漬物容器を洗って再度使う

漬物容器を洗う

〈元日の〉地震で自宅物置の基礎ブロックに亀裂が入りました。

で、内側の破損具合を確認するために、中に入っていたものをすべて出すことに。

入口付近のものから順に外に出していきました。

すると奥の方に黄色い漬物容器が20個ほど … 。

持ち上げてみると、半分は空のよう。

が、残りの半分は重く、ふたを開けてみると発酵臭が … 。

中身はわからないけど、漬物のよう。

 

母に尋ねると、

「私がむかし漬けたもん〈の〉や。すっかり忘れてしもうとった。 … むかし言うてもだいぶ前の話や。 … 万一腹痛なったらたいへんやし、もったいないけど処分してくれんかのおー … 。」

とのこと。

母の物忘れはかなり前から始まっていますので、彼女の言った通りだいぶ前に漬けられたものに間違いありません。

 

ホントにもったいないけど、木立まで運んで、穴を掘って埋めました。

梅干しとタケノコとフキで、容器から出したとき、漬物独特の発酵臭が鼻を衝いてきましたわ。

 

漬物容器はふつうのバケツに比べてずっと頑丈で、新たに買うとなるとけっこうな値段がします。

で、洗って再度使うことに。(右上写真)

きれいに洗えば、もちろん漬物〈食物〉容器として使えます。

ヒビが入っていればガムテープで補修し、液体以外の入れ物として十分に間に合います。

野焼きの防火用水入れとして外に放置しておいても10年は大丈夫。

ベッドを解体するのに丸一日

もらい手もなく運びようもないベッド … 何と中にはバネが

昨晩、妻が何気なく、

「あの〈元日の〉地震以来、シンクの水の流れに偏りができたみたい … 。」

というようなことを言いました。

 

… ということは、家が傾いているということですな …

地震後の家屋の調査では、『準半壊』という判定でした。

解体するほどではないとホッとしましたが、かなり傷んでいることには間違いないですな。

建て直す甲斐性はまったくなく、といって、十分に安心できる状態でもありません。

※ 今までに何度かお伝えしましたが、元日規模の地震が再来した場合、我が家は完全にアウトです。
そうならないことを願いつつ、私の代までは今の家で暮らしていく予定でいます。
〈幸いにも子どもたちはみな家から出て自立〉

 

さしあたってできることは、2階に置いてあるものを少なくして〈できればなくす〉軽くすることでしょうな。

で、まず誰も使っていない重くて大きいベッドから処分することに。

長さは2mを優に超え、幅は1,5mほどもある代物です。

業者さんに頼むとけっこうな費用がかかりますので、自分で処分することにしました。(右上写真)

 

災害ごみ処分場に持って行くといっても、自分一人で持ち運びができるような重さにし、ワゴン車〈トヨタ・ボクシー〉に積めるような大きさにしなければなりません。

解体するのに丸一日かかりましたわ。

人生って思い通りにならんもんですな

雪化粧の木立前  2024 3.10 7:40AM

いつまでも寒いですな。(右写真)

例年なら正月に〈薪風呂の〉親戚に数人の近しい者が集まるのですが、今年は元日に地震があったために、それができませんでした。

で、遅ればせながら今日集まって会食をしました。

 

食べているときに、震源地に近いある親戚のことが話題になりました。

その親戚は、現在夫婦だけの2人暮らしで共に80歳ぐらい。

身を粉にして働いて2人の子どもを育て上げ、家も建ててローンも払い終わっています。

それが、今回の地震で壊れ、安心して住めないほどになってしまいました。

で、近々町に住んでいる子どものところへ移り住むそうです。

 

2年前にその親戚の家を訪ねたときのこと。

主曰く、

「小〈ち〉っこい家やけど、わしにとっては城や。いっぱい年金もろとるわけやないけど、ぜいたくさえせんとけば、何とか食っていけると思うとる。 … わし、酒好きやし、たまにだけやけど、昼間から飲んでもええかなとも思うとるんや。 … まあ、そんな感じでのんびりと残りの人生を楽しませてもろうわ … 。」

 

達成感に満ち、うれしそうに言っていた主の顔が、まざまざと思い出されました。

それがまさかこんなことになろうとわ。

決して他人事ではなく、元日規模の地震が再来したら、今度は私の家も完全にアウト … 。

人生って思い通りにならんもんですな。

これって一種の病気ですかいのお

今日買った5冊の古本

一昨日からずっと雨。

それが〈午前〉10時頃からみぞれに。

北風吹く寒い日となりました。
〈最高気温5℃〉

 

一昨日、昨日、今日と、訪れる人もなく、薪ストーブの傍らで読書三昧。

仕事のために読むわけでもなく、レポートを書くために読むわけでもなく、読みたい本を読みたいだけ読めるって、ホントにいいですな。

が、いくらいいといっても、それが長時間続くと、さすがに飽きてきますわ。

 

で、昼食を食べた後、近くの古本屋さんに行きました。

そこは、古本だけでなく、中古のBDやCDなども扱っていますので、そちらも見て回りました。

BDやCDなどに関しては、とくに欲しいものはありませんでした。

本に関してはけっこうありました … が、何しろ年金生活の身、働いていた頃のようなわけにはいきません。

また、歳も歳なので、読む時間や読む体力のことを考えると、そんなに買っても積読で終わってしまうような気もしています。

※ 実は、菜園横物置には、積読で終わってしまいそうな本がたくさんあるのです。

 

にもかかわらず、新たに5冊もの本を買ってしまいました。(右上写真)

古本屋さんからもらったレシートを見るに、〈5冊で税込みで〉1,227円となっています。

新刊書1冊にも満たないような金額ですが、問題は本当に読むのかということにあります。

 

… これって一種の病気ですかいのお …

財布と文庫本を一時紛失して気づいたこと

財布の中身と文庫本

昨日の〈午後〉6時半過ぎに自宅に戻るときのこと。

プレハブのあるべきところに財布がない!

菜園横の物置から持って来た一冊の文庫本といっしょに置いたはずなのに … 。

一通りプレハブ内を探したけど見当たらず、「明日探せばいいや」と思って帰宅しました。

 

夕飯の支度をしていた妻に財布が見当たらなかったことを話すと、妻が、

「財布が無くなったのによく平気でいられるわね。私なら気になって寝られないわ。 … 今から探しに行きましょうよ … 。」

と。

出直してプレハブ内を隈なく探したけど、見つかりませんでした。

 

今朝、プレハブに着いて車から降りると、

外に置いてある流し台の上に財布と文庫本が重なってあるではありませんか。

〈昨晩の雨で〉びしょびしょになって … 。

暗い時間帯だったので、昨日は見えなかったんですな。

とにかく見つかって一安心。

 

【今回財布と文庫本を一時紛失して気づいたこと】

① 物忘れがひどくなってきました。

② 財布の中身は、現金9,000円、カード21枚と車の合鍵でした。(右上写真)
カードを整理して常時使っているものだけにします。

③ カメムシのいっぱいいる不衛生なプレハブを嫌がっていた妻が、率先して来ました。
” 財布はカメムシより強し ” ですな。

④ 一度読んでラインを引いたり書き込みをしたりした本は馴染みやすく、一種の宝。