今年のフキもいよいよ終わりです

軽トラの座席に積まれたフキ
まだ100本ほど残っていそうです

父の友人がフキノトウを採りに来たのは2月の半ば … 。

あれから3か月以上経ち、今度はフキの茎の食べごろとなりました。

3日前に近所の人が摘んでいきました。

そして、今日は親戚が持っていきました。

杉の丸太〈風呂の薪にするため〉を取りに来たついでに、フキも持って帰ってもらったという次第です。

これ以上フキを放置しておくと茎が硬くなって食べられなくなり、もったいないと思いましたので … 。

※ 実は、〈3㎏離れた〉菜園にもフキがあり、私の家族が食べるぶんは、それで間に合っているのです。

で、親戚が軽四に丸太を積んでいる間に、私の方でフキを刈り取りました。

野菜かごにちょうど収まるくらいの量〈約150本?〉でした。

荷台は杉の丸太でいっぱいでしたので、座席にその野菜かごを置きました。(右上写真)

帰り際、
「まだフキが残っとるとこ〈残っているところ〉あるけど … 。」
と促すと、
「ほんで〈これで〉充分や。」
と言って帰って行きました。

しばらくして親戚から電話がありました。

「あのフキいらんて言うたけど〈いらないって言ったけど〉、いるわ〈欲しいわ〉。 明日朝の8時に採りに来るわ。」
ということでした。

まだ、それなりのフキが、100本ほど残っていそうです。(右下写真)

今年のフキも、いよいよ終わりです。

ちょうどよいときに竹を刈り取りました

長いもので1,5mほどに成長いしている竹〈孟宗竹〉
刈り取った竹は天日干しにしました

〈孟宗竹の〉タケノコシーズンもそろそろ終わりに近づいてきました。

3月上旬にすべての孟宗竹を伐採したにもかかわらず、169本のタケノコが採れました。

一方、細くて食べられそうにないものは、掘り起こさないで伸びるままにしてありました。

長いもので1,5mほどに成長しています。(右上写真)

竹やぶ跡全体に渡り100本ほどあるでしょうか、のこぎり鎌で順に刈り取っていきました。

※ 今後竹が生えないようにするつもりです。
そのためには、竹が出るたびに刈り取らなければならないそうです。

竹を持つ軍手がびしょびしょになりました。

竹やぶで火を燃やしても延焼しないといわれますが、竹にはほんとうにたくさんの水が含まれていますね。

〈3月に伐採した竹の〉切り株から水が溢れ出ているものもあります。

ここ5日間は雨が降っていませんので、溢れ出ている水は、地下茎で吸い上げたものなんでしょうね。

刈り取った竹は天日干しにして、後に野外焼却する予定です。(右下写真)

今日はのこぎり鎌を使いましたが、竹〈タケノコ〉が硬くなっていてやっとこさ刈り取ったものも数本ありました。
〈あと数日遅かったら竹挽き鋸を使う羽目に〉

ちょうどよいときに竹を刈り取りました。

孟宗竹のタケノコは今年が最後かも

細めのタケノコが21本採れました

裏年のわりには〈タケノコが〉けっこう採れています。

今日採れた21本(右写真)も含めると、今シーズン139本採れたことになります。
〈予想は60本でした〉

竹やぶ跡には、大小合わせてまだ50本ほどのタケノコが残っています。
〈最終的には全部で200本ほどになるかな?〉

3月上旬にすべての孟宗竹〈700本前後〉を伐採しているので、親竹から養分が来なくなったせいか、例年より細めのタケノコばかりです。(右上写真)

竹を伐採した人の話によると、今年はまだしも、来年は出ても小さいものばかりだそうです。

【では、再来年は?】

… 0本 …

【そのわけ】

孟宗竹が二度と生えないようにするため。

【ここ2か月間考えたこと】

下手に残すと、〈竹は〉増殖し続けます。
今はまだそれなりに体力があり、何とか手入れができます。
しかし、万一事故に遭ったり、病気になったりすると、十分な手入れができなくなります。
山林は、わずか一年間でも放置しておくと、いっぺんに荒れてしまいます。
それも、近隣に何軒もの住宅がある約0.5haの広さの山林です。
体力と意識があるうちに手を打つことにしました。
〈タケノコが採れなくなるのはとても残念ですが … 〉

【今後の手立て】

食べられるタケノコは、採って食べたり、配ったりする。
食べられないようなものは、刈り取っていく。
※ 二度と竹が生えないようにするには、タケノコが出なくなるまで刈り取りを続ける必要があるとのことです。

タケノコのおかげで私自身も楽しい思い

タケノコの横に目印の棒を立てました

〈午前〉8時過ぎに親戚が2人でタケノコ掘りにやって来ました。

勝手がわかっているので、それぞれタケノコ掘り用の鍬と根切りを持って、竹やぶ跡の方へ行きました。

20~40㎝ぐらいのものを15本ほど採ったようでした。

「こんで〈これで〉一週間毎日食べられるわ。」と嬉しそうに帰って行きました。

※ よほどタケノコが好きらしく、一週間毎日食べても飽きないそうです。
〈いろいろな人がいるもんです〉

午後は、帰省している息子が友人を連れてタケノコ掘りにやって来ました。

※ 事前に、今日、親戚と息子がタケノコ掘りに来ることを聞いていましたので、息子の取り分のところには、目印として識別テープを結わえた棒を10か所余りに立てておきました。(右上写真)
〈タケノコがみんなに万遍なく行き渡るように〉

「おまえ、掘り方下手やな … 、腰の入れ方がなっとらんわ … 。」 と言い合いながら採っていました。

昨日は父の友人夫婦、今日は親戚と息子 … 。

タケノコのおかげで、人が入れ替わり立ち替わりやって来ます。

タケノコ掘りのよいところは、「腕が痛い! 腰がだるい! 疲れる!」と言いながらも、顔や声が笑っていることです。

また、採ったタケノコを持ち帰るときの表情にもさわやかな明るさが感じられます。

タケノコのおかげで、私自身も楽しい思いをさせてもらっています。

話をしっかり聞いていませんでした

コシアブラの若芽も食べごろになりました

朝、父の友人夫婦がやって来ました。

「お言葉に甘えまして、再度タケノコ掘りに来ました。」

… お言葉に甘えまして … ? ? ?

思い当たる節がないわけではないのですが … 。

数日前、木立の草刈りをしていたときに、奥さんが私の近くで車を止めて窓を開け、何か言っていたのを思い出しました。

草刈機のエンジンを動かしたままだったので、その音に遮られ、実は、何を言っているのかはっきりわからなかったのです。

1週間ほど前にもタケノコ掘りに来ていたので、そのお礼を言っているのだろうと〈私の方で〉勝手に解釈し、何度か頷いたのです。

※ 1週間ほど前のタケノコ掘りの詳細については、4月21日付のブログ『歯を磨きながら木立をブラブラするのは』をご覧ください。

多分、そのときに、「また、近いうちに採りに来ますよ。」というようなことを言っていたのだと思います。
〈今さら聞くわけにもいかないですね〉

【言い訳】
最近草刈機のエンジンの調子が悪く、エンジンを一度止めると、なかなかかからないのです。
それで、エンジンを動かしたままでいたのです。

タケノコ10本余りと食べごろのコシアブラの若芽(右上写真)を20本ほどお持ち帰りいただきました。

幸いにも失礼にならずに済みました。

… 話をしっかり聞いていなかった … ことを反省した次第です。