ミニトマトが50㎝を超えるほどまでに伸びてきました。
そろそろ棚をつくらなければと思い、鉄杭を探したのですが、どう数えても3本足りないのです。
… … …
そうでした … 地震があったときに、立ち入り禁止区域を設けるために使ったのでした。
今年の1月のことでした。
元日の地震とその余震で、木立北面の端っこの地面に5mほどに渡り亀裂が入りました。
そこは、2,5mほどの段差になっており、亀裂が広がると崩れてしまうおそれがありました。
で、そこに迂闊に入って事故にでもなるとたいへんですので、急遽鉄杭を立てて赤いナイロンひもを張ったのでした。
あれから4か月以上経ち、雨や雪によって亀裂が埋まり、見えなくなってしまいました。
表面を見ているぶんには、ごくふつうの地面に見えるけど、地面の中の状態は何とも言えません。
いつ崩れてもおかしくない、というのが実際のところだと思われます。
『立ち入り禁止』の明示を継続せざるをえませんな。
とにかくミニトマトの棚づくりに鉄杭が必要なので、鉄杭を抜き、その代わりに竹の杭を立て、新たにひもを張って『立ち入り禁止』の明示を継続しました。(右上写真)
で、この『立ち入り禁止』の明示だけど、いったいいつまですることになるんでしょう。
永遠に? あるいは地面が崩れ落ちてしまうまで?
簡単に消えない地震の爪痕ですな。