
みぞれ降る寒い日。
寒の戻りですな。
プレハブに籠っていると、知人が訪ねて来ました。
「昨日、あんたんとこの前を通ったんやけど、薪割りで忙しそうやったし、声をかけんかったんや。で、今日は寒うて仕事しとらん思うて来たんやけど … 。」
「おお、大歓迎や。入れや。」
彼〈知人〉は私と同い年。
家庭の事情でまだ勤めており、来年度〈4月以降〉も続けるとのこと。
1時間余り話をしたろうか。
体力の衰えについてしきりに言うてましたわ。
彼には先祖代々からの広い山林があり、以前までは「山林の手入れは仕事を辞めてからや」と考えていたらしい。
が、最近の急激な体力の衰えにより、自信がなくなってきたという。
おまけに「昨日のあんた〈私のこと〉の働きぶり〈薪を割っている様子〉を見た限りではまだまだ行けそうや。ええなあ。」と言う始末。
私も、最近とみに体力の衰えを感じています。
彼との違いは、山林といってもわずか0,5haで、しかも勤めていないので、無理をすることなく自分のペースで手入れができることです。
幸いにも最も労力を要するような手入れは、ある程度体力があった60代前半に終えてしまっています。
狭い山林ながらも、今〈68歳〉から手入れに取りかかるとなると自信がありませんわ。
改めて家族に感謝ですな。
【追伸】
木立の梅の花がようやく咲きましたわ。(右上写真)