改めて家族に感謝

梅〈品種名:豊後〉の花

みぞれ降る寒い日。

寒の戻りですな。

プレハブに籠っていると、知人が訪ねて来ました。

 

「昨日、あんたんとこの前を通ったんやけど、薪割りで忙しそうやったし、声をかけんかったんや。で、今日は寒うて仕事しとらん思うて来たんやけど … 。」

「おお、大歓迎や。入れや。」

彼〈知人〉は私と同い年。

家庭の事情でまだ勤めており、来年度〈4月以降〉も続けるとのこと。

 

1時間余り話をしたろうか。

体力の衰えについてしきりに言うてましたわ。

彼には先祖代々からの広い山林があり、以前までは「山林の手入れは仕事を辞めてからや」と考えていたらしい。

が、最近の急激な体力の衰えにより、自信がなくなってきたという。

おまけに「昨日のあんた〈私のこと〉の働きぶり〈薪を割っている様子〉を見た限りではまだまだ行けそうや。ええなあ。」と言う始末。

 

私も、最近とみに体力の衰えを感じています。

彼との違いは、山林といってもわずか0,5haで、しかも勤めていないので、無理をすることなく自分のペースで手入れができることです。

幸いにも最も労力を要するような手入れは、ある程度体力があった60代前半に終えてしまっています。

狭い山林ながらも、今〈68歳〉から手入れに取りかかるとなると自信がありませんわ。

改めて家族に感謝ですな。

 

【追伸】

木立の梅の花がようやく咲きましたわ。(右上写真)

彼もそうあって欲しい

8割方割りました。ブルーシートにくるんであるのは薪割機です。重い〈約80㎏〉ので一々出し入れするのが難儀なんですわ。

早朝に野焼きをした後に木立を一回りし、それから夕方までずっと薪割り。

薪割機は快調そのもの。

おかげさまで8割方割り終えました。(右写真)

あと半日で薪割りも終了ですな。

 

正午少し前でした。

〈薪風呂の〉親戚が昼飯を持ってやって来ました。

「おお、薪割機が直って戻ってきたんか。」

「ああ、一昨日戻って来たんや。機械の調子もええし、作業が捗るわ。 … 見ての通りだいぶ割ったし、都合のいいときに取りに来いや。」

「ありがとう。 … もういつでも取りに来られるわ。昨日で仕事も終わってしもうたしな。」

「終わってしもうた? 仕事辞めたんか。」

「そうや。 … まだ居ってくれ言われたけど、歳が歳やし辞めたんやわ。」

「そうか、 … 長い間ホントにお疲れさんやったのー。」

 

彼〈親戚〉は60半ばまで都会で働き、実家に戻ってきました。

それからしばらく屋敷の整理や野良仕事をしていたのですが、ある人から頼まれてまた勤め始めました。

私より3つ年上で、現在71歳。

疲れも段々溜まってくるようになり、区切りのいい年度末に辞めたとのこと。

 

私が退職したのも8年前のちょうど今頃。

それからは、世間に迷惑をかけない程度に自由自在に生きてきたけど、彼もそうあって欲しいですな。

定期的に枯れ葉の処理を

至るところに杉の枯れ葉が

風邪も治りかけ、ようやく木立を歩こうという気分になった。

6日ぶりに木立回りをした。

積もっていた雪も消え、散乱した杉の枯れ葉が露わになった。

昨年は木枯らしが遅かったので、11月いっぱいぐらいまで杉の落ち葉はほとんど見られなかった。

が、12月に入ってから台風並みの風が吹き荒れ、そして2月には久しぶりの50㎝超の積雪となった。

結局、例年より多くの杉の枯れ葉が見られるという有様。(右写真)

 

ふと岩手県大船渡市の山林火災のことが頭に浮かんだ。

発生してから1週間経っても、まだ鎮火していない。

空気が乾燥し、風も強いので消火活動が追い付かなく、焼失面積は3,000㏊近くに及び、4,000人を超える人たちが避難しているという。

 

テレビの映像を見た限りだが、杉の木がけっこう植わっているように見受けられた。

杉の木があれば、そこには当然杉の落ち葉もある。

一冬に落ちる量はかなりのもの。

 

私の場合、毎年春になると、冬に落ちた杉の枯れ葉を搔き集めて焼却〈野焼き〉している。

放置しておくと延焼の原因になるのがわかり切っているからだ。

が、世の中には、私のような暇人ばかりがいるわけではない。

また、焼却〈野焼き〉が厳しく制限されているところもあると聞く。

 

やはり最後の頼みは行政ということになろうか。

… 定期的に枯れ葉の処理ができないものでしょうか …

気が向いたらいつでも来いや

ようやく日差しが 2025 2.22 9:20AM

9時過ぎに雪が止み、日が差し始めました。(右写真)

3日ぶりの木立回り。

30分ほど歩いたか。

プレハブに戻ると、ちょうど知人が訪ねて来ました。

 

「実家の片付けに行くつもりやったけど、雪が多て無理や思うて、あんたんとこに〈あなたのところ〉に寄ったんや。いきなり来て悪いのお … 。

「大歓迎や。まあ、入れや。

※ 彼の実家〈現在空き家状態〉は、昨年元日に起こった大地震の影響をもろに受け、秋には大雨にも見舞われた。
公費解体の日が迫っており、その前に家の中のものを整理したいとのこと。

 

近況を話していると、ふとプレハブ内を見回しながら

「話は変わるけど、このプレハブいくらやった … 。」

「10年ほど前で〇〇〇万円やったけど、そんなこと聞いてどうするんや。」

「実家を解体したら、その跡地にプレハブを置こうと思うとるんや。そしたら、いつでも行って寝泊りできるわ。維持費も安つくみたいやし。 … 何にも無くなってしもうたら、ふるさとと完全に縁が切れたみたいで寂しいんや … 。」

 

彼を見送りつつ思いました。

「私の場合は、何とか住めるような〈準半壊の〉家が残った。 … 周りの家々もよく似た状態で、決して楽ではないけど、みんなそれなりに暮らしている。 … が、彼の場合は … 。」

 

… 気が向いたらいつでも来いや …

やるべきことがいっぱい

雪の木立〈全景〉 2025 2.19 9:30AM

寒いですな。

-4℃を下回る気温が2日続くのも珍しい。

昨日今日と自宅の外に設置してある水道の水が凍って出ませんでした。

※ すぐに水道栓を閉めました。
そうしないと気温が上がった時点で水が出っぱなしになりますからな。
〈それで過去何度も失敗しています〉

 

〈午前〉9時過ぎになると雪も止み、風も穏やかになったので、木立を一回りしました。

ついでに木立前の田んぼ道を散歩しました。

雪化粧の木立がけっこう様になっていたので写真に撮りました。(右上写真)

 

時折雲の合間から日が差してきました。

気分がいっぺんに明るくなりますな。

いくら寒くて雪が積もっていても、立春後の日差しは春の陽光って感じがしますわ。

天気予報も、あと4~5経つと暖かくなると言っています。

… 春はそこまで来ています …

 

先日親戚が訪ねて来たとき、「薪が欲しい」と言っていました。

どれだけでもあげたいんだけど、好天になって雪が解け、ある程度地面が乾かないと薪割りができませんからな。

他、木立に散乱している杉の枝葉を搔き集めて焼却しなければならく、雪で折れた竹も処理しなければなりません。

おっと、菜園の物置に放り込んである不用品の整理もあるんでした。
〈最近あまりに寒い日が続いているので、整理作業が滞っているんです。〉

 

やるべきことがいっぱいですわ。