レモンティーで夏バテを癒そうか

あれっ、いつの間にかレモンの実が …

午後にスコールのような雨が。

そんな中、久しぶりに知人が訪ねて来ました。

「こんな雨やし、あんたも休んどるかと思うて遊びに来たわ。」

「降っとても降っとらんでも、最近は夏バテ気味で休んでばかりや。まあ、入れや。」

 

「11月のスポーツイベントやけど、準備の方は進んどるんかいな。」

「ああ、やっとるつもりなんやけど、何しろこの暑さや。なかなか捗らんでな。」

「そんでも、あんた、手弁当でようやっとるわ。 … わしなんか見てみいや。木立に籠って世捨て人同然の生活や。」

「好きでやっとるんならそんでええんではないか。 … わしだってそうや。ボランティアやっとる言う人もおるけど、そんなつもりはまったくないわ。好きでやっとるんやわ。 … ただ、この暑さ何とかならんかのお。とくに湿気や。湿気がなければ、少々暑ても耐えられるんやけど … 。」

… … … と、2時間余り話したでしょうか。

 

今日訪れた知人も、2日前に訪れた集落の男も、そして私も、みんな夏バテ気味のようですな。

そうそう、今朝木立を歩いているときにレモンの実が生っていることに気づきました。(右上写真)

4年前の秋に苗木を植えたのですが、初めて実をつけました。

3個ありました。

 

いいことを思いつきました。

… 木立の休憩所でレモンティーをつくり、みんなで夏バテを癒そうかと …

自分の思うような道を歩んで行かないと

稲を刈り取った後の田んぼ

午後になると、雨も上がった。

外に出て、稲を刈り取った後の田んぼ(右写真)を眺めていると、集落の男が訪ねて来た。

彼は私より5歳ほど年下で、定年退職後3年ほどアルバイトをしていたが、現在は野良仕事のみ。

 

「とくに用事もないんやけど、話したくなったんで来たんです。」

「大歓迎や。ここじゃ何だし、〈プレハブの〉中に入ろうか。」

 

「〇〇さん〈私のこと〉、木立前を通るとたいてい草刈りをしとるけど、暑くないんですか。」

「そりゃー暑いわ。 … で、2時間ほど作業したら、自宅に戻って水風呂に浸かっとるんや。昼は冷房の効いたとこ〈ろ〉で休んで、4時過ぎから夕方まで作業をして帰宅するというパターンや。」

「それでも、ようやっとりますわ。 … わしゃ、〇〇さんより幾つか若いけど、今年の夏はもうバテバテ。先日までやっとこさ息をしてましたわ。最近ほんの少し涼しなったんで、ようやく動こうという気になったんです。」

… という具合に、1時間ほど世間話をしただろうか。

 

彼の話す内容は、過去や他人のことはほとんどなく、主にこれから先の人生を如何に過ごしていくかということ。

聞いていると前向きな気持ちになって後味もいい。

平均的に考えると、彼も私も健康寿命は10年に満たない。
〈私の場合はあと3~4年〉

ここまで来たなら、自分の思うよな道を歩んで行かないと。

米が足りない一番の原因は縁故米?

木立近くの田んぼの稲

昨日の夕方、木立近くの田んぼ(右写真)で久しぶりに集落の男を見た。

あいさつがてら声をかけると、いつの間にか1時間余り話すことになってしまった。

 

あれこれ近況を話しているうちに、話が米不足に及んだ。


「 … 米の値段が上がったのは米不足やったそうやけど、こんなにも情報網が張り巡らされた時代に何でわからんかったんや。」


「これはオレの個人的な考えなんやけど、一番の原因は縁故米やと思うとる。」


「 ” エンコマイ ” て何のことや。」


「農家がふつうの流通ルートを通さんとって、親戚や知り合いなどにタダでやったり安い値段で売ったりする米のことや。 … それがまたけっこうな量で、米全体の2割近くあるんやないかと言われとる。 … で、その米の生産者やけど大半は年寄りや。その人たちが体力の衰えでごそっと廃業しとるのが現状やと思うとる。 … そうなると、今までもろうとったり安価で買うとった人は、米屋やスーパーなどで買わんならんことになる。 … 結局供給量が変わってないのに需要量だけが増えたんで、値段が上がったというわけや。 … 農政に携わる人たちも、縁故米をしっかり把握できていないんやろなあ … 。」 

 

毎年秋になると、親戚から半俵〈30㎏〉のお米をもらっています。

” 縁故米 ” だったんですなあ。

今年はどうなるかな。

せめて盆踊りの時間帯だけでも晴れて

トウガンとカボチャをいただく

今〈午後2時半〉また雨が降り出しました。

夜中から断続的に降ってますわ。

断続的といっても、雨が止む間はせいぜいが20分程度。

あとはほとんど降りっぱなしという状態です。

 

雨の中、盆踊りの曲がプレハブまで響いてきます。

たぶん音響装置の試運転をしているのでしょう。

そう、今日は我が集落の夏祭りの日です。

先日届いたプログラムを見るに、4時に開会セレモニーとなっています。

現時点での降り方では、セレモニーは集落の集会所内で行われるでしょうな。

ほか、アトラクションゲームや子どもたちの太鼓披露なども、屋内ということになると思われます。

気になるのは、6時半に開始予定の盆踊り。

何回も練習を重ねて今日の盆踊りに臨まれる方もいらっしゃいます。

集会所内でも踊れないことはないのですが、外の方が、踊る人にとっても、見る人にとっても、断然いいですわな。

30分でいい、せめて盆踊りの時間帯だけでも晴れて欲しい!

 

話は変わりますが、先程自宅に戻ろうと車を運転していたら、車を止めるようにとの合図が … 。

集落の野菜づくり名人でした。

「あんた、この間、トウガンが無い言うとったな。」
というや否や、トウガンを持って来ました。

「カボチャはあるんか?」

「無いんです。」
と言うと、今度は2個のカボチャを持って来ました。(右上写真)

ホントに有難いことですわ。

一日も早く以前の生活に

ようやく日が差し始めました          2025 8.7 3:00PM 木立前で

ようやく雨が上がり、日が差し始めました。(右写真)

昨晩から今日の午前にかけてかなり降りましたわ。

一時、線状降水帯の予報も出ていたほどでしたが、集落の様子を見る限り、そこまでいかなかったようで、胸を撫で下ろしている次第です。

 

昨日の夕方近く、町会長さんと奥能登出身の知人と私の3人で話していたときでした。

町会長さん
「集落のため池の水が干上がる寸前なので心配しとるんやけど、池からあふれ出るほど降られてもこれまた心配や。最近の雨は降るか降らんかのどっちかやのお。 … ホントに困った。今晩は寝られんわ … 。」

知人
「昨年は、地震と大雨で実家が崩れてしもうた。 … 結局、家は公費解体したんやけど、残った宅地の除草と墓掃除は定期的に行っとるんや。 … 線状降水帯になったら、道路が寸断されて、またしばらく行けんのになるわ … 。」

と。

 

今のところ、近場に関しては、大きな被害はなかったように聞いています。

が、県全体やお隣の富山県はどうだったのか。

県内の離れたところに住んでいる親戚や富山県に住んでいる親戚からは何の連絡もないので、たぶん大丈夫だったと思っているのですが … 。

 

今回の大雨で被害に遭われた方々には、一日も早く以前の生活に戻られることを願うばかりです。