木立前の草刈りを終えて(右写真)後片付けをしていると、町会長さんがやって来ました。
「おお、きれいに刈ったのおー。 … 遅うなったけど、草刈機の刃を持ってきたわ。夏と秋にまた畔草刈りを頼むわ。 … 〈イチゴの棚(右写真の薪棚の奥にあるグリーンの棚)に目をやって〉あの緑のネットが張ってある中には何があるんや。」
「イチゴが生〈な〉っとるんです。」
「 … しかし、えらい手間暇のかかった棚やのおー。」
「あれでも、この前にタヌキかハクビシンかわからんけど、入られたんですわ。」
「高〈く〉つくイチゴやな。買うた方が安〈く〉つくんと違うか。」
「そう言われると、返す言葉がないですわ。」
「よう考えると、わしんとこのシイタケもよう似たもんやな。クヌギの木を伐採して、それを1mほどの長さに切って菌を植えて、実が生ったと思うたら、2~3年してパー〈原木が腐ってしまうこと〉や。 … その菌やけど、最近えろう高〈く〉なったわ。 … あんたのイチゴといっしょで、買うた方が安〈く〉ついたりしてな。 … 一つ一つお金に換算してみると、割に合わんもんがけっこうあるみたいや。 … … 結局は楽しいからやっとるんやろなあ … 。」
… 同感 …
” 楽しいからやる ”
” したいからする ”
何でもお金に換算していると、潤いのない寂しい人生になりませんか?