火の取り扱いには細心の注意を

傾いた煙突

3日ほど続いた強風も、今朝方ようやく収まりました。

その風で、薪ストーブの煙突もかなり傾きました。(右写真)

飛んでいったり、折れたりしなくてよかったです。

※ シーズン前に一度チェックをしたのですが、煙突を固定する金具が緩んでしまったようですな。

 

3週間ほど前に、近くで薪ストーブが原因の火事がありました。

※ 煙突掃除を怠っていたのか、煙突に籠った熱が壁に伝って火事になったらしい。
薪ストーブ及び煙突の取り付けは、すべて専門の業者さんがしたと聞きました。
〈ちなみに私の場合は、すべて自前。〉

で、それ以降、親戚や知人から、

「おまえんとこ大丈夫やろな。気ぃ付けいや … … 。」

というようなことを言われています。

 

以前は、風で少々煙突が傾いても、煙突が外れていたり折れたりしていなければあまり気になりませんでした。

が、その火事以後、薪ストーブにいつもと違う様子が見られると、些細なことでもていねいにチェックしています。

 

退職後の冬の生活は、薪ストーブで成り立っていると言っても過言ではありません。

お金で換算すると、ひと冬で20万円近くの暖房費が浮くんですからな。

それがあるから、つまり暖房費がタダ同然だから、暖かいところで心置きなくBDを視聴したり本を読んだりすることができるんですわ。

 

そのためにも火の取り扱いには細心の注意を払っていかないと。

ついそこまで冬が来ているよう

コンパネに角材を打ち付けました

9月下旬に薪棚の後ろの上部を単管で2段に分けました。

※ そのときの様子については、9.25付ブログ記事『薪棚の後ろの上部を2段にする』をご覧ください。

 

で、仕切りの単管の上に板を置き、その上に藁、バケツ、ネットなどを載せてありました。

が、ただ板を置いただけなので、板の上に載せてある物を取り出したり戻したりするときに板がずれてしまい、板の上に載せてある物が板もろとも落ちてしまうことがよくありました。

そのたびに板やその上に載せてあった物を拾い上げて置き直していました。

 

今までなら地面の乾いている日が多かったので、落ちても板や物が濡れることはほとんどありませんんでした。

でも、これから来年の春まではそんなわけにはいきません。

私の住んでいるところ〈日本海側〉では、乾いている地面が懐かしくなるほどに雨や雪の日がが続きます。

 

予報によると明日の午前中まで好天で、その後は寒い日や荒れた日が続くとのこと。

で、慌てて板に角材を打ち付け、ずれ落ちないようにした次第です。(右上写真)

4時間ほどかかったけれど、もう、ずれ落ちる心配なし!

 

私が板に角材を打ち付けているとき、隣家の主は温州みかんに雪囲いをしていました。

妻はすでにタイヤ交換を済ませたとのこと。

… 暖冬 … 暖冬 … と言われながらも、ついそこまで冬が来ているようですな。

爆音が聞こえなくなるまで

友人からもらった柿

昼食後、イチゴ畑を整理していたときでした。

爆音を響かせてでかいバイク〈ヤマハ1300〉が近づいて来ました。

木立前に止まり、ごついヘルメットを脱ぐと、何と友人でした。

 

「久しぶりやのお。元気やったか。 … 畑に柿が生っとたし、持ってきたんや。 … 明日都会のほうへ戻るけど、次に帰る〈帰省する〉のは11月の下旬になりそうんなんや。で、そん〈その〉ときまで〈捥がないで〉置いといたら、カラスに食べられてしもうわ … 。」

「いつもありがとう。 … 家の手入れは進んだか?」

※ 彼〈友人〉は都会に住んでいて、田舎にある実家は空き家同然。
で、定期的に帰省し、家の手入れをしています。
そして、時間に余裕があれば、今日のように寄ってくれます。

「ボチボチや。 … ところで、おまえテレビに出たんやて?」

「何で知っとるんや。」

「〈田舎の〉近所の者が言うとったんや。 … 一躍有名人やのお。」

「ホントに恥ずかしいわ。」

 

あれこれ1時間ほど話したでしょうか。

〈彼は時計を見ながら〉
「あれっ、もうこんな時間か。お茶を一杯だけ飲むつもりで寄ったんやったけど。 … 仕事のじゃまをしてしもうたのお。 … ほんなら、11月の下旬にまた寄らしてもろうわ。」

と言い、帰って行きました。

 

彼の姿が見えなくなっても、爆音が聞こえなくなるまでずっと見送っていました。

血のつながりの強さを改めて意識する

草むしりが終了

イチゴの苗づくりも終わり、いよいよ畑の準備ということで、草むしりをしました。

午後3時頃に終わり(右写真)、後片付けをしようとしていると、知人が訪ねて来ました。

 

「あんたこの前テレビに出たやろ。 … ここの木立、ホントにきれいに映っとったわ。」

※ 私がテレビに出たことについては、前々回のブログ記事『すでに放映内容を知っていたアサガオかな』をご覧ください。

「ああ、見たんですか。」

「そうや。録画もしたわ。」

他、テレビの内容についての感想なども話してくれました。

で、最後に

「かつてのあんたを知っとる〇〇もそのテレビを見たらしく、 ” えらい歳とったなあ ” て言うとったわ。」

と言いました。

 

〈残念ながら〉同感です。

実はテレビに映っている自分の姿を見たとき、3つ年上の兄を見ているような感じがしたのです。

話すときの表情、しぐさ、抑揚などが恐ろしいほど似ていました。

他人だけ歳をとっているんではなく自分もいっしょに歳をとっているんだ、ということをつくづく実感しました。

もう一つ。

自分が歩いているときの後ろ姿が、息子のそれに重なって見えました。
〈腰の具合が悪いような歩き方なのです〉

 

今回のテレビ放映は、単に木立の様子をみなさんに紹介しただけではなく、

私にとっては、 ” 血のつながりの強さ ” というものを改めて意識するところとなりました。

とにかく体に気ぃつけいや

畔草を刈り終わりました

集落にある農業法人から田んぼの畦草刈りを頼まれました。

その田んぼというのは木立のすぐそばにあり、約80m、60m、50mの畔に囲まれた三角形に近い形をした田んぼです。(右写真参照)

昨年までは米を作っていたのですが、今年は野菜畑に替え、8月に入るまでカボチャを作っていました。

で、今、新たに野菜を植えるために畑の整備をしている最中です。

 

草刈りは、9月10日までに終えるように頼まれていました。

まだ〈昨日:9月1日時点で〉10日ほど余裕がありましたが、早いほうがいいと思い、昨日、今日と力を振り絞って畔草を刈り終わりました。(右上写真)

午後、冷房の効いたプレハブ内で休んでいると、トラクターらしきエンジン音が近づいてきて〈畔草を刈り終わった〉畑あたりで止まりました。

 

外に出ると、農業法人が所有するトラクターに集落の男が乗っていました。

「おお、〇〇さん〈私のこと〉、暑い中、よう刈ってくれたわ。ありがとう。 … 予定より早う刈ってくれたんで、こっちも早う作業が始められるわ … 。」
と言うや否や、畑に入って行きました。

今日は日曜日〈農業法人も休業日のはず〉、しかも周りの田畑に人影一つない残暑厳しい中、トラクターのエンジン音を響かせて畝づくりを始めました。

 

「とにかく体に気ぃつけいや。」

と見守る彼より2つ年上のじいさんでした。