『もう一人の自分』が健在である限り

畔草を刈り終えました

頼まれていた田んぼの畔草を刈り終えました。(右写真)

あとで係の方が報酬を持っていらっしゃいます。

報酬は草刈機の償却代と油代程度といったところでしょうか。
〈ホントに安い〉

半ばボランティアですな。

※ 他集落では刈る人がいなく、除草剤で済ませているところもあるようです。
当集落も、いずれはそうなるかもしれません。
除草剤で茶色に枯れた1mほどの畔草に囲まれた田んぼ … 田園風景とは言えないですな。

 

畔草刈り … 少々雑な作業をしても、報酬にはまったく影響しません。

やり直しをさせられたという話もこれまた聞きません。

楽をしようと思えば、できないわけでもありません。
〈一応係の方が除草跡を見にいらっしゃいますが〉

 

では、頼まれたからといって、報酬が安いからといって、半ばボランティアだからといって、お座なりでよいのか?

それはできませんな。

たとえ係の方が許してくれても、心の中の『もう一人の自分』が許してくれませんな。

 

見かけの自分は、歳とともに目、歯 … 等、体のいたるところが衰えてきました。

が、心の中にいる『もう一人の自分』は、かつての仕事に対する姿勢をいまだに保っているようです。

それゆえに今回の畔草刈りも、なんとか恥ずかしくない程度の仕上がりとなりました。

 

『もう一人の自分』が健在である限り、畔草刈りを続けたいと思っています。

町会費の扱いの難しさがよけいにわかる

プレハブの裏 … 連日の雨で草だらけ

今日も雨。

プレハブの裏は一面草だらけ。(右写真)

明日から晴れるそうですので、しばらくは草刈りの日々ですな。

 

で、室内で町会費の納入案内をつくることにしました。

※ 当集落では、町会費の納め方として、3月に1年分全額を納める方法と3,5,8,11月に分割して納めるという二つの方法をとっています。
で、今年3回目の案内を分割納入者に出そうとしているところです。
ちなみに分割納入は、全戸数の1/4といったところでしょうか。

 

つくっているときに先日訪ねて来た友人との話を思い出しました。

※ 友人は他集落に住んでおり、ふだんは都会で生活をしています。

「オレ、ほとんど田舎におらんで家は空き家同然やけど、町会費はしっかり払うとる。 … そやけど、その遣い道がぜんぜんわからんのや … 。」

「そんなことないやろ。 … たいてい年初めの総会で会計報告がなされとるはずや。 … そして、欠席者には会計報告が載った資料が届けられとるはずや … 。」

「ふつうはそうやろな。 … そやけど、オレ、そんなの見たことないけど … 。」

「一度町会長さんに聞いてみりゃどーや。 … 大事なお金を納めとるんやし、すぐに教えてくれると思うわ … 。」

「聞いてみるわ。」

 

町会費の扱い … 難しいですな。

世話係をしているので、よけいにわかるのです。

先人の言う通り体が一番

葉っぱで埋まりつつあるアサガオの棚 … あとはたくさんの花が咲くのを待つだけ

台風の影響か、昨晩から今朝にかけてかなりの雨が降り、強い風も吹きました。

幸いにもアサガオの棚は倒れずに済みました。

大き過ぎると思われたその棚〈6m×2,5m〉も今や葉っぱで埋まりつつあり、あとは色とりどりの花が咲き誇るのを待つだけとなりました。(右上写真)

 

今日は断続的に雨が降っていました。

お盆休みに入っていることも手伝ってか、木立前を通る車も少なく、周囲の田畑にも人影はありませんでした。

 

私はというと、

右膝の関節と腰の調子が今一つで、プレハブ内の簡単な整頓をしたぐらいで、あとはほとんどユーチューブを見ていました。

腰への負担を軽くするために、椅子に座らずに床に横になった姿勢で。

おかげさまで朝方あった右膝と腰の痛みも、夕方にはかなり和らぎました。

… ひと安心 …

 

先日、父が〈90歳〉が熱中症になり、一週間寝込んでしまいました。

何とか回復しましたが、もう以前のように作業をするのは無理のようです。

当然私がその肩代わりを … 。

父の菜園は、木立から3㎞〈車で7~8分〉離れたところにあり、その面積は1,600㎡。

そして、現在私が手入れをしている木立の面積は5,000㎡。

強い日差しの中、それらを行ったり来たりして除草するだけでもひと仕事。

先人の言う通り、体が一番ですな。

自然に還っているのかな

昨日の夕方、木立前で。 2021 8.4 6:25PM

昨日の午後、3時半頃から3時間ほど薪棚周辺の草むしりをしました。

※ ここ10日ほどは、猛暑のため、〈午前〉11時頃から〈午後〉3時頃までは野外作業をしないようにしています。
べつに申し合わせたわけでもないのに、その時間帯には集落の田畑に人影はありません。
〈みなさん熱中症を避けているんでしょうね〉
夕方になると、除草したり水を撒いたりする姿がボチボチ見られます。

 

一日のうちで最も暑い時間帯を避け、台車に座りながらの軽作業にも関わらず、汗が額からたらたらと流れ落ちました。

気温も湿度もとても高く … まさに茹だるような暑さ!

 

… が、〈午後〉6時を過ぎる頃になるとどうでしょう。

薄暗いのです。

そして、6時半頃ともなると、太陽はもう西の山に … 。(右上写真)

ついこの間までのあの明るさはどこへ行ったのでしょう。

後片付けをしていると、ヒグラシのひときわ大きな鳴き声が、もの悲しく聞こえてきました。

時折吹く風も、涼し気。

夏まっただ中に何となく秋の気配を感じました。

 

今思うと、勤めている頃は、どちらかというと観念的に、つまり頭を通して季節の移ろいをとらえていました。

が、退職後自然にどっぷり浸かって過ごすようになり、

肌でダイレクトに季節の移ろいを感じるようになってきました。

自然に還っているのかな。

台車に座りながらのんびりは最初だけ

左にトマトの棚、右にヒマワリを眺めながらの草むしりは楽しい。

オヒシバ〈草の名〉 … 。

逞しい草ですな。

畑の周りにびっしり生えています。

… オヒシバ …
日当たりのよい道端などに生える1年草。
和名はメヒシバ〈雌日芝〉に比べて全体がたくましいことによる。
高さ30~60㎝になる。
【持ち歩き図鑑 身近な野草・雑草】主婦の友社 P201 より

 

20日ほど前に、コードを取り付けた草刈機で見えなくなるくらいに刈ったのですが、もう10㎝ぐらいに伸びてきました。

茎の硬い草ですので、大きくなるとコードで刈るのは厄介です。

といって、〈金属の〉刃を使うときれいに刈れないし … 。

 

茹だるように暑いので、草刈機を担いで動き回るのを止め、

台車に座りながらのんびりとむしることにしました。

スタート地点は、トマト棚とヒマワリの間でした。

左手に赤く色づいたトマト、右手には黄色のヒマワリ、前方には緑の木立と青い夏空 … 。

それらを眺めながら楽しい気分で草むしりを始めました。(右上写真)

トマト棚を覆っているネットをまくり、熟したトマトを取って口に入れたときは最高でした。

 

… が、時間が経つにつれジリジリと暑くなってきました。

麦わら帽子が効かない!

台車に座りながらのんびりと … それはほんの最初だけでした。

正午近くにはゆでだこ状態。

自宅に走って水風呂に飛び込みました。