昨年の今ごろでした。
作物や花に水をやるために、給水タンクを木立の一段高いところに設置しました。(右上写真)
〈写真右上の黄色いのが給水タンク〉
3mの高低差を利用して、上にあるタンクの水を勢いよく下の畑に撒く魂胆でした … 。
が、思ったほどではありませんでした。
それよりも、うだるような夏の日に、タンクのバルブの開け閉めに上ったり下りたりするのに参りました。
で、畑の近くに給水タンクを降ろしました。
使い勝手をよくするために、タンクのバルブの下にたらいも置きました。(右下写真)
タンクの容量は200ℓ、たらいの容量は100ℓです。
今後、それら二つに井戸から汲み上げた水を溜めておき、その水をじょうろに入れて水やりをする予定です。
少なくとも去年よりは楽になるでしょう。
そう、タンクを降ろしているときに、見知らぬ人が訪ねて来ました。
乗って来た車は、 … … 何と、スポーツカーです。
〈私のところに訪ねて来る人は、たいてい軽トラに乗った人ですので〉
50代後半だそうで、木立の前を通るたびにきれいになっているので、どんな手入れをしているのか、聞きに来たということです。
その人は、竹の処理に困っている一方で、竹を廃棄するのがもったいなく、竹炭や竹細工をつくっているという話もしていました。
まだまだ話を聞きたかったのですが、仕事があるということで、10分ほど話して去って行きました。
荒れゆく山林を何とかしたいという気持ちがひしひしと伝わってきました。
束の間の充実した時間でした。