こぼれていたカンナとノミの刃を研ぎました

カンナの刃がこぼれています
ノミの刃もこぼれています
粗砥(ネズミ色) 中砥(クリーム色) 仕上げ砥(茶色) 水に漬けてあります
研いだカンナと3本のノミの刃

カンナとノミの刃を研ぎました。

カンナもノミも30年ほど前に買ったものです。

使い方がよくなかったのか、ぶつけたのか、どちらも刃がこぼれています。(右上・右中上写真)

砥石も準備しました。(右中下写真)

… 砥石で刃物を研ぐときの基本は、目の粗いほうから細かいほうに、粗砥〈あらと〉→中砥〈なかと〉→仕上げ砥〈しあげと〉の順で。 ただ、 … … 切れなくなった包丁やハサミをふだん研ぐときは、仕上げ砥まで使わなくても、中砥で研いでいればほぼ用は足りるようだ。 粗砥は、刃こぼれがあったり、刃先の角度が鈍角になってきて、それを鋭角に研ぎ直すときに使う。 …
【現代農業2012 1月号 農文協】 P96

… 砥石は使う前に水で十分に湿らせておく … ということで、三つとも水を入れたケースに漬けておきました。〈10分ほど〉

今回はカンナもノミも刃がこぼれていますので、粗砥からスタートしました。

しょっちゅう刃先を確認しながら研ぎ、ある程度研いだ時点で中砥を使いました。

そして、最後は仕上げ砥で研ぎました。

ノミは3本セットで買ったもので、3本とも刃がこぼれていたので全部研ぎました。

研ぎ終わったカンナと3本のノミ(右下写真)、試しに木片を削ってみました。

研ぐ前よりよくなったことは確かです。

ただ、” 切れ味抜群 ” とまで言えないのが残念です。

修行あるのみ。

廃材を台付き丸ノコと鉈で薪にする

自宅の仏間と座敷の修理に伴い出てきた廃材 杉板(左) 角材(右)
ほとんどの角材にはたくさんの釘が付いています
台付き丸ノコで45cm長に切っていきました

廃材を薪にしました。
〈廃材…自宅の仏間と座敷の修理に伴い出てきた杉板と角材〉(右上写真)

まず、角材の方からはじめました。

角材は、畳の下に敷いてあった杉板を支えるために使われていたものです。

杉板がずれないようにとたくさんの釘が打たれたようです。(右中写真)

釘を抜くためにバールを使いましたが、抜くことができた釘は1割ぐらいでした。

残りの9割は腐食がひどく〈60年近く湿気の多い縁の下にあったので〉、バールをあてがって抜こうとすると、釘の頭が崩れてしまい、抜くことができませんでした。

出っ張った釘が手に引っかかったりするとけがをしますので、金づちで叩いて打ち込みました。

あとは、台付き丸ノコで45cm長に切っていきました。〈釘のある箇所は丸ノコの刃が当たらないようにして〉

次に、杉板に取りかかりました。

杉板には釘はほとんど付いていませんでした。

60枚ほどありましたが、次から次へと丸ノコで45cm長に切っていきました。(右下写真)

ただ幅が20cmぐらいあり、それではストーブの焚口に入りませんので、鉈で順に真っ二つに割っていきました。

物忘れとしか言いようのないことが3回も

灰の中から出てきた火バサミ
やっと見つかった鋸

野外焼却後の灰を整理していると、50cmほどの長さの棒のようなものが出てきました。

「全部燃やし切ったはずなのに?」

灰を払うと、何と焼却時に探し回っていた火バサミです。(右上写真)

… まさか燃やした草木に混じっていたなんて …

先日もよく似たことがありました。

杉の丸太を積むときに、枝が出っ張っていると積みにくいので、その部分を鋸で切りながら積んでいました。

半分ほど積み上げたころに、鋸が見当たらなくなってしまいました。

思い当たるところをすべて探し回りました。

丸太の下になっていないかと、一度積み上げた丸太を下して見てみました。

見当たりませんでした。

1時間ほど探したでしょうか、丸太を積み上げるときの土台にしている木に寄り添うようにして鋸がありました。(右中写真)

… そこに置いた記憶はまったくありません …

昨年の12月にはペンチをなくしています。

菜園の物置に不具合があり、針金を切るためにペンチを持って行きました。

修理後、どこを探してもペンチが見当たらないのです。

あれから数回探しに行っていますが、いまだに見つかりません。

ここ2か月のうちに、” 物忘れ ” としか言いようのないことが立て続けに3回も起っています。
… 心配になってきました …

廃材は薪に使えるけれど、畳はどうかな?

畳の下に敷いてあった杉板
畳の下の杉板を支えていた木
シロアリに喰われた畳

二人の大工さんがいらっしゃいました。

修理箇所の仏間と座敷の畳が次々とめくられ、あっという間に畳の間が板の間に変わってしまいました。

畳の下に敷いてあった杉板、そして、それらを支えていた木も、大工さんたちの素早く正確な鋸やバールさばきで見る見るうちに剥がされたり外されたりしていきました。

※ 私も毎日のように鋸を使っているのですが、扱い方は段違いです。
やはりプロは違います。
とても参考になりました。

私は、剥がされたり外されたりした杉板や木をいつもの居場所〈自宅から約500m〉に運びました。(右上・右中写真)

中には、汚れたものや釘だらけのものもありますが、ストーブに入るような大きさに切れば、どれも薪に使えそうです。

畳については、シロアリに喰われてもう使えませんので、薪にする予定でいます。
大きさは、長さ約180㎝、幅約90㎝、厚さ約5㎝です。
全部で10枚ちょっとあります。(右下写真)
鋸で、長さ45㎝、幅12㎝の大きさに切って、ストーブに入れていこうかなと考えています。〈実験ですね〉

結果については、後にブログでお知らせします。

作業結果がはっきりわかると意欲も湧く

まだ玉切りをしていない杉
地面に横たわった杉をジャッキで持ち上げました
玉切りしたとはいえ重い杉 やっと積み上げました

地面にべったりと横たわり、ビクともしない杉 … 。

まだ、玉切りが終わっていません。(右上写真)

チェンソーの刃は地面を擦った時点で、いっぺんに切れなくなってしまいます。

それを避けるためには、木と地面の間にある程度のすき間をつくらなけなりません。

といって、直径30cmぐらいで、長さが2mを越える木となると、そんな簡単に動かしたり持ち上げたりすることはできません。

それで、てこやジャッキを使います。

てこで丸太を台の上まで動かしたり、ジャッキで持ち上げて(右中写真)丸太と地面の間に木片をかましたりします。

そのようにすると、地面を擦ることなく木を最後まで切ることができます。

玉切りが終わっていなかった伐採杉は、4m前後のものが5本だけでしたが、てこやジャッキを使っての作業でしたので午前中いっぱいかかりました。

午後は、それら玉切りしたものを順に積み上げていきました。(右下写真)

昨年の11月に伐採した杉10本、すべて玉切りを終了しました。

辺りに散らばっていた木屑等も整頓したので、景観もすっきりしました。

… 作業後、自分のしたことが目で見てはっきりわかる …
… 達成感とともに明日への意欲が湧いてきます …