『ヒメオドリコソウ』は草刈り開始の合図

ヒメオドリコソウ〈木立前で〉

朝、木立前を歩いていると隣家の主と出会いました。

「おはようございます。」

「ああ、おはようさん。 … 温〈ぬく〉い日が続くもんで、よう草が伸びてきたわ。 … とくにこの紫の花(右写真)が目に付くわ。 … 名前はわからんけど、何か外来種らしいな。 … ワシんとこも、アンタんとこも、ホントにどこもかもよう生えとる。 … 昔はあんまりなかったのにのお。 … いつからこんなに増えたんやろ … 。」

「私も草のことは詳しくないのですが、『ヒメオドリコソウ』と言うらしいですよ。」

「そうか。ヒメオドリコソウか。 … … いよいよ草刈りに追われる時期が始まるのお … 。」

 

プレハブに戻ってしばらくすると、隣家あたりから草刈機のエンジン音が聞こえてきました。

 

主の言う通り、私の住んでいるところでは、春暖かくなると、至るところで『ヒメオドリコソウ』が見られます。

今や『ヒメオドリコソウ』は、一年の草刈り開始の合図になるほどまでに繁殖してしまいました。

 

※ 『ヒメオドリコソウ』
ヨーロッパ、小アジア原産の2年草。日本への渡来は明治の中ごろといわれる。茎は高さ10~25㎝になる。葉は対生し、卵円形で、上部の葉は暗紅色を帯びる。4~5月、上部の葉のわきに暗紅色の唇形花をつける。
【持ち歩き図鑑 身近な野草・雑草】主婦の友社 P21より

作業の合間のたびに山桜を眺めて

2021 4.2 9:15AM  木立前 … 14本ある山桜のうち3本が花を咲かせています … 写真では見にくいのですが現在4本目が花を咲かせつつあります

借りた隣接地〈約150㎡〉の整理 … 捗りませんな。

たとえ密林状態であっても、低木や細かい竹等の刈り取りは、大したことではありません。

高さが10m前後であれば、木の伐採も、慣れればそんなに難しいことではありません。
〈もちろんケガをしないように細心の注意を払って行っています〉

 

問題は、それら刈り取ったものや伐採した木をどう処理するかです。

木立の片隅に積んで腐るまで待つという方法もありますが、除草の妨げになったり、虫がたかったりします。

処理場に持って行くと、お金がかかります。

業者さんに頼むと、楽だけどいっそうお金がかかります。

結局、焼却〈野焼き…私は野外焼却と言っていますが〉することになります。

 

焼却といっても、簡単にできることではありません。

焼却したときに炎が大きくならないように、木の幹や枝を細かく切り分けなければなりません。

また、どこに燃やしてもいいというものでもなく、飛び火しないような場所でしなければなりません。

 

今日は、木の幹や枝を細かく切り分けたり、それらを焼却場所に運んだりしているうちに一日が過ぎてしまいました。

作業の合間のたびに木立にある山桜を眺めていました。(右上写真)

ソメイヨシノとはまた違った趣の山桜

14本ある山桜のうちで最初に咲きました。今日現在で3分咲きといったところでしょうか。

無所属の時間の中で生活している割にはけっこう慌ただしいですな。

※ 貧乏性でしょうな。
もう一つ。
木立で作業をするには、今が最高のときなんです。
蚊や蜂がいない。
ヘビもいない。
暑くも寒くもない。
〈ゴールデンウィークあたりまでかな〉

 

で、地面ばっかり見て動き回っていたら、いつの間にか上の方に清楚な花が … 。

一昨日〈3月25日〉はじめて気づきました。

今日現在で3分咲きといったところでしょうか。(右上写真)

赤みがかった葉っぱに白い花が青空に映え、清々しい気持ちになります。

胸高径30㎝、高さ13mの堂々たる山桜です。

 

木立には、他に大小合わせて13本の山桜があります。

” 山桜 ” と一括りで言っていますが、木肌、花や葉っぱの色がそれぞれ微妙に違います。

花が咲く時期にいたっては、早いものと遅いものとで40日近くの開きがあります。

※ 昨年の開花日については、2020 5.5付ブログ記事『いずれは ” 桜の園 ” にしたい 2』をご覧ください。
そのときは15本の山桜でしたが、秋に1本伐採しましたので、現在は14本です。

 

これからひと月ほど花見が楽しめそうです。

みなさん、木立の前を通ったときはぜひご覧ください。

ソメイヨシノとはまた違った趣があっていいですよ。

野菜や花づくりに灰をジャンジャン使う

野外焼却〈野焼き〉で出た灰をふるいにかけ、瓦礫を取り除きました。

明日まとまった雨になるとのこと。

3回の野外焼却〈野焼き〉で溜っていた灰をふるいにかけることにしました。

※ 雨が降って濡れてしまうと灰がふるいの網の目を通りにくくなるので、乾いてサラサラの状態のときにふるいにかけるようにしています。

※ レーキで掻き集めた枝葉を燃やした灰ですので、瓦礫がけっこう混じっています。そのまま畑に撒けませんので、撒く前にふるいにかけて瓦礫を取り除いています。(右上写真)
〈7㎜の網目のものを使用 … けっこう瓦礫があるんですよね〉

※ 防塵めがね、防塵マスクをした方がいいですな。

 

自然のものを燃やしてできた灰は、少々撒き過ぎても問題はないようです。

むしろ作物の育ちがよくなるようにさえ思っています。
〈キュウリ、トマト、カボチャなど、とくにアルカリ土壌を好む野菜には〉

ネット〈ホルティby GreenSnap〉にも、
… 草木灰の主な成分は、石灰、リン酸、ケイ酸、カリウムです。石灰分が多いことから、苦土石灰のようにアルカリ性に傾ける効果があり、草木灰が白いほどアルカリ性が強くなります。また、カリウムは水に溶けやすいことから、即効性がある肥料の1つとして利用します。 …
とあります。

 

今シーズンも野菜や花づくりにジャンジャン使っていきたいと思っています。

今年も野菜や花を楽しみたい

草が短いうちにと思い、畑を耕しました。

草が短いうちに畑を耕すことにしました。

で、3㎞ほど離れた菜園の〈ビニル〉ハウスに耕運機を取りに行きました。

※ 耕運機は常時菜園のハウスに置いてあります。

幸い一発でエンジンがかかりました。

ワゴン車に積んで持って来ました。

車から降ろし、さっそく耕しに取りかかりました。(右上写真)

 

耕しながら、今シーズンつくる作物や花を頭に描いてみました。

ジャガイモ、サツマイモ、カボチャ … アサガオ、ヒマワリ … … etc.

あれもこれもと狭い畑に収まり切らないほど湧いてきました。

あっ! 大事なものを一つ忘れていました。

トウモロコシです。

いま帰省している〈2年と2か月の〉孫が大好きなのです。

先日、焼肉屋さんで、歯で上手にトウモロコシの粒を芯から剥がしながら食べていたのを思い出しました。

うれしそうでした。

約束をしてしまいました。

… 今年は爺ちゃんがトウモロコシをつくると …

トウモロコシを植えるにはまだ時間がありますので、人に聞いたりネットで調べたりして挑戦したいと思っています。
〈プレッシャーですな〉

 

今のところさしあたって植えなければならないのは、ジャガイモです。

で、耕し終わった後、ジャガイモを植えるための畝づくりをしました。

10日ほどしたら施肥をして、種いもを植えます。

今年も野菜や花を楽しみたいと思っています。