また雪が

また雪が 2024 1.15 3:00PM

午前に〈ヘルニアの〉手術を受ける予定の総合病院に行ってきました。

手術前・手術後のリハビリについてのお話を聞くためです。

※ 開腹手術なので、術後、呼吸が浅くなって痰がうまく出せなくなり、そのことが肺炎を引き起こす場合もあるとか … 等、お話を聞くだけでなく、腹式呼吸の練習もしました。
要は術後にスムーズに回復するよう、事前に家で練習しておこうということですな。
〈病院では術後にリハビリ専門の方が付いてくださるとのことでした〉

 

手術の話はこれくらいにして、病院の待合所で耳にした会話を。
〈盗み聞きしたわけではありません〉
今回の地震で避難所に生活している2人の高齢の女性の会話から。

「あんた、壊れた家の後始末は進んどるんか?」

「進んどるもなんもないわ。 … 家に戻ったってトイレ一つできんのや。 … そんなんで後片付けのしようがないやろ。 … とにかく断水が復旧するまで待つしかないわ … 。」

「いっしょやな … 。」

 

寺の前で出会ったときの集落の人と私の会話です。


「あんたんとこ地震の被害どうやった?」

集落の人
「何とか片付け終わったとこ〈ところ〉や。 … で、今から墓が倒れとらんか見に行くとこ〈ところ〉や。 … 倒れとらんとええがのお … 。」

 

午後になってまた雪が降り始めましたわ。(右上写真)

ヘルニアだって?

プレハブに隣接する作業兼物置小屋の整頓が終わりました

昨日に続き、工具、道具類の整頓をしました。

正午過ぎにようやく終わりました。(右写真)

小屋には薪ストーブと作業机を設置してありますので、どれだけ雪が降って寒くなっても、大きなものでない限り存分に作業ができます。

 

で、午前中、整頓のために小屋の中をあれこれと動き回ったのですが、下腹部の右側あたりが … … ぷっくり膨らんだようになって痛いのです。

思えば、かなり以前からそうだったような … 。
〈以前は今ほど顕著ではありませんでしたが…〉

寝ているときや座っているときは何ともないのですが、長時間立っていると痛くなってくるのです。

立ってきつい作業などをしていると、短時間でも痛くなるときがあります。

が、しばらく座ったり横になったりしていると治るのです。
〈夜、寝ているときは、まったく痛くありません。〉

 

近くに同級生が内科医をしているので、午後、診てもらいました。

「こりゃー、どーもワシが治すんと違〈ちご〉うみたいやなー。 … ヘルニアいうて、腸がはみ出とる感じや。 … 外科行かんとな。すぐに紹介状書くわ … 。」

ということで、紹介状をもらって帰って来ました。

 

明日、紹介された総合病院へ行ってきます。

後日、多分手術をすることになると思います。

とにかく早く正常な体になって、思い切り活動したいですな。

華やかな正月になりそう

今日いただいたハボタン

終日雨。

昼食後、薪ストーブの傍らで本を読んでいたのが、いつの間にか居眠りに … 。

 

ケータイで目が覚めました。

「大荒れの天気やけど、犬の散歩するんか?」

「はい、4時頃からします。」

「わしんとこのハウスの前に10本ほどのハボタン置いとくし、〈犬の散歩のために〉家に帰るときに、ハウスに寄って持ってってくれんかのお … 。」

「いつももろうてばっかりで、ありがとうございます。 … 寄って持って行きます。」

 

前の町会長さんからでした。

彼〈前の町会長さん〉は、7棟のハウスと広い畑を所有していて、ブドウ、野菜、花など手広く栽培しています。
〈現在新たに2棟のハウスを建設中〉

ブドウ、カブ、キャベツ … など、いつもいただいてばかり … 。

ほとんどが商品ですので、味は言うまでもありません。

この前いただいたサトイモなんかは、今までに食べたことがないような絶品でした。

今日いただいたハボタン(右上写真)も、正月用に出荷を予定している商品で、色、艶、形、大きさなど、完璧です。

 

雪国に住んでいると、冬に花を飾ることが如何せん少なくなります。

で、木立にあるマンリョウとナンテンの赤い実の付いた枝を折り、それを持ち帰って飾ろうかなと思っていた矢先でした。

いただいたハボタンを妻と両親に見せると、とても喜んでいました。

華やかな正月になりそうですな。

再び ” 人生に悔いがないように ”

カブ畑

震えながら木立を回っていると、何とこの寒いのに、木立近くのカブ畑(右写真)で、合羽姿の知人が作業をしているではありませんか。

 

「おはよう。寒い中お疲れさん。 … 別のもっと暖かい日にできんのかいな … 。」

「あんがと。 … まあ、誰から強制されたわけでもないし、好きでやっとるんです。 … 趣味といった方が当たっているかも … 。」

「それにしてもようやるわ。」

「こんなもん序の口です。 … 〈近くの山に目をやりながら〉昨日あそこの山の畑で仲間と仕事をしたんです。あそこにはヤギも飼うとります。 … 〇〇さん〈私のこと〉も知っとる思うけど、日本の食料自給率は4割を切っとるんです。 … 何をさておいても、生存に直結する食料は自前でやらんと … 。」

※ 彼〈知人:私より2歳年下〉は、かつて組織の一員として農業関係の仕事をしていました。
定年退職してからは、集落の農業法人の一員となり、その傍ら農業活性化、地域起こし等、手弁当同然で幅広く活動しています。

 

「〇〇さん〈私のこと〉も、好きで木立の手入れをしているように見えるけど。 失礼ですが、俺同様、全くお金にならないようにも見えます。 … まあ、好きなことをとことんやっていれば、彼岸からお呼びがかかったとしても、後悔は少ないでしょうね。」

 

昨日に続き、 ” 人生に悔いがないように ” でした。

人生に悔いが残るような気がして

午後、友人と久しぶりに話しました。 … プレハブ内で

午後、友人が久しぶりに訪ねて来ました。

申し合わせたように、この前訪ねてきた知人と同じようなことを言いました。

※ この前知人が言ったことについては、12.11付ブログ記事『2学期は通知簿の5段階評価でいうと5か』をご覧ください。

 

短くいうと、温州ミカンの雪囲いとキウイの棚を素人ながら上手につくったということになりますな。

もう一つ、40m余りに渡る丸太の土留めにも感心していました。

「あのでかい丸太〈長さ1,8m,径20㎝〉を何十本も、一人で運んで埋めたんか。 … いくら暇やいうても、ふつうはそんなことできんわ。立派、立派 … 。」

と。

彼とは小学校からの同級生の間柄で、お世辞を言うタイプでもないので、そのように言われて褒められた気分になりました。

3時間ほどプレハブで話したでしょうか、ホントに楽しい時間でした。(右上写真)

 

彼の現在の住居は都会にあります。

が、土をいじることが大好きなので、定期的に帰省して熱心に屋敷の手入れをしています。

彼曰く

「仕事に一区切りついたら、おまえ〈私のこと〉みたいに一日中自然に浸かっていたいわ。 … 歳をとってきたら〈彼も67歳〉、元々好きやった土いじりが無性にしたくなってきたんや。 … そうしないと、何か人生に悔いが残るような気がして … 。」 

 

同感ですな。