フキノトウが元気がないのは暖冬のせい?

早々と顔を覗かせたフキノトウですが、いま一つ元気が … 。

昨日、物置の本の整頓をしたついでに、世阿弥の【風姿花伝】を持って来ました。

以前から読みたいと思っていた本の一つです。

今日は、朝から荒れ模様の天気で外に出ることができず、ついさっき〈午後5時30分〉までその本を読んでいたという次第です。

二十六世観世宗家・観世清和氏の編訳及び説明もあり、とても読みやすい本です。
〈著書名:【新訳】風姿花伝 … PHP研究所 新書版〉

読了後、本ブログで紹介したいと思っています。

で、読書の途中、気分転換に、晴れ間を縫って、午前と午後にそれぞれ一回ずつ、木立を回りました。

午後〈4時過ぎに〉室外に出たとき、気温がグッと下がったのが感じられました。

外套を羽織って長靴を履き、傘を差しながら回りました。

淡雪が舞い散る中、冬枯れの景色に目を休めつつ歩いていると、フキノトウが増えているのに気づきました。

例年の今ごろは雪の下なのに、今年は暖冬のためか早い時期から顔を覗かせています。

先日も、父の友人が、フキノトウが出てないかと訪ねて来ました。

ある程度出揃った時点で、こちらの方から連絡すると伝えました。

近いうちに連絡しようかなと思っているのですが、

ただ、全体的に茶色っぽく、元気がないように見えるのが気になっています。(右上写真)

これも暖冬のせいですかね … 。

時の流れのはやさを改めて感じました

大寒に竹やぶ跡に佇む

木立をひと回りしました。

今冬は〈今のところ〉積雪がないので、地面の様子がよくわかります。

黄色いタンポポの花が見られます。

フキノトウも出ています。

例年なら、白い雪の間に目立っているオモトや万両の赤い実も、冬枯れの景色の中では、落ち着いて見えます。

竹やぶ跡に至ったとき、足が止まりました。

冬の柔らかい日射しを浴びた地面とその先の方にある杉木立、

そして、大寒に入ったとは思われないような青い空。

しばらくそこに佇んでいました。(右上写真)

5分ほどいたでしょうか、プレハブに戻りました。

すると、町会長さんがやって来ました。

週末に予定されている集落の総会についての相談でした。

実は、まだ、総会での議長が決まっていなかったのです。

で、すぐに決め、その場で町会長さんが議長候補の人にケータイで依頼しました。

快く引き受けてくれました。

その後、集落での出来事をあれこれ話していたのですが、ついさっき帰って行きました。

時計を見ると、〈午後〉5時でした。

外はまだ明るく、日が長くなったのにびっくりしました。

カボチャを食べ、柚子風呂に入ってはや一か月。

時の流れのはやさを改めて感じた次第です。

だって、4日後は旧暦の正月ですからね〈今年は1月25日〉

” 初春 ” ” 新春 ” は、旧暦の正月にこそ相応しい言葉とも言われていますが、

… … もう春なんですね。

『えびすカボチャ』のようになりますように

6個の収穫でした〈軍手の長さ:20㎝強〉

『えびすカボチャ』を収穫しました。

直径15㎝前後のものが6個穫れました。(右写真)

直に種を播いてから3か月半 … 、 早いものですね。

※ 種を播いたときの様子につきましては、5月19日付ブログ記事【『えびすカボチャ』を植えました】をご覧ください。

途中、病気で〈カボチャの〉葉に穴が開いたり、うどん粉が付着したような状態になったりしたこともありましたが、なんとか収穫までこぎつけました。

うれしい限りです。

 

ジャングル状態だった木立〈約5,000㎡〉の手入れをはじめて6年5か月 … 。

そのほんの一部分を畑にして、ようやく自家製野菜がつくられるようになりました。

ちなみにえびすカボチャ以外で今後収穫が予想されるのは、サツマイモ、ヒラタケ、シイタケ、ナメコです。

今までに採れたものでは、ブルーベリー、ミョウガ、シソがあります。

タラノメ、コシアブラ、フキ、クリは、しぜんに採れます。

… … が、 まだまだです。

木立の手入れは以前ほど時間がかからなくなりましたので、浮いた時間を新しい畑づくりにあて、野菜作りをもっとしていきたいと思っています。

また、〈今春すべての孟宗竹を伐採した〉竹やぶ跡には、何種類もの果樹を植えていく予定でいます。

そして、それらのどれもが、今日の『えびすカボチャ』のような結果になることを夢見ています。

コシアブラに巻いてあったリボンを外す

父が5年前にコシアブラの木に巻いた赤いリボン

木立の下草刈りをしました。

大きい杉の木と小さいタラノキとコシアブラの木が、すっきりした地面の上に、行儀よく並んで立っているような景観になりました。

で、コシアブラの木の赤っぽいものに目が行きました。

5年前に父が巻いたリボンです。(右上写真)

※ 当時は鮮やかな赤色でしたが、だいぶ色褪せていました。

5年前といえば、私がまだ勤めていた頃です。

また、木立の手入れをはじめてまだ間もない頃です。

※ 木立を所有するようになったのは、6年前〈2013年〉の4月です。
その経緯につきましては、追い追いお伝えしていきます。

 

その頃は、木立の手入れに関する知識や技能は、ほとんど持ち合わせていませんでした。

勤めの傍ら、ジャングル状態の木立を何とかしたく、とにかくできることからということで、ツバキやヒサカキなど、小さい木を片っ端から切っていきました。

それらの木の中には、コシアブラも含まれていました。

父は、コシアブラが食用になることを知っていましたので、私にコシアブラを切らないように言いました。

残念ながら、当時の私には、コシアブラと他の木を区別できませんでした。

それで、私でもわかるようにと、目印にコシアブラに赤いテープを巻いたというわけです。
〈4本の木に巻いてありました〉

今日、それらのテープをすべて外しました。

… 今はコシアブラと他の木を区別できます …

今年のフキもいよいよ終わりです

軽トラの座席に積まれたフキ
まだ100本ほど残っていそうです

父の友人がフキノトウを採りに来たのは2月の半ば … 。

あれから3か月以上経ち、今度はフキの茎の食べごろとなりました。

3日前に近所の人が摘んでいきました。

そして、今日は親戚が持っていきました。

杉の丸太〈風呂の薪にするため〉を取りに来たついでに、フキも持って帰ってもらったという次第です。

これ以上フキを放置しておくと茎が硬くなって食べられなくなり、もったいないと思いましたので … 。

※ 実は、〈3㎏離れた〉菜園にもフキがあり、私の家族が食べるぶんは、それで間に合っているのです。

で、親戚が軽四に丸太を積んでいる間に、私の方でフキを刈り取りました。

野菜かごにちょうど収まるくらいの量〈約150本?〉でした。

荷台は杉の丸太でいっぱいでしたので、座席にその野菜かごを置きました。(右上写真)

帰り際、
「まだフキが残っとるとこ〈残っているところ〉あるけど … 。」
と促すと、
「ほんで〈これで〉充分や。」
と言って帰って行きました。

しばらくして親戚から電話がありました。

「あのフキいらんて言うたけど〈いらないって言ったけど〉、いるわ〈欲しいわ〉。 明日朝の8時に採りに来るわ。」
ということでした。

まだ、それなりのフキが、100本ほど残っていそうです。(右下写真)

今年のフキも、いよいよ終わりです。