【世界は経営でできている】を読む

【世界は経営でできている】岩尾俊兵著:講談社現代新書

【世界は経営でできている】岩尾俊兵著:講談社現代新書(右写真)を読み、印象に残った箇所を紹介します。

… 貧乏とは、お金、時間、知識、信頼といった資源の収入と支出のバランス〈均衡と調和〉が崩れた状態を指すと考えていいだろう。 … P25

… 「自分にとっての目的は何なのか」「いまやろうとしていることは本当にその目的の役に立つのか」を問い直す必要があるだろう。 … P145

… パソコン画面上の金融資産の含み益は、利益を確定させて現金を手にするまでは単なるまやかし/まぼろしに過ぎない。
慣れない投資が長期にわたって上手くいくほど世の中は甘くない。 … P151

… お金は使ってはじめて、製品やサービスと交換してはじめて、意味があるからだ。何にもお金を使わずに節約生活を続けて、ある日ぽっくり逝ってしまったらそれこそ一番の無駄遣いである。 … P152

… 他者と自己を同時に幸せにする価値創造でしか、個人にも集団にも恒久的に幸せは訪れない。  … P194

 

著者の岩尾俊兵氏は新進気鋭の経営学者〈慶應義塾大学准教授:平成元年生まれ〉である。

彼は、「本来の経営は、他者と自分を同時に幸せにするという究極の目的に向かってなされる営み」と言う。

若い頃、「企業は利益を生み出すマシーンだ」というようなことを聞いた。

その落差に驚いている。

 

… 他者と自分を同時に幸せにする … 

岩尾氏は研究に研究を重ねてそのような結論に至ったと思われるが、一般の日本人の中には、日々の暮らしを通してごくしぜんにそう考えるようになった人もいるのではないだろうか。

現実には自分のことで精一杯で、他人にまで十分に考えが及ばないことが多いが … 。 

漠然とした言い方になるけど、

… ていねいに生きていく … ってことかな。

みなさんはどう思っていらっしゃいますか

総務省統計局ホームページ〈7.19現在〉

あまりに暑いので、午後は屋外での作業を控えることにしました。

いくら ” 貧乏性 ” が頭をもたげるといっても、熱中症になってしまったら、元も子もないですからな。

※ ” 貧乏性 ” については、前回のブログ記事をご覧ください。

 

久しぶりに通帳を見て、最近のお金の出入りを確認しました。

※ 家計については主に妻がやり繰りしていますが、木立に関連するもの〈固定資産税、プレハブの電気代、農具代 … 等〉については、すべて私がやり繰りをしています。

 

で、昨年の6月と今年の6月を比較して、

・年金の手取り  …  2,4% ↑

・固定資産税   …  1,1% ↓
・電気代     … 16,1% ↑
・水道代     …  9,4% ↑
・ケータイ使用料 … 11,7% ↑

以上のことが、私の通帳を出入りしている金額からわかりました。

年金の上昇率に比べ、大半のものの上昇率がもっと高いということですな。

 

総務省統計局のホームページを見てみると、総合指数が、前年同月比で 2,8% ↑ となっていました。(右上写真)

総合指数は何を元に導き出された数字かはっきりわかりませんけど、私たちが感覚的に思っている物価高を表しているとするなら、本当か? と疑いたくなります。

 

はたして、みなさんはどう思っていらっしゃるのでしょうか。

何せ新ジャガですからね

新ジャガを茹でています

晴れたかと思って外に出ると、急に雨が降ってくる始末。

屋外作業を諦める。

時計を見ると正午30分前。

ちょうどパンも切れていたので、先日収穫した新ジャガを茹でて昼飯とすることに。

※ 先日収穫した新ジャガについては、6.22付ブログ記事『ジャガイモは穀物に準ずる主食となるもの』をご覧ください。

 

日光に当たって青みがかったものから食べることに。

青みがかった部分には毒素が含まれているので、取り除きました。

大事をとり、皮だけを取り除くのではなく、青みがかった皮に接している中身も切り取りました。

 

あれー、中心部が空洞になっていて、その部分が黒ずんでいるではありませんか。

 

すぐにネットで調べました。

… 中心空洞症と呼ばれるもので、いもの急激な肥大により中心部へのでんぷん質の供給が不十分なことで起きる現象です。肥料過多や気温の変化、降水量などが関係していると考えられています。
発生には品種に差があり、「男爵薯」などでは多く、 … … 。
〈収穫したジャガイモは「男爵薯」です〉
中心空洞症のジャガイモを食べても問題はありません。空洞部分を除去してお召し上がりください。 …
ネット:生活協同組合コープこうべ・商品検査センター より

 

とあったので、空洞部分も除去して茹でました。(右上写真)

味はどうだったかって?

何せ新ジャガですからね。

大地震から5か月近く

5月下旬というのに一日中薪ストーブを焚いています

朝からずっと雨。

午後になるにつれ、雨足が強くなってきました。

気温も低く〈15℃〉、薪ストーブを焚いています。(右写真)

 

昼食後はユーチューブをあれこれサーフィンし、中でも養老孟司氏の番組を多く視聴しました。

とくに地震について語っているのが気になりました。

2038年に関東地方で大地震が起こりそうだ、と言っているのです。

漠然とした言い方ではなく、2038年という具体的な数字を挙げて言っているのです。
〈京大地震研究所がその年を想定しているとのこと〉

そして、
「都市に住んでいる数千万人の人たちの生活はいったいどうなるのか。」と。

 

他人事とは思いませんでした。

だって、元日に大地震を目の当たりにしているのですから。

私の住んでいるところは震源地からけっこう離れていますが、集落を見るに、半世紀以上前に建てられた家は、〈私の家も含めて〉大半が ” 準半壊 ” 状態です。

あれから5か月近くが経とうとしているのに、いまだに道路に陥没が散見されるという有様です。
〈水道管、下水管が少しずつ漏れているとのこと〉

 

今、都知事選の立候補者がいろいろと取沙汰されているけれど、政治献金や政党問題等もさることながら、『都市直下型地震への対応策』を第一番の争点にして欲しいですな。

※ 残念ながら私には投票権はありませんが。

ジャガイモの土寄せに思う

ジャガイモの花が咲き始める

ジャガイモの花が咲き始めたので(右写真)、土寄せをしました。

【土寄せ】
土寄せとは、土を株元に寄せる作業のこと。
一般的な園芸用語としては、ぐらつく株元に土を寄せることで、倒伏を予防したり、防寒したりする意味があります。
ネギやイモ類、夏野菜の多くが、土寄せすると良い収穫になります。
ジャガイモ栽培の場合は、茎が生長した時にぐらつくのを防ぐのはもちろん、土中のイモが育ってきた時に、イモが外に露出するのを防ぐために行います。
イモが土よりも外に出てしまうと、イモの表面に光が当たり、緑化してしまいます。
ジャガイモの場合は、緑色の部分にソラニンという有毒成分が増え危険です。
土寄せは、土の中にできた新しいイモが肥大する新しいスペースを作ることもできます。
土寄せは、1回目は芽かき時、2回目は蕾がついた頃に行います。
… ネット:『ジャガイモ栽培 .com』より抜粋

 

土寄せに関する知識を再確認すべく、長い引用になってしまったことをご容赦ください。

今回の地震〈能登半島地震〉により、食べ物の大切さを改めて知りました。

救援物資が届くまで、手元にあるものを分け合って凌いだ方がどれだけいらしたことでしょう。

とくに穀物は欠かせないようです。

そういった意味でも、ジャガイモとサツマイモの栽培を是非成功させたいと思っています。