杉も抜根しました

抜根したモチ〈左〉と杉〈右〉。 土が付いている部分を上にし、雨に洗い落としてもらおうと考えています。

杉〈根元径約50㎝〉の抜根をしました。

※ 杉の切株の様子につきましては、11.28付ブログ記事『木立前の切株をどのようにして抜こうか』に掲載されている写真をご覧ください。

 

杉は、モチのように根は多くありません。

しかし、根の一本一本が太く、鋸〈手動〉で切るのがためらわれました。

昨日のモチの抜根で疲れ、つい楽をしたく、

3日前に土に触れて切れなくなってしまった電動チェンソーを使うことに。

根の周りの土を取り除き、金属のブラシで根にこびりついていた土を落としてからチェンソーの刃をあてがいました。

… … …

思っていたより切れました。
〈鋸で手動で切るよりずっと楽 … チェンソーにとってはよくないでしょうが。〉
〈3年前に伐採している杉なので、乾いてスカスカな状態であり、そのことも手伝って切りやすかったのだと思われます。〉

おかげさまで、正午までに抜根し終わりました。
〈杉の抜根にはのべ約10時間かかっているかな〉

 

午後、モチと杉の抜根した切株を木立前のコンクリート面まで運びました。

モチがあまりにも重く、わずか7~8m運ぶのに、てこを使って1時間ほどかかりました。

二つとも土の付いた部分を上にして、雨に洗い落としてもらおうと考えています。(右上写真)

カップ麺のカップには混合油を入れない

寒いので作業小屋の中で草刈機のメンテナンスをすることに

今日は、最高気温が10℃に届かないとか。

しかも雨。

で、草刈機のメンテナンスを作業小屋の中ですることにしました。(右写真)

※ 今シーズンの草刈りは終わり、来春までしばらくお休みです。
で、草刈機のメンテナンスとして、必要箇所にグリスを注入し、燃料の混合油を抜くことにしました。

 

寒いので、小屋にある薪ストーブに火を入れました。

※ 作業小屋〈約10㎡〉は、3年前に自作しました。
主に単管と波板で作り、すき間だらけなのです。

 

まず、グリスを注入するために、注入箇所のネジを取り外しました。

めいっぱいグリスを注入した後、再びネジを取り付けました。

混合油を抜く段になりました。

量はわずかですが、ほとんどが引火性のあるガソリンですので、小屋の中でもストーブから最も離れたところで抜くことにしました。
〈すき間だらけの小屋だからできるんですよね〉

で、スポイトで混合油を抜いたのはよかったけれど、それを入れる容器がなく … たまたま近くにあったカップ麺のカップに。

しばらくすると、カップの底の辺りが濡れてきて … ? ? ?

… そう、混合油でカップの底が溶け出したのです。

すぐに小屋のドアと窓を全開にし、ストーブの空気口を閉めました。

 

何とか事なきを得ました。

… カップ麺のカップには混合油を入れないように …

しばらくは手元にある道具でやってみるか

【森暮らしの家】田渕義雄著:小学館

朝から降ったり止んだり。

午前中に、晴れ間を縫って30分ほど木立をひと回りしたきり。

それ以外は、ずっと『抜根』関係のネット動画や記事を見ていました。

主にチェーンブロックを使ってのものを。

※ 『抜根』で最も手っ取り早いのは、重機を使ったやり方です。
一応重機を扱うための初級技能講習修了証を持っています。
〈退職と同時に5日間泊りがけで受講しました〉
15万円くらいで3tクラスのバックホーを一か月間借りることができる、とも聞いています。
借りるとすれば、晴れた日が続くような季節になるでしょうね。
〈私の住んでいる日本海側は、冬はほとんど晴れません。〉

 

で、チェーンブロックといっても、肉厚の〈鉄板が厚い〉2,5m長の単管3本、三脚ヘッド、2~3tクラスのブロックチェーンを揃えると、4万円強のお金がかかります。

果たしてそれだけかけて、斜面にある根元の直径が40~50㎝の切株を抜くことができるのか?

… … 保証はありません。

ふと、田渕義雄〈作家、ナチュラリスト〉が、彼の著書【森暮らしの家】小学館(右上写真)で言っていたことを思い出しました。

… とくに急がない場合は、体を使って年月をかけてやればいい …

 

今のところ体もそれなりに動くし、

しばらくは手元にある道具〈ツルハシ、スコップ、根切り等〉で、やってみるか。

肩肘張らずに足りないところを補い合う

野外焼却〈野焼き〉が終わった後の木立前の光景 2020 11.17 9:15AM

穏やかな秋晴れの日となりました。(右写真)

 

午後、久しぶりに親戚に行きました。

あれこれ話をしていると、親戚が、

「おい、いつもタダで〈風呂用の〉薪もろうとるけど、あれ、まともに買うたら高いやろな。 … ホームセンターで売っとる薪〈を〉見たら、30㎝ほどの長さの薪が10本ほど束になって500円近くや。 … それゃ、杉と違うて煤もあんまり出んで、火持ちもいいと思うけど、 … 冬の寒い日に風呂焚くとなると、3束はいるやろな。 … そんなこと恐ろしてできんわ … 。」

と、言ったので、

「同感や。俺もいくら薪ストーブ好きでも、薪〈を〉買うてまでしようとは思わんわ。 … たまたま目の前に〈建材にもならない杉の〉木があるし、おまけに時間もあるし、薪づくりしとるだけや。 … 木立の木〈を〉見とると、風呂用とストーブ用でまだ10年分はあるし、自分の薪〈を〉つくるついでにつくってやるわ … 。」

と、答えました。

 

親戚は、謙虚にも ” タダ ” という言い方をしましたが、常日頃、昼飯、お菓子、果物等、十分にいただいております。
また、軽トラを貸してもらったり、使わなくなった農機具などを譲ってもらったりもしています。

… 肩肘張らずに足りないところを補い合う …

お互いにいいですよ。

” 急いては事を仕損ずる ” を実感

収穫した柿と壊してしまった『柿収穫はさみ』(上)

午前中、菜園に行って柿を捥ぎました。

※ 菜園は自宅から3㎞ほどの距離〈車で7~8分〉のところにあります。
父がほとんど手入れをしています。
が、高齢ですので、最近応援に行くことが多くなりました。

 

今年は『裏年』らしく、昨年に比べ、かなり少ないように見えました。

しかも木のてっぺん辺りに集中して成っていました。

で、脚立に上ってもほとんど取れませんでした。

ちょうど〈ビニル〉ハウスに『柿収穫はさみ』がありましたので、それを使うことにしました。
〈伸縮自在で、3m余りにまで伸びます。(右上写真)〉

はじめは一個一個ていねいに取っていました。

そのうちに、上ばかり見ていたせいか、だんだん首が痛くなってきました。

… 何か作業を早く終える方法はないものか …

柿が何個も付いている枝の付け根に近い部分を切ることを覚えました。

そこの部分は太く、グリップを強く握らないと切れません。

で、調子に乗ってやっていたところ、

… … …

いくらグリップを握っても、〈棒の先の方にある〉はさみがまったく動かなくなってしまいました。

棒の中に入っているワイヤーか何かが切れたようです。

果たして修理費はいくら?

わずかな柿を収穫するのに、えらく高くついたようです。(右上写真)

 

” 急いては事を仕損ずる ”

をまざまざと実感した次第です。