災害ごみ処理場へ7往復

最後は懐かしのブラウン管テレビも〈ワゴン車の荷台〉

今日は妻の仕事も休みで、朝から自宅と菜園横の物置の後片付け。

どちらも一度片付けているのですが、〈元日の地震の〉大きな余震が来ないとも限らないので、これを機に徹底的に整理することにしました。

※ 地震の専門家は、近いうちに5クラスの余震が来るようなことを言っています。
ただでさえ脆い我が家、とくに2階は、物を置かないようにしてできるだけ軽くしておかないと … 。
子どもがみな巣立った後でよかったですわ。

 

カラオケセット〈テープを使っていた時代の製品〉、子どもが学生時代に使っていた冷蔵庫、29型ブラウン管テレビ〈2002年製〉(右上写真) … など、一応残してあったのですが、今回の地震で倒れたり転がったりして使えそうになくなったので、災害ごみに出しました。

他、鏡の割れた鏡台、壁から落ちた時計、倒れて壊れたタンス … 等、すべて処理場に持って行きました。

 

午前に3回、午後に4回と、処理場まで7往復しましたわ。

それだけも通うと、〈処理場の〉係の方に顔を覚えられますな。

※ ワゴン車〈トヨタ・ボクシー〉なので、一度にたくさん積めないのです。
軽トラなら、4往復ぐらいで済むかな。

 

で、災害ゴミ出しは完了したかって?

それが、まだけっこう残っているんですわ。

もう3往復ぐらいしないと終わらないようですな。

2か月半近くなのにまだまだですな

災害ごみをワゴン車に積む … 3回目ともなると量がぐっと減りましたわ

さあ、災害ごみ運び。

まず、昨日解体したベッドを運びました。

ベッドの枠の木材とマットの中に入っていたバネだけでワゴン車〈トヨタ・ボクシー〉の後部が満杯になりました。

※ バネについては、前回ブログ記事掲載の写真をご覧ください。

で、処理場に着くと、係の方から、「これは何のごみですか?」と尋ねられました。

「一人で持ち運べるようにベッドを解体したんですわ。」と答えると、「よく解体できたもんですなあ。」と感心されました。
〈それもそのはず、解体に丸一日かかりましたからな。〉

 

2回目は、ベッドのマットの布とスポンジ、そして、使いもしないのに置いてあった布団や毛布など、これまた車が満杯になるほど運びました。

2回で運び終わりたかったのですが、どうしても積み切れず、残りは3回目に回しました。(右上写真)

 

3回目に処理場に着いたとき、係の方に、

「家が傾いているので、まだ処理すべきものがけっこう残っているんです。近いうちにまた持って来ますわ。」

と言うと、

「みなさんいっしょみたいですなあ。 … 実は、私は〇〇〈震源地近く〉に住んでいて、家では安心して寝られる部屋は一部屋しかなく、夜になるとそこにみんなで寝ている状態ですわ … 。」

 

地震から2か月半近くが経とうとしていますが、まだまだですな。

ベッドを解体するのに丸一日

もらい手もなく運びようもないベッド … 何と中にはバネが

昨晩、妻が何気なく、

「あの〈元日の〉地震以来、シンクの水の流れに偏りができたみたい … 。」

というようなことを言いました。

 

… ということは、家が傾いているということですな …

地震後の家屋の調査では、『準半壊』という判定でした。

解体するほどではないとホッとしましたが、かなり傷んでいることには間違いないですな。

建て直す甲斐性はまったくなく、といって、十分に安心できる状態でもありません。

※ 今までに何度かお伝えしましたが、元日規模の地震が再来した場合、我が家は完全にアウトです。
そうならないことを願いつつ、私の代までは今の家で暮らしていく予定でいます。
〈幸いにも子どもたちはみな家から出て自立〉

 

さしあたってできることは、2階に置いてあるものを少なくして〈できればなくす〉軽くすることでしょうな。

で、まず誰も使っていない重くて大きいベッドから処分することに。

長さは2mを優に超え、幅は1,5mほどもある代物です。

業者さんに頼むとけっこうな費用がかかりますので、自分で処分することにしました。(右上写真)

 

災害ごみ処分場に持って行くといっても、自分一人で持ち運びができるような重さにし、ワゴン車〈トヨタ・ボクシー〉に積めるような大きさにしなければなりません。

解体するのに丸一日かかりましたわ。

人生って思い通りにならんもんですな

雪化粧の木立前  2024 3.10 7:40AM

いつまでも寒いですな。(右写真)

例年なら正月に〈薪風呂の〉親戚に数人の近しい者が集まるのですが、今年は元日に地震があったために、それができませんでした。

で、遅ればせながら今日集まって会食をしました。

 

食べているときに、震源地に近いある親戚のことが話題になりました。

その親戚は、現在夫婦だけの2人暮らしで共に80歳ぐらい。

身を粉にして働いて2人の子どもを育て上げ、家も建ててローンも払い終わっています。

それが、今回の地震で壊れ、安心して住めないほどになってしまいました。

で、近々町に住んでいる子どものところへ移り住むそうです。

 

2年前にその親戚の家を訪ねたときのこと。

主曰く、

「小〈ち〉っこい家やけど、わしにとっては城や。いっぱい年金もろとるわけやないけど、ぜいたくさえせんとけば、何とか食っていけると思うとる。 … わし、酒好きやし、たまにだけやけど、昼間から飲んでもええかなとも思うとるんや。 … まあ、そんな感じでのんびりと残りの人生を楽しませてもろうわ … 。」

 

達成感に満ち、うれしそうに言っていた主の顔が、まざまざと思い出されました。

それがまさかこんなことになろうとわ。

決して他人事ではなく、元日規模の地震が再来したら、今度は私の家も完全にアウト … 。

人生って思い通りにならんもんですな。

きれいな空気にしたまではよかった

寒い日ですな 2024 3.9 3:00PM 木立前で

朝、プレハブに着いたのは7時少し前。

本日外出の予定なし。

終日雪もちらつく真冬並みの寒さだそうで、プレハブに籠ることに

… 一日をきれいな空気の中で過ごしたい …

幸い朝の時間帯は晴れていたので、寒かったけど煙突掃除をしました。

※ 2週間ぶりの煙突掃除です。
ふつうは3週間近く掃除をしなくても大丈夫なのですが、クリーンな空気を吸いたいときは早めに掃除をしています。
掃除後は、薪の燃え具合といい、空気感といい、まったく違いますわ。
ホントに掃除をしなければならないときは、ストーブのほうからシグナルを送ってくれます。
どんなシグナルかって?
①煙突のつなぎ目から煙が出る
②煤の臭いが室内に漂う
③目が痛くなる〈煙が目に染みるんです〉
ってとこかな。
ずっと放置しておくと、煙突の熱が壁に伝って火事になることもあるとか。
私の場合、煙突掃除といっても、ストーブ炉内の掃除も含めて小一時間で終わりますので、できるだけ早めにするようにしています。

 

澄んだ空気を吸いながら午前、午後と読書に勤しみました。

が、あまりに気持ちがよく、午前、午後とお昼寝までしてしまいました。
〈昨晩ケンタ君に起こされたのは1回だけだったのに〉

午後、昼寝から目が覚め、外に出たときの寒かったことといったら … 。(右上写真)