野焼きに代わるよい方法はないものか

もういつでも野焼きができるのに … 積み上げた杉葉には濡れないようにブルーシートを被せてあります。

前回のブログ記事で、野焼きの準備が整ったことをお伝えしました。
〈前回ブログ記事参照〉

近く焼却する予定でいました。

が、集落よりお知らせがあり、
「 … 先日、近くで山火事がありました。 … … 野焼きは控えてください …」
と。

 

町会長さんの直々の放送でした。

… 野焼きは控えてください …

たしかにそのように聞こえました。

私の聞き間違いということもあり得ますので、後でその放送の内容を確認したいと思っています。

まぁ、それまでは野焼きはお預けということに。(右上写真)

 

野焼きが禁止になるとどうなるのか。

燃えるゴミとして出すことになるでしょうな。

少量ならゴミ袋に入れて出すこともできるんだけど、私のように大量の草木を扱う者は、そうもいきませんわな。
〈集落には、大量の草木を扱っている人がざらにいます。〉

結局、トラックに乗せて処分場に持って行くことになると思われます。

処分料、トラックの燃費、そして、処分場までの往復に半日と、お金も時間もけっこうかかります。

そうなると、田畑や山林など、責任を持って管理できない人も出てきますわ。

 

野焼きを好んでしている人はいません。

環境を少しでもよくしようという思いでしているのです。

野焼きに代わるよい方法はないものか。

公有地にあるヒサカキを伐採する

伐採したヒサカキ

先日木立に接する崖〈公有地〉の話をしました。
〈前々回ブログ記事参照〉

そこの端っこに、しぜんに生えてきたものと思われるヒサカキが植わっています。

 

7~8年前のこと。

そのヒサカキの周辺〈公有地〉の草刈りをしていたときでした。

近くに住んでいるおばあちゃんが、散歩がてら話しかけてきました。

「精が出るのお。おつかれさま。 … わしゃ、そこのヒサカキを折っていつも神棚に供えとるんや … 。」

と。

 

内心、そのヒサカキを伐採しようと思っていたところでした。

草刈りのたびに作業服が枝に引っかかり、また根元の草を刈るときには一々かがんでいたんですわ。

が、おばあちゃんの話を聞いて伐採を取り止めました。

 

先日崖の草木を取り除いていると、折よくそのおばあちゃんが手押し車を押しながら通りかかりました。

「すっきりきれいになったのお。」

「 … お元気そうで何よりです。 … 今でもあそこのヒサカキの葉っぱを採っているんですか … 。」

「見ての通り、今じゃ手押し車に頼ってやっとこさ歩いとる。 … ヒサカキの葉っぱを採れんなってしもうた。」

「実は草刈りをするときにヒサカキが妨げになって … 伐りたいのですが … 。」

「 … そうやったんか。 我がまま言うて悪かったのお。 すぐにでも伐ってくれいや。」

 

ということで、
ヒサカキ伐採と相成りました。(右上写真)

涅槃会に肝心の涅槃図がない

今日配られた涅槃団子

今日は集落の涅槃会の日。

※ 【涅槃会:ねはんえ】
旧暦2月15日〈新暦3月31日〉のお釈迦様の命日に行われる法要。
集落では、涅槃会のことを涅槃溝と言っています。
また、3月31日でなく、例年3月15日に行っています。
みなさん、宗派に関係なくお参りしているようです。

 

手伝いを頼まれたので、参加しました。

会場は山手にある小さなお堂なのですが、正午過ぎに行き、会場準備をしたり参加者に配る〈涅槃〉団子を小袋に分けたりしました。

準備万端、あとはお坊さんを待つのみとなったときにいきなり
「 … 肝心の涅槃図が掲げられてないではないか。」
と、集落の古老が … 。

※ 【涅槃図】 … お釈迦様の入滅を描いた仏教画

 

準備係一同焦りましたわ。

お堂を隈なく探すも見つからず。

そのうちにお坊さんがいらっしゃいました。

涅槃図に係る事情をお伝えし、しばらく待ってくださるようにお願いしました。
〈とにかく平謝り〉

 

準備係の一人が、集落の集会所に保管してあったのを見つけ出して持って来ました。

で、25分遅れで法要がスタート。

最後に涅槃団子が配られ、お開きと相成りました。

 

いただいた美しく鮮やかな5色の団子(右上写真)を見ているうちに、

涅槃図を掲げ忘れたという大失態が、お釈迦様の御心で許されたような気持になりました。

えっ、あまりに都合良過ぎるって?

はたしていつまでできるんやろか

隣接する崖〈公有地〉の草木を取り除く 〈はしごの長さは4,2m〉

木立に隣接する崖〈公有地〉の草木を取り除くことに。

崖の傾斜角は約50°。

最も高いところで5mほどになるでしょうか、約20mに渡っています。(右写真)

例年草木が伸び始めるこの時期に1回だけ取り除いています。

※ あとは年間5回前後、草刈機の届く範囲内〈1,5m高ぐらいまでかな〉で除草しています。
放置しておくと、草木が道路脇を蔽って交通の妨げになりますからな。
自分で言うのも何ですが、ボランティアでやっております。
私の集落ではごく当たり前。
役所だけに頼っていたんでは、いまや集落の環境が維持できないんですわ。

 

斜面の作業なんだけど、年々しんどくなってきましたわ。

とくにはしごに上ったときがきつい。

踏ん張りがきかないんですな。

3時間で何とか無事に作業を終えたんだけど、もう一日ぶんの仕事を終えたという感じ。

 

80歳近くの隣家の主の話ですが、
昨年彼の家の前の斜面に植わっていた見事なツツジをすべて取り除いてしまいました。

わけを聞くと、

「もう歳で膝が痛うて、法面〈のりめん:人工的な斜面のこと〉でのツツジの世話ができんようになってきたんや。放っとくとみすぼらしなってくるし、いっそのこと全部抜いてしもたんやわ … 。」

とのことでした。

 

崖の話に戻ります。

はたしていつまでできるんやろか。

骨を埋めるつもりで

今日の地元新聞の第1面

朝食を食べながらテレビを見ていると、

何と、知事が代わるんだと。

近くのコンビニで地元新聞(右写真)を買ってから木立に向かいました。
〈定期購読していませんので〉

 

新聞を読むに、現知事が落選した理由については、ありきたりのことしか書いてありませんでした。

ふと、2年前の元日の大地震の頃のことを思い出しました。

「 … 知事はこんな大事なときにこっち〈石川県〉におらんらしいわ。 … 家族もこっちに住んどらんいうことや。 … … こんなんじゃ、次の選挙入れられんのー〈投票できんのー〉 … 。」

というような声が、すでにちらほら。

で、復旧が遅々としていることも手伝い、今回の結果になったと思われるのですが。

 

私を含めてほとんどの者は、大地震があったからといって、諸々の事情もあり、そんな簡単に移住できません。
〈たとえどこへ逃れても、日本で地震のないところはないように思われますが〉

となると、今いるところで踏ん張るしかないんですわ。

現に残っているみなさんは、少しでも暮らしがよくなるように日々努力しています。

そして、最後は生まれ育ったふるさとに骨を埋めるつもりでいます。

 

新たな知事は、県庁所在地で市議、市長を長らく務め、実績ある地元密着型の人。

コンサルタント然とした人でなく、骨を埋めるつもりで寄り添ってくれる人が望まれているのです。