雪の日に『引き際』について考える

木立前が雪景色に 2022 12.18 10:40AM

〈午前〉10時過ぎからみぞれが雪に変わりました。(右写真)

本日の気温は2℃止まりとか。

薪ストーブを焚いてプレハブ内に籠ることに。

 

ネット動画を見ていると、成田悠輔氏〈経済学者:イェール大学助教授〉が、『引き際』の大切さについて話をなされていました。

「 … 日本が活性化できない理由の一つに、諸々の組織、団体等〈とくに政界と芸能界〉で高齢者が引退してくれないことがある。しがみつけるまでしがみついているというのは如何なものか。 …  『引き際』のモデルを示すのも一つの手なのに … 。」

といった内容でした。

 

… 同感 …

自分の『引き際』を思い起こしました。

真剣に『引き際』について考えたのは、定年退職1年前〈59歳時:今から7年前〉でした。

そのときの家庭の状況は、

・借金なしで蓄えが少々。
・大きな災害が起こらない限り
自宅は死ぬまで何とか持ちそう。
・子どもたちはすべて一人立ち。
・両親は健在。
・〈2歳年下の〉妻は現役で働いている。

… でした。

その一方で、ジャングル同然の木立〈ほぼ集落の中央に位置し、広さは0,5ha〉の手入れに追われていました。

で、『引き際』についてそれほど悩むことはありませんでした。

 

生活にお困りでないお歳を召したみなさん … 後進に道を譲ることをお考えになりませんか?

木立の杉葉が用水路を堰き止めている

今にも溢れんばかりの用水路 … その原因は?〈木立近くの用水路で〉

木立近くの用水路に溜まった杉葉 … とくに師走に入り、木枯らしが吹くようになってから多く見られるようになりました。

今朝木立回りをした後、何気なくそこに目をやると、

上流から流れてきたと思われる杉葉で堰き止められ、水が今にも溢れんばかりの状態 … 。(右上写真)

 

【上流から流れてきたと思われる杉葉】について

その大半は、最初は〈私の所有する〉木立の杉に付いていた葉でした。

それが木枯らしで木立前の用水路に吹き飛ばされ、その用水路を伝って流れ下ってきたのです。

右上写真の用水路は、木立前用水路から50mほど先になります。

※ 木立前用水路については、12.15付ブログ記事『いよいよ本格的な冬ですな』に掲載の写真を参照。

 

木立前用水路で掬い上げたつもりでも、掬い上げ切れなかった杉葉もけっこうあり、それが下流に行って流れを堰き止めてしまったんですな。

今日の夕方からまた大荒れの天気 … 水が溢れ出る前に杉葉を取り除かないと。

雪が積もると、取り除く作業すらできませんからな。

 

用水路は近くの農業法人の所有地の中を流れていますので、勝手に入るわけにもいかず、その管理者に入る旨連絡しました。

… 快諾 …

20mほどに渡り、けっこうな量の杉葉が詰まっていましたわ。

とにかくホッとしているところです。

いよいよ本格的な冬ですな

木立前の用水路が落ちた杉葉でいっぱい

夜半より家を揺らすほどの風が吹き始めました。

布団の中で、

「杉葉を全部片付けた矢先にまたか … 。」

と思いながら、うつらうつらしていると、飼い猫が寝室に入ってきました。

頭のそばを行ったり来たりするので眠れなく、布団から出ることに … 時計を見ると4時半。

寝室の暖房〈ファンヒーター〉を入れて部屋を出ようとしたけど、猫はついて来ずに暖房の前に … 。

※ この時期に猫が部屋にやって来るのは、たいてい寒いか餌が欲しいとき。
今朝はよほど寒かったんですな。

 

ということで、いつもより早く木立に着きました。

木立前道路が予想以上に吹き飛ばされた杉葉でいっぱい。

中には、1m近くもあるような枝の付いた落葉もちらほら … 。

とりあえず交通の妨げになるような大きなものを拾い集めました。

※ 通勤の車が往来する時間帯の前でよかったです。
飼い猫に感謝ですな。

 

プレハブに入り、ブログ記事を投稿した後、雨合羽、耳あての付いた帽子、長靴、ゴム手袋の出立ちで外に出ました。

木立前の用水路をせき止めるかのように溜まっていた杉葉を取り除きました。(右上写真)

それが終わると、道路に重なるように散乱していた杉葉を掻き集めました。

集めた落葉は一輪車7~8杯分。

暴風雨〈時折あられも〉の中での2時間弱の作業となりました。

 

いよいよ本格的な冬ですな。

ひと仕事終えるともう夕方

辺りは薄暗く … 木立前で

昨日のコロナワクチン接種のせいか、体が怠い。

横になって休みたいけど、その前にお寺の除草作業の世話人引継会のお知らせをつくらないと。

※ 集落のお寺では、例年門徒が集まり、境内周辺の除草作業をしています。
その世話をするのは門徒の若手です。
〈若手といっても大半が60~70代〉
昨年と今年は、1つ年上の人と私が世話人をしています。
世話人は2年続けてすることが慣例 … で、
来年から交代。
来年といっても、もうそこまで迫っています。
すぐにでも
引継会をしなければなりません。

 

午前中に引継会のお知らせの下書きを作成しました。

午後、
もう一人の世話人といっしょにお知らせの内容を吟味しました。

会場は近くの食堂にしたのですが、引継会の予定日に食堂が閉まっていることも考えられます。

2人で直接その食堂に出向き、その日に食堂が開いていることを確認しました。

帰って来るや否や、出席者分のお知らせを増刷しました。

※ 引継会には、次期世話人2人と今期世話人2人だけでなく、過去に世話人になった人及び将来世話人になる人も出席することになっています。

 

お知らせを配ってプレハブに戻ると、辺りはすでに薄暗く … 。

最近はひと仕事終えると、もう夕方って感じですな。(右上写真)

 

で、怠かった体はどうなったかって?

… いつの間にか治っていました …

やるべきことをやるとすっきりしますな

道路に散乱していた杉葉をようやく片付け終わりました

… 集落に宅地や田を持っているけれど、集落に住んでいない …

当集落では、そのような方たちにも、年末に町会費に類するお金を納めていただいております。

納入金額の多寡は宅地や田の面積によって決まり、町会費を超えることはありません。

※ このことについては、「固定資産税をしっかり納めているのに、その上にどうして集落にまで … 。」などの声が多々聞かれます。
が、環境保全の観点よりいただいております。
近隣の集落でも、同様のことがなされています。
当ブログ記事で度々お伝えしている『菜園』 … 他集落にありますので、当該集落に間3,000円を納めています。

 

そのような大事なお金の納付通知の作成をすっかり忘れていました。
〈集落の書記をしています〉

昨晩の町会長さんからの連絡で気づいた次第。

朝プレハブに入るや否やすぐに通知作成に取りかかりました。

対象者は40人余り … 何とか正午までに仕上げて町会長さん宅に届け、一件落着。

 

午後久しぶりに日が差しました。

連日の雨で道路は濡れていましたが、〈木立から飛んで来て〉散乱したままになっていた杉葉を片付けることに。

竹ぼうきで掃き集め〈掻き集めたと言った方が正確かな〉、一輪車に運んでようやく終わりました。(右上写真)

 

何事もやるべきことをやるとすっきりしますな。