自然の恵みとも自然の脅威ともなり得る雨

一挙に咲き出したミョウガの花

実が一向にできず、草ばかりが生えたミョウガ畑。

例年は7月下旬から収穫しているのに、今年はいったいどうしたことか。

そう思いつつ草むしりをしていると、花を咲かせたミョウガが次々とあらわれました。(右写真)

いずれも咲いたばかりの花で、先日の雨で咲き始めたようです。

30個余り収穫しました。

 

ピーマンもそう。

雨が降る前までは小さい実ばかり。

それが今朝はどうでしょう。

6~7㎝長のものがいくつも生っているではありませんか。

短時日で急に大きくなったようです。

 

トマトの場合は、ピーマンのように全体が大きくなるわけではなく、中身だけが大きくなるので実が裂けてしまいます。
〈裂果と言われています〉

※ 見た目はよくないけど、味は裂果していないものと変わりません。
ただ、腐食が早まりますな。

 

ヒマワリとアサガオも、雨以降揃って咲き始め、数日前とは比べものにならないほど花数が増えました。

 

今回の雨で、野菜と花が元気になりました。

雨の影響力の大きさにはホントに驚かされます。

予報では、明日、明後日、明々後日とけっこうな量の雨が降るとのこと。

花や野菜がますます元気になることを願っています。

が、その一方で、元気になることを通り越して台無しになってしまうんではないかと心配もしています。

自然の恵みとも自然の脅威ともなり得る雨。

よい面に出て欲しい。

ふと ” 秋来ぬと 目には … … ”

水やりの後、〈木立の中の〉休憩所で休んでいると …

昨日の夕方のことでした。

木立の中で作業をしていると、行者ニンニクが萎れていることに気づきました。
原因は水不足です〉

が、出かけなければならない用事があったので、水やりをせずに木立を後にしました。

 

今朝、一番に水やりをしました。

行者ニンニクの後、アサガオや果樹などにも水やりをしました。

朝の涼しい時間帯〈7:30~8:30〉にもかかわらず、水やりを終えたときは汗ぐっしょり。

木立の中の休憩所に設置したテーブルの隅にじょうろを置き、パイプ椅子にドカッと座って休みましたわ。(右上写真)

集落の光景を見るともなしに見ていると、時折北寄りの涼しい風が吹いてきました。

… なんか昨日までの風と違うみたいな …

ふと

” 秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる ”

の歌が口をついて出てきました。

 

「まさかこんなにも暑いのに秋ということはないやろが」と思いつつも、プレハブに戻ると、ネットで立秋の日を調べてみました。

8月7日でした。

今日は8月3日なので、あと4日で暦の上では秋になるということですな。

 

ここ数日間、全国のどこかで気温が40度以上になるところがあるという。

秋とはほど遠く、夏をも通り越した異常な暑さとしか言いようがありません。

しかし、そんな中でも、季節は着々と移ろっているようです。

4人が声をかけてくれたおかげで

切株の周りの土を取り除く作業を再開 … 奥の方に逆さまになっているのが先日引っこ抜いた切株です。

切株の周りの土を取り除く作業を再開。

※ 新たに切株の周りの土を取り除く作業に取りかかったときの様子については、前々回のブログ記事をご覧ください。

 

予報では夏日になるとのこと。
〈実際に最高気温が25℃を超えました〉

暑さで体が持たなくなったら、途中で作業を止めるつもりで再開しました。

 

スタートしたのは〈午前〉9時。

5分ほどすると、木立前道路に車が止まりました。

車から下りてきたのは集落の男 … 20分ほど世間話をしました。

で、その男と入れ替わるように、今度は親戚がやって来ました。

これまた15分ほど世間話をしました。

親戚が帰った後、しばらく作業をしたのですが、11時頃に他集落の男が声をかけてきました。

1年ぶりだったせいか、話に花が咲き、正午の時報が鳴るまでしゃべっていました。

結局、午前中は、半分以上の時間をおしゃべりに費やしましたわ。

 

午後は作業が順調に進むと思いきや、午前とは別の集落の男が「タラの芽とコシアブラを採らせてくれ」と訪ねて来ました。

つい長話をしてしまいました。

 

バテそうになったら止めるつもりでいた土除け作業 … 。

4人が声をかけてくれたおかげで、暑いさ中、朝の9時から夕方前まで適度に休みながら〈しゃべりながら〉作業を続けられました。

早朝よりめいっぱい活動できたことに感謝

木立前に咲くタンポポ

4月9日〈水〉 晴れ

5:40~6:20
野焼き

6:20~6:45
ブログ記事投稿
前日に下書きしてあったものをチェックして投稿しました。

6:45~7:05
ネットでニュース視聴

7:05~7:35
木立を一回り
この季節の木立回りはとくに寒いということもなく、また蚊もいないので、ホントに気持ちがいい。

7:35~8:30
タラの芽を採る
昨日は自宅に、今日は日頃お世話になっている2人の方に持って行きました。

8:30~12:25
切株の周りの土を掘り起こしてふるいにかける
ふるいを通った土はミョウガ畑に使い、通らなかった小石などは木立の窪地を埋めるのに使います。

12:25~13:25
昼食

13:25~13:55
班員への春祭り案内文書の作成

13:55~15:45
午前に行った土をふるいにかける作業の続き
切株の根が露わになってきたので、そろそろ伐根かな。

15:45~17:10
野焼きの準備
木立に散乱している杉葉を搔き集め、焼却場近くに積み上げてブルーシートを被せました。

17:10~18:10〈予定〉
一日を振り返ってブログ記事にまとめる
※ まとめ終わったら帰宅します。

 

上には青い空と淡いピンクの山桜、下には鮮やかな黄色のタンポポ(右上写真)。

そのような春の日に、早朝よりめいっぱい活動できたことに感謝しています。

タラの芽が出る季節に

タラの芽 … あと3日ほどすれば収穫できますな

切株の周りの土を取り除いていると、集落の男がやって来ました。

 

「今年もタラの芽を採らし〈せ〉てくれんかのお。」

「〇〇さん〈集落の男の名前〉の山も、去年たくさんの杉を伐採して日当たりがようなったし、タラの木が生えてきたでしょうが。」

「それが何も生えてこんのや。 … で、今年もと … 。」

「ああ、必要な分採ったら連絡するし、残っとる〈残っている〉うちの半分ほど採ったらええわ。」

 

木立を所有するようになった10年ほど前は、タラの木は10本余りしか生えていませんでした。

が、木を伐採して日当たりがよくなると、見る見るうちにタラの木が増えました。

タラの木には棘があるので、服が引っかかって作業の妨げになることが多く、また、指なんかに刺さるとホントに痛い。

で、3~4前からけっこう取り除いているんだけど、なかなか減らなくて … 。

 

現在木立に生えているタラの木は、200本ほどか。

大きな木になると複数の芽が出るので、芽の数は優に300個を超えるだろう。(右上写真)

私の家族や親戚はタラの芽を好んで食べることもなく、春の訪れを味わう程度で、全部で70個もあれば十分。

残りは、今日訪れた集落の男と父の知人が半々に採るのが例年のパターン。

彼らの様子を見るに、食べるというよりむしろ芽をもぎ取ることを楽しんでいるようだ。