じいさんのささやかな願い

咲き始めたヒマワリ

木立前に植えたヒマワリが咲き始めました。

青空を背景に聳え立つように咲く黄色い鮮やかな花 … まさに絵に描いたような夏の光景です。(右写真)

 

いつぞや親戚がポツンと言ったことがありました。

「 … ヒマワリでも背の小〈ち〉っこいのがあるやろが。花を見るだけならそれでええんと違うか。支柱立てる必要もないし … 。」

「たしかにそやけど。 … が、わしの場合は、背が高くないとヒマワリを感じられんし、夏を味わえんのや。」

と答えました。

※ 私たちが幼い頃、背の低いヒマワリってあったでしょうか。
小学校の校庭のヒマワリを見上げて見た記憶が鮮明にあるのですが … 。

 

何よりうれしいのは、8月に入って咲き始めたことです。

植わっているヒマワリは全部で32本あるのですが、この調子で咲いていくと、旧盆〈8月15日〉まで十分に楽しめそうです。

その頃には孫たちも帰省します。

 

彼らが今の私と同じくらいの年齢になったとき、

「幼い頃、夏休みにじいちゃんとこへ行ったっけなあ。何をしたかほとんど忘れたけど、見上げるようなヒマワリが咲いとったことだけは覚えとる … 。」

と、思い出してほしい。

 

そのとき、彼らはいったいどんな境遇にいるやろか。

できれば、自分の好きな夏の花を咲かせ、暑い夏を味わう余裕ぐらいは持っていてほしいものです。

じいさんのささやかな願いです。

暑い夏のヒマワリの思い出

ヒマワリに支柱を立てる

5月30日 … 種をポットに植える

6月13日 … 花壇に移植する

 

ヒマワリのことですが、おかげさまですくすく育ち、丈の高いもので70㎝ほどになりましたので、本日支柱を立てました。(右写真)

※ 6月下旬の大雨時に雨の重みに耐えかね茎が曲がったのでしたが、幸いにも折れず、それ以降立ち直って伸びてきました。
〈前回紹介したインゲン豆はずっと曲がったままでしたが〉
今思うと、もっと早い段階で支柱を立てておいた方がよかったですな。

 

ヒマワリの本数は全部で32本。

それぞれに支柱を立て、ひもで茎を支柱に結わえていきました。

支柱の長さは2m余りあり、ただ立てただけだと、強風時にヒマワリもろとも倒れてしまうおそれがあります。

それで、竹でつくった棚に各支柱の上部を固定しました。

暑いさ中、3時間弱の作業でした。

 

このまま順調に行くと、旧盆あたり〈8月中旬〉に満開になりそうです。

ここ5年ほど同じ品種のものを植えているのですが、最終的には2,5~3mの背丈になります。

… 夏の青い空を背景に咲く堂々たる鮮やかな黄色の大きな花 …

うだるような暑い時期に、木立前の光景には彩を添え、私の心には潤いをもたらしてくれることでしょう。

 

ちょうどその頃には孫たちも帰省の予定。

「じいちゃんとこにヒマワリが咲いてたっけな」

と、少しでも思い出に残れば幸いです。

大地震以来顕著になってきた負動産

菜園の草刈り終了

昨日中途半端に終わった菜園の草刈り … 今日の午前に再び赴き、何とか終わらせてきましたわ。(右写真)

今回は2巡目でした。
〈ちなみに前回は4/27 28とそれぞれ半日ずつ〉

それなりにきれいに刈るには丸一日かかりますな。

しかもそれを年間5~6回するんですわ。

これから暑い季節に向かっていくことを思うと … 。

 

菜園は自宅から車で7~8分ほどの距離にあり、物置2つと小さいビニルハウス1つ建っている1,600㎡ほどの土地です。

草を刈る段には、三方を公道で囲まれているので、そこの草刈りもしなければなりません。

かつては両親が趣味で野菜をつくったり樹を植えたりして楽しんでいたのですが、今や2人とも高齢で体力も衰え、十分な手入れもできないのが現状です。
〈それで、仕方なしに私が … 。〉

 

所有権は父にあるので、私は何ともしがたく、「頭のしっかりしているうちに誰かに貸すなり処分したりするなり好きなようにしたらどうや。」と促すのが関の山。

私には木立〈約5,000㎡〉があり、下手に菜園の所有権を移されても重荷になるだけで、結局はどちらも責任を持って管理できなくなるのが目に見えています。

 

今まで当ブログ記事で何回も言ってきたけど、 ” 負 ” 動産 と呼んでもいいような代物が至るところに。

とくに大地震以来それが顕著になってきたようですわ。

サプライズで孫を喜ばせたい

ニンニクとタマネギを収穫した後の畑を耕す

昨日、ニンニクとタマネギの収穫をしました。
〈前回ブログ記事参照〉

で、収穫後の畑を何の気なしに見ていると、先日の友人とのやり取りを思い出しました。

友人
「ニンニクを収穫し終わったら、今度はそこにトウモロコシを植えればどーや。とくに問題はないみたいやけど。」


「トウモロコシの苗は準備済みで、植える場所もすでに決めてあるんや。トウモロコシばっかり植えてもしようがないやろ。」

 

で、実際に一昨日別のところに植えました。
〈前々回ブログ記事参照〉

… が、植えた苗の本数は33本で、しかも初めて。

集落の野菜づくりの名人が言うには、鳥害、獣害よりはむしろ防虫に注意しなければならないとのこと。

けっこう手間がかかり、栽培が難しいらしい。

ユーチューブで確かめながら世話をしていくつもりだけど、失敗する可能性無きにしも非ずですな。

 

… サプライズでトウモロコシ大好きの孫を喜ばせたい …
〈トウモロコシ栽培については、孫には一言も言ってありません。〉

何かいい手立てはないやろか。

 

ありました、ありました! … 手立てではないけど。

昔からよく言うではありませんか。

『下手な鉄砲も数打てば当たる』と。

33本と言わず、もっと植えることに。

で、トウモロコシを新たに植えるべく、ニンニクとタマネギの収穫後の畑を耕しました。(右上写真)

ニンニクとタマネギを収穫する

収穫したニンニクとタマネギ〈休憩所にて〉

ニンニクとタマネギをすべて引き抜きました。

※ 一昨日訪ねてきた友人が、ニンニク、タマネギともに収穫時期を迎えていると教えてくれたんですわ。
たまたま引き抜いたニンニクが1個あり、友人がそれを見て、「実の底の方がへこんどるし、収穫すればどーや。」と。
「タマネギもほとんど茎が倒れとるし、収穫時や。」とのことでした。

 

ニンニク、タマネギ、どちらも90個余りの収穫。

一度に食べられませんので、保存しなければなりません。

例年、自宅の車庫〈日かげで風通しがよい〉に吊るしています。

具体的には、

茎を15㎝ほど残るようにして切り落とし、2個をペアにして茎と茎を固くひもで縛り、吊ってある竹棒にぶら下げるんですわ。

 

今回は、引き抜くまでの作業を私がし、それ以降の作業は妻にしてもらうことに。

電話をすると、午後なら大丈夫とのことでした。

今日はとても日差しが強く、そのようなところでの作業はたいへんですので、木陰にある休憩所までニンニクとタマネギを運びました。(右上写真)

 

昼食後しばらくすると、妻がやって来ました。

日差しの下での作業を想定していたらしく、完全防備の出で立ちでした。

が、木陰での作業だとわかり、ホッとした様子。

作業は2時間ほどで終わったようで、明日、自宅の車庫に吊るすということでした。

 

感謝、感謝 … 大助かり。