私もそろそろ整理を始めないと

5月下旬にもかかわらず薪ストーブを焚いて   〈プレハブにて〉

正午少し前から雨が降り出しました。

気温も低いので、5月下旬にもかかわらず薪ストーブを焚きました。(右写真)

昼食でお腹が膨れ、おまけに温かいとなれば … そう、しっかりと眠ってしまいましたわ。

 

目が覚めて窓外の雨の景色を見ていると、朝訪ねて来た知人と話したことが思い出されました。

 

窓外の景色を眺めながら、彼〈知人〉が、
「ホントにきれいな木立になったわ。 … いずれはあんたのお子さんが引き継ぐんやなあ … 。」
と。

「いや、そんなことわからん。 … こんな面倒なもん〈もの〉いらんわ、と言われたらそれまでや。 …  ” 負 ” 動産になる可能性も十分あり得るわ。」

「そんでも、あんたの場合、お子さんがおるし、ある程度の期待ができる。 … 俺は、結婚もしとらんで子どももおらんし、全部が” 負 ” 動産みたいなもんや。 … で、最近整理を始めたんやけど … 。」

 

手入れに莫大な手数がかかり〈私のブログ記事をご覧になればお分かりになると思います〉、しかもお金にならないような土地を子どもが欲しがるだろうか。

昨年の大地震でひどく損傷した家屋もまた然り。
〈家屋については私たち夫婦の代で終わりと思っています。〉
〈で、解体費用は残していくつもりでおります。〉

 

私も、そろそろ整理を始めないと。

しばらくは様子見ですな

早朝に野焼きをしていると           〈写真右下に5時27分と表示されていますが、実際は6時半頃に撮った写真です。〉

早朝に野焼きをしていると(右写真)、カラスが飛んで来て近くの電線に留まりました。

鳴いて威嚇するわけでもなく、ただ留まっているだけのようですが … 。

 

実は、最近カラスの仕業と思われるようなことが三度立て続けにあったのです。

具体的には、

① 10日ほど前に、小さなヘビの死骸が木立前の道路脇にありました。
※ 登校時の子どもたちの叫び声でわかった次第です。
② 一週間ほど前に、イチゴ畑に糞が落としてありました。
③ 5日ほど前に、これまた木立にある切株の上に小さなヘビの死骸が置いてありました。
※ 道路脇と切株の上の2箇所にヘビの死骸があるのです。

ということになるのですが … 。

 

そのことを知人と妻に話すと、

「 … カラスに嫌がらせをしたやろ。 … カラスは賢いし、それを覚えていてあんたに仕返しをしたんや … 。」

と、同じような答が返ってきました。

 

そんなことするはずがないでしょうが。

… … … ひょっとして野焼きの煙かも。

この頃焼却場近くでよくカラスを見かけるんですわ。

巣がある可能性大。

最近しょっちゅう野焼きをしているので、その煙で私が嫌がらせをしているとでも思っているのかもしれません。

… しばらくは様子見ですな。

食べたくなりますわな

4m近くにまで成長したスモモの木

畑の草むしりをしていると、木立前で自転車が止まりました。

降りてきたのは高齢らしき男の人 … 。

よく見ると、数年前にスモモの苗木をくださった方でした。

 

「 … お元気そうで何よりです。」

「ああ、あんたもな。 … 今年はわしんとこのスモモの花がよう咲いたし、あんたんとこはどんな具合か見に来たんやわ。」

〈スモモの木のあるところまで案内して〉
「おかげさまでこんなに大きくなりました。(右上写真) … 数年前に苗木をいただいたときは、ワゴン車に積めるほどでしたのに〈2021 11.1付ブログ記事『スモモの樹を植えました』に掲載の写真参照〉。 … 今年は、私のところもたくさんの白い花が咲き、今では薄緑色の小さな実となっています。」

「そうか、そりゃ、よかった。 … だいたい6月下旬が収穫どきや。 … ひと月後が楽しみやな … 。」

と、うれしそうに帰って行かれました。

 

モモ・クリ3年とはよく言ったもので、苗木を植えてから3年目の昨年には100個ほどの実を付けました。

今年はというと、もう数え切れないくらいの実を付けていますわ。

ただ、4m近くの高さまで成長してしまい、ネットの施しようがなく … 。

※ 昨年は、半分をヒヨドリさんに食べられました。

 

成熟した実は、赤くて柔らかそうで見るからにおいしそう。

食べたくなりますわな。

寂しいというより虚しい

採り立てのワカメ

トウモロコシとインゲン豆の種をポットに植え終わり、後片付けをしていると、知人が訪ねて来ました。

ふたを被せた青いポリバケツを手に持って。

私の前まで来てそのふたを取り外しました。

磯の香りが漂ってきました。

「今、実家から帰って来たとこ〈ろ〉や。〈実家の〉近くの海で採ったワカメを持ってきたわ。 … 水洗いして湯掻いたら青〈く〉なるし、あとは好きなようにして食べたらええわ。」

「ありがとう。晩飯の最高のおかずになりそうや。」

※ 彼〈知人〉は漁業権を有しています。〈念のため〉

 

彼が生まれ育ったのは、能登半島北部の海辺近く。

昨年の元日の大地震と秋の大雨で実家〈空家でした〉が傾いてしまい、先日解体し終わったとのこと。

今や残っているのは、更地になった宅地と墓、そして、わずかな田畑と山林 … 。

今日は、墓を見に行った帰りに私のところに寄ったらしい。

 

「〇〇さん〈知人のこと〉、たとえ住むつもりはなかったとはいえ、生まれ育った家がなくなると寂しいでしょう。」

「 … うーん、どう言ったらいいか。 … 今日行ったときは海からの風がえらい強うて、今までなら家があってそれを遮ってくれたんやけど、もう遮ってくれるものは何にもなかったんや。風に吹かれるままに突っ立ってただ海を眺めとるだけやった。 … 寂しいというより虚しいといった感じやったかのおー。」

お金に代えられない喜び

サツマイモの苗を植える

午前中に
・サツマイモ50株
(右写真)
・ミニトマト18株
・ピーマン4株
・パプリカ4株
・トウガラシ2株
の苗を植え、
午後に
・カボチャ6株
を植えました。

 

植えたカボチャにちょうど水をかけ終わったときでした。

集落の男がやって来ました。

「お疲れさん。 … あんた、今度の土曜日〈時間が〉空いとるか。」

「今んとこ何もないけど。」

「よかった。 … 水路脇の草刈りをするもん〈者〉が足りんのや。手伝ってくれんかのお。少々の雨が降ってもするつもりやけど … 。」

「わかった。」

 

〈木立前の畑を見回しながら〉
「けっこう植えたのお。それにイチゴのネットもええのになっとる。 … 〈サツマイモ畑に目を止め〉サツマイモやけど、間隔が狭ないか?」

「よう見とったわ。ホントに狭いんや。 … ふつうは30㎝間隔で植えるんやけど、今回は25㎝間隔で植えたんやわ。 … 畝の長さが7mちょっとや思うて50本の苗を買うたんやけど、実際は6mしかなかったんや。 … 苗が余ったらもったいないし … で、全部植えられるようにと詰めて植えたんや。 … … 最近肥料や苗の値段も高なったし、下手に野菜をつくるより買うた方が安つくかもしれんな。」

「たいていの人がそう思うとると思うわ。 … そやけど、野菜づくりにはお金に代えられん喜びがあるんと違うか。」