難しい時代ですな

木立にある竹チップの山

昨秋木立前にあった竹チップを運んだ方が訪ねて来ました。

※ そのときの様子については、2020 10.17付ブログ記事『神様が休むことを許してくださらない』をご覧ください。

 

「突然伺って申し訳ない。 … 竹チップのことやけど、木立の中にまだ残っとるかの?」

頷くと、

「よかったわ。 … 実は、人から頼まれたんや。 … カブトムシの幼虫欲しいて … 。」

要領を得ずにいると、

「いまコロナ流行っとるやろ。 … で、子どもら外であんまり〈あまり〉遊ばんで、ウチの中にずっとおるらしいんや。 … それで、どういうわけか知らんけど、カブトムシの観察してみようかという子がけっこうおるらしいわ … 。」

納得した旨伝えると、

「ありがとう。 … 近いうちに改めて取りに来るわ。 … そうや、〇〇さん〈私のこと〉、下手に野菜づくりするよりカブトムシの方が儲かるて話や … 。」

と言いながら帰って行きました。

 

木立の竹チップを確認に行きました。

雪もすっかり消え、竹チップの小山が露わになっていました。(右上写真)

… 野菜づくりより儲かる …

なかなかいい話です … が、私には向かないようです。

 

できれば、子どもたちがいつでも木立に入って自由にカブトムシを採集できるようにしたいのですが、

事故のことを考えるとそこまで踏み切れないのです。

難しい時代ですな。

プレハブに何ものかが侵入

何ものかが侵入した痕跡

作業を終え、プレハブに入ると、ゴミ箱が倒れていました。

そして、卓上に目をやると、

集落の防災訓練でもらった非常食が2袋とも何ものかに破られ、中に入っていた米や具が床に散らばっているではありませんか。(右上写真)

おかきにいたっては、〈小袋に入ったものが3個あったのですが〉すべて食べられていました。(右上写真)

※ 3年ほど前に、子ネズミがよく出没しました。
で、強力な粘着糊の付いた『ネズミ捕り』で数匹捕まえました。
それ以降、食べ物を荒らされることはなかったのですが … 。

 

【私の推測】

・子ネズミではないと思います。
・縦15㎝、横25㎝、深さ25㎝のゴミの入ったゴミ箱を倒すくらいですから。
・まずネズミなら、とっくに非常食の袋を破ったりおかきを食べたりしているでしょう。

・午前中はとくに異状はありませんでした。
・午後、プレハブを出たのは1時頃で、戻ったのは4時頃でした。
・その間、プレハブのドア〈引き戸〉は、開けっ放しでした。
・暖かい時期はヘビの侵入を防ぐために閉めるのですが、この時期になるともう大丈夫と思い、 … … 不覚でした。

・荒らされたのは、非常食とおかきだけで、カップラーメン、サツマイモ、ジャガイモは疵一つありませんでした。

・最近プレハブ周辺でよく見かけるネコかな?
〈間違っていたらゴメンナサイ〉

イノシシ防護用の電気柵を撤去

除雪の妨げにならないところは、電線だけ外し、支柱を残しました。

集落の有〈13名〉が集い、イノシシ防護用の電気柵撤去作業をしました。

設置したのは6月中旬、 … 合羽をまとい、汗ぐっしょりになりながら一日中作業をしたのを思い出します。

早いものであれから4か月半が経ちました。
〈今日は11月1日ですからね〉

電気柵が功を奏したようで、その間、イノシシの被害について聞くことはありませんでした。
〈足跡を見た人は何人かいたようです〉

 

雪が積もらないところなら電気柵をそのままにしておいてもよいのですが、私の住んでいるところは、そのようなわけにはいきません。

早い年は、12月上旬に積雪になる場合もあります。

で、例年、稲刈りが終わった頃に撤去しています。

 

まず、電線に電流を流す元になっているバッテリーを外しました。
〈撤去作業のリーダーの方がなされました〉

次に、参加者がいくつかのグループに分かれ、支柱から電線を外してリールに巻いていきました。
〈電線の総延長は6㎞を超えます〉

除雪の妨げになるようなところは、電線を取り付けていた支柱も抜き、そうでないところは残しました。(右上写真)

最後に、集落の倉庫にリールに巻いた電線や抜いた支柱を持ち寄り、後片付けをしてから解散となりました。

3時間ほどの作業でした。

… 賢いイノシシ … 撤去した途端に現れるかも …

神様が休むことを許してくださらない

拾い集めたカブトムシの幼虫

風邪気味模様 … 。

朝食後風邪薬を飲んでプレハブへ。

ブログ記事を投稿した後も何もする気がなく、ボーとしていると、

いきなり

「おはようさん。 … 木立前に積んである竹チップ持って行くわ。 … わし一人で勝手に仕事するし、〇〇さん〈私のこと〉は自分の仕事したらええわ。 … ほんならホイールローダー〈除雪のときによく見かける重機〉に乗って出直すわ。」

孟宗竹の伐採で世話をしてくださった集落の方でした。

しばらくすると、彼がホイールローダーに乗ってやって来ました。

そして、その後、彼の奥さんが軽トラに乗って来ました。
〈ホイールローダーが掬った竹チップを積んで運ぶために〉

 

朦朧としながら作業の様子を眺めていると、ホイールローダーのバケットから何か白いものがポロポロと。

… … 何とカブトムシの幼虫ではありませんか!

私は見るに忍びなくなり、彼に作業のペースを遅くするようにお願いしました。
〈彼も私もお互いに定年退職者でノルマに縛られることはないので、こういう点で融通がききます〉

… 彼が重機を止めている間に、私が竹チップの間に散見するカブトムシの幼虫を拾い集める …

その繰り返しとなりました。(右上写真)

全部で400匹近くいたでしょうか。

幸いに行き先もべて決まりました。

 

神様が風邪気味で休むことを許してくださらなかったようです。

午後立て続けに3人の訪問者が

秋の朝、木立前で 2020 10.2 7:50AM

さわやかな秋晴れの日になりました。(右写真)

ここ一週間ほど薪棚づくりに専念していましたので、除草がおろそかになっていました。

で、〈午前〉9時頃から竹やぶ跡の草刈りを始めました。

昼までに終わらず、午後も続きをしました。

午後の作業を始めてしばらくすると、親戚が竹やぶ跡までやって来ました。

近くに用事があったので、ついでに寄ってみたとのこと。

おいしそうなみかんを置いていきました。

〈午後〉3時頃、ひと休みするために木立前に戻って来ると、ちょうど集落の人がやって来ました。

カブトムシの幼虫を捕らせてくれとのこと。
〈竹チップにいる幼虫を昨秋も捕りに来ています〉
〈保育園に持って行くと園児たちが喜ぶそうです〉

40分ほどすると帰って行きました。

それと入れ替わるようにして、今度は友人がやって来ました。

前に会ったのは旧盆頃でしたので、ひと月半ぶりに会ったことになります。

※ 友人 … 都会で働いています。
田舎の高齢者施設に入居しているお父さんの様子を見るために定期的に帰省しています。
お父さんの様子を窺い、実家〈空き家〉の手入れを終えた後、たいてい寄ってくれます。

相変わらず元気で何よりでした。

今しがた〈午後6時〉帰って行きました。

今日は、午後立て続けに3人の訪問者がありました。

賑やかなひと時でした。