先日知人と話していると、空き家の除草のことが話題になりました。
彼〈知人〉曰く、
「わしんとこの近くに空き家があるんやけど、そこの屋敷から葛〈のつる〉がいっぱい道路にはみ出して来とるんや。で、はみ出した分はその都度切っとるんやけどきりがないし、いっそのこと庭に入って葛の根元を断ち切ろうと思うたんや。 … けど、親父が余計なことをするなって言うし … 。」
「難しい問題やのお。 … 近くにその空き家の親戚はおらんのかいな。 … まあ、おれば、つるが伸び放題になることもないわなあ。 … 一度町会長さんに相談してみればどうや … 。」
他人事ではありません。
私の場合は、空き家ならぬ空き地〈耕作放棄地と言った方が正確かも〉ですな。
自宅から離れたところに、かつては畑だった土地があるんですわ。
ほったらかしにしておくと草が伸び放題になり、彼の近くの空き家同様、近隣の人たちに迷惑をかけてしまいます。
で、年間5回草を刈っています。
〈今日はその2回目でした(右上写真)〉
何も生み出さない土地だけど、所有しているだけで固定資産税を払わなければならなく、また管理もしなければなりません。
タダであげると言っても、もらい手もないのが現状です。
彼の近くの空き家もよく似た状況とのこと。
今や不動産でなく負動産の家や土地もけっこうあるんでしょうな。