たぶん今とほとんど変わらなかった

暖かい午後 2022 3.2 3:30PM 木立で

風呂が故障したので、修理屋さんに来てもらいました。

※ 30年余り前にユニット式の風呂にしました。
ボタン一つで温かいお湯が出ます。
… が、ここ1週間ほど、ボタンを押さなくても勝手にお湯が出てくるのです。
1日に100ℓほども。

 

修理屋さん
「リモコンがダメになったようですな。 … しばらく時間がかかりますわ。」


「古い風呂なので交換部品がないんですか?」

修理屋さん
「あるにはあるんですが … 。何しろリモコンには半導体が使われていますんで … その半導体自体がないためにリモコンがすぐにつくれないっていうことですわ。 … まあ、リモコンができ次第すぐに交換にきます。 … あっ、今度は〈風呂の〉メーカーさんが直接来ることになりますんで … 。」

半導体不足のために車の納期が遅れることは聞いていたけど、まさか自分の家の風呂までがそうだとわ … 。

 

修理屋さんが帰りましたので、木立に戻りました。

暖かい陽光の下、木立を歩きながら(右上写真)次のようなことを思いました。

 

もし、日本の半導体産業が、あのとき〈1980年代〉のままだったら、今の経済状況はもっと豊かだったかもしれない。

で、そのもっと豊かだったかもしれない国で自分は何をしていただろう?

… たぶん今とほとんど変わらなかったでしょうな …

ことの発端は食べ過ぎ

ストーブに二つの椅子を寄せ、右の椅子に深く座り、左の椅子に足を乗せるという恰好で読書を。

雨で外に出られず、プレハブ内で読書の続きをすることに。

昨日同様、ストーブに二つの椅子を寄せ、一方に深く座り、もう一方には足を乗せるという恰好で。(右写真)

行儀が悪く、著者に申し訳ない。

 

で、午前午後とあわせて5時間余り読書に臨んだのでしたが。

… 半分以上居眠りをしてしまいました。

その一因は、暖かいストーブの傍であまりにもリラックスした姿勢で読書をすることにあると考えられます。

現に昨日、〈昼食後でしたが〉30分ほど居眠りをしてしまいました。

… が、今日は昨日と同じストーブの傍で、同じ姿勢だったにもかかわらず、どうして30分で済まなかったのでしょう?

 

風邪薬を飲んでいたことが主な原因かと思われます。
〈風邪薬には睡眠を誘引するようなものが含まれているようです〉

実は昨晩眠れず、布団から顔と手を出した格好で深夜まで本を読んでいました。

暖房を入れずに寒い寝室で。

それで、鼻水が出てしまっておまけに微熱状態に … 。

 

どうして眠れなかったのかって?

夕飯を食べ過ぎて胃の調子がおかしくなったのです。
〈食べ残したくないので無理をしたんですな〉

で、それが収まるまで読書をしていたってわけ。

が、まさか風邪を引くことになろうとは … 。

ことの発端は食べ過ぎにあるようです。

すてきな読書タイムは夕日で終了

本日の読書は西窓から射し込んできた夕日で終了 2022 2.18 4:55PM

午後は読みかけの本〈明治という国家:司馬遼太郎著〉の続きを読みました。

薪ストーブの傍に二つの椅子を寄せ、一方に深く座り、もう一方に足を乗せながらという恰好で … 。

※ 案の定途中で30分ほど居眠りをしてしまいました。
読む姿勢といい、居眠りをしてしまったことといい、著者に申し訳ない。

 

途中で一度休憩がてら木立をひと回りしたきりで、あとはずっと ” 司馬ワールド ” を漂っていました。

江戸から明治に移り変わっていくときの雰囲気が、ビビッドに伝わってきます。

まるで私自身が当時の志士であるかのように、幕末の危なっかしい日本を心配しています。

小栗豊後守忠順、勝海舟、パークス〈英国公使〉など、個性的な人たちを間近で見ているようです。

そして、いつの間にか

「日本っていい国なんだなあ。いいことは継いでいかないと … 。」

というような気持ちになっている自分 … 。

※ 今までに司馬氏の著書を数十冊読んでいますが、どれを読んでもなぜかしらそうなるんですな。

 

漂っているうちに西窓が急に明るくなりました。

木立の木々の間から射し込んできた夕日でした。(右上写真)

時計を見ると、4時55分。

「司馬ワールドもええけど、続きは明日読めばどーや。」

と言っているようでした。

すてきな午後でした。

残された道は黙々と木立の手入れ

プレハブに戻るともう〈午後〉5時20分でした

【午前】

確定申告のために、雪の舞う中、役所に行きました。

結果は、728円の還付金と相成りました。

ホントにガソリン代だけでしたな。

 

【午後】

親戚の奥さんを病院に送るために、昼食を早く済ませ、12時過ぎにプレハブを出て親戚に向かいました。

※ 病院に送ることになった経緯については、2.15付ブログ記事『ダラダラと飲み食いしない健全な日』をご覧ください。

事前に予約してありましたので、病院に着くとすぐにMRIを撮ることができました。

当初はMRIを撮って帰る予定でした。

が、腰痛に伴う胃腸の不具合も診てもらえることになり、新たに〈胃腸の〉レントゲンを撮ったり診察を受けたりしているうちに帰りが遅くなってしまいました。

奥さんを家に送り届け、プレハブに戻って来るともう〈午後〉5時20分でした。(右上写真)

 

確定申告、病院への付き添いと外出の一日となり、いつにない疲れを感じました。

これといった肉体労働や精神労働をしたわけでもないのに … 。

レハブに籠っての自分〈自己?〉中心の生活が多く、長時間他人に合わせるような生活をしていないのが原因かも。

といって、今さら人中に入っての生活は … 。

… やはり残された道は黙々と木立の手入れをすることか …

早く雪が解け、木立で思いっきり作業ができることを願う今日この頃です。

25年後も本を読んでいるやろか

本日2回目の木立回り 2022 2.16 2:10PM 竹やぶ跡で

父を見ていて、自分もその年齢になったら真似たい点がいくつかある。

その中の一つが読書である。

満90歳の父は、この季節、たいてい自宅でテレビを見ている。

が、時たま本を読んでいることもある。

ほとんどが近くの図書館から借りてきた『時代物』である。

私の趣味と異なるが、その年齢での ” 本を読もうという意欲 ” には驚かされる。

 

私こと

今日は訪ねて来る人もなく、久しぶりにじっくりと本を読んだ。

現在読んでいるのは、【明治という国家】司馬遼太郎著〈日本放送出版協会〉である。
〈再読です。読了後、当ブログ記事にて紹介します。〉

平成元年12月10日に買った旨記されているから、一度目は少なくとも30年以上前に読んでいることになる。

どうりで至るところ赤線が引いてある割には覚えていないわけだ。

 

初めて読むような新鮮な気持ちで読んでいる。

わからない箇所があると、日本史事典を繰ったり、ネットで調べたりしながら読み進めている。

テストを受けるわけでもなく、レポートにまとめるわけでもないのに。

いくつになっても、今まで知らなかったことを知ることができるというのは、楽しくてうれしい。

 

25年後〈私が90歳になったとき〉も本を読んでいるやろか?

【追伸】

腰痛を防ぐべく読書の合間に木立回りをしました。(右上写真)