのドアーが開けられました。

「この町会費納入通知を至急訂正してほしいんだけどー … … 。」

と、いうことでした。

草庵で文に親しんで一日を過ごすつもりが … 。

納入通知の訂正が終わったのは、午後2時過ぎでした。

思うようにいきませんな。