親子って似てくるもんなんですかのお

プレハブ内の本棚より

息子が久しぶりに帰省し、木立前のプレハブにやって来た。

今までに木立には何度か来ているが、プレハブに入ったのは今回が初めて。

元気そうで何より。

 

近況をしばらく話した後、本棚(右上写真)に目をやり、
「 … 古事記、万葉集、今昔物語、 … 何で古典ばっかり並んどるんや。 … 前からこんな趣味やったか?」
と。

「歳をとってきたら、何でか読みたくなってきたんや。心も日本のふるさとに戻りたがっとるんかのお。 … が、学生のときに古文や漢文をさぼっとったせいで、てんで読めんのやわ。 … 古語辞典や文語助動詞一覧表を片手に読んどるけど進まんし、大半は現代語訳で済ませとるという始末や … 。」

「 … そんでええと思う。 たとえ現代語訳でも内容のおもしろさを味わうのが先決や。 … その後に ” 文法 ” を勉強すれば、もっと関心が高まるような気がするんやけど … … それをいきなり … ぞ、なむ、や、か、こそ … 連用形、已然形 … だなんて … ああ、思い出しただけで、嫌になってきた … 。」

 

以上、40の大台を目前に控えた息子とこれまた古稀を目前に控えた父親の会話でした。

今日は妙にお互いの考えが一致しました。

今まではほとんどすれ違いだったのに。

 

… 親子って似てくるもんなんですかのお …

息子のために古典を残しておこうか … 。

煙突だけでなく気分もスッキリ

取り外した煙突の内側 … 煤がいっぱいです

プレハブ内の空気が、薄っすらと煤の臭いを帯びてきました。

そろそろ煙突掃除かな。

記録を見ると、この前の煙突掃除は1月19日となっています。

今日は2月5日だから、掃除をしてから17日目 … 掃除をする頃かも。

※ 私の使っている薪ストーブは、ホンマ製の時計型ストーブ〈AS-60 〉。
煙突の直径は106㎜で、85㎝の長さのものを縦3、横1の割合にしてつないでいる。
で、煙突のトップの地上高は3m弱。
〈高いほどいいと思われるが、煙突掃除を考えると3mが限界〉
そのような条件の下、1日に10時間杉の薪を燃やすと、だいたい3週間ほどで煙突掃除を迫られる。
誰に迫られるかって? そりゃもちろんストーブからですわ。
・煤の臭い漂う室内の空気
・煙突のつなぎ目から漏れ出る煙
という形で、私の鼻と目にはっきりとわかるように迫ってくるのです。
今回は、その一歩手前で掃除をしたという次第です。

 

で、掃除をすべく煙突を取り外すと

案の定、内側に煤がいっぱいこびり付いていました。(右上写真)

専用のブラシでそれらを擦り落とすと、出てくるわ、出てくるわで、レジ袋がパンパンになるくらいに煤が溜まりました。

 

掃除をはじめてから1時間近くかかったでしょうか。

煙突を再びつなぎ終えると、煙突だけでなく、気分もスッキリしました。

好きな本を存分に読めることに感謝

ほぼ一日、本を読む〈プレハブ内の薪ストーブの傍らにて〉

今日も雪。

ホントに寒い。

小一時間の散歩以外は、プレハブ内に籠り、薪ストーブの傍らで本を読んでいました。(右写真)

 

【本居宣長】小林秀雄著:新潮社〈昭和52年発行〉なんだけど、やっかいな本ですな。

文語文が多く引用されており〈現代語訳ほとんど無し〉、著者の文章も旧漢字、旧仮名遣いで、おまけに長い文が多い。

文〈句点から句点まで〉が長いと、主語がどれで述語がどこかわからなくなってくるんです。
〈私の読む力が足りないと言えばそれまでですが … 〉

 

午前と午後合わせて、7時間近く本と向き合っていたでしょうか。

やっかいな本なのに、どうしてそんなに長時間お付き合いできたかって?

そりゃー内容がおもしろいからですわ。

まだ半分しか読んでないけど、契沖、賀茂真淵、本居宣長などの古典〈万葉集、源氏物語、古事記等〉に対する考え方を見ていると、
「あの時代〈200年以上も前〉に、よくもあんなに鋭い視点を持って古典に迫って行ったものだと」
とても驚きます。

 

まっ、肩こりにならないように留意しながら、後半を読み進めていきたいと思っております。

厳寒の時期に、暖かいところで、自分の好きな本を存分に読めることに感謝しております。

来週衆院選が行われますが、一人一人が思うような生活ができる国に近づくことを切に願う次第です。

ゆったりとした心持ちで

クリを薪ストーブで茹でる

今朝の気温は0℃ほどだったけど、ここ3~4日は-4℃前後でとても寒かった。

※ 私の住んでいるところは、厳寒の時期でも-3℃を下回ることは滅多にない。
ましてやそれが数日も続くとなると、ホントに堪える。
で、敷布団を2枚重ねて寝ているんだけど、今冬が初めて。
おまけに湯たんぽも使う始末。
歳をとったことも関係しているんでしょうな。
※ 掛け布団はすでに限界まで重ねていますんで、これ以上重ねると体が潰れてしまいます。

 

日中も最高気温が1℃前後とこれまた寒い。

まあ、こんなときは外出しないで家〈私の場合は木立前のプレハブになるけど〉に籠っていることですな。
〈寒い中、生活のために働いている方々には申し訳ない。〉

今日も、雪かき以外の時間帯はプレハブに籠っていました。

 

午後のおやつはクリでした。

昨年の秋に木立で拾ったのを冷凍保存してあったもので、20個ほど薪ストーブで茹でて食べました。(右上写真)

熱々で味はもちろん !

 

100ℓを超える冷凍庫内には、クリをはじめ、ミニトマト、インゲン豆、ブルーベリーが、かなり残っています。

他、冷凍庫内ではないけど、ジャガイモ、サツマイモもけっこう保存してあります。

それらに加えて、暖房の燃料となる薪もふんだんにあります。

 

春までまだ一か月余り。

それまでゆったりとした心持ちで過ごしたいですな。

そう言われるとやはりうれしい

木立前のカブ畑

木立前の道路を散歩していると、集落の男がカブの収穫をしていた。(右写真)

 

「お疲れさん。寒いのにたいへんやのお。」

「好きでやっとるんで、たいしたことないですわ。」

※ その男は私より2歳年下。
定年退職後、近くの農業法人で働いている。
暑い、寒い、休日、平日、早朝、晩方関係なく、年がら年中動き回っている。
また、いろいろな作物づくりにも挑戦し、心底農業が好きなようである。

 

「収穫時期を過ぎとるみたいやけど、何をしとるんや。」

「まだ食べられそうなカブをっとるんです。 … 安い値段になるんやけど、これがけっこう売れるんですわ。 … 実際に売ってみるとわかるんですが、安い値段でしか買えないお客さんが多く居るんです。」

「商売というよりむしろ社会貢献やな。そりゃ立派なことや。」

 

「 … 社会貢献いうたら、〇〇さん〈わたしのこと〉もいっしょです。 … もらい手のなかったジャングル〈現在私が手入れしている木立のこと〉をホントにきれいにしてしもうた。それも自腹を切って。 … 〇〇さんにとっては何の得にもならんかもしれんけど、集落の景観アップには大きな貢献になっとると思うとります。」

「ありがとう。そう思いながら見てくれている人がいると思うとうれしなるわ。」

 

道楽でしている木立の手入れなんだけど、今日のように言われるとやはりうれしいですな。