丸太を花壇の土留めにし地面の傾斜を解消

杉の丸太を土留めにしました

昨年、一昨年とアサガオを植え、夏を味わいました。

が、花壇の地面が若干傾斜しているのが気になっていました。

アサガオの場合、棚をつくるのに支柱を立てます。

同じ長さの支柱を使うと、天辺が揃わず、花壇の地面が傾斜している分、天辺も傾斜します。

棚一面に花が咲く頃になると天辺の傾斜はそれほど目立たなくなるのですが、傾斜していない方がもっと整って見えるだろうなと、2年間思い続けていました。

 

ちょうど杉の丸太がありましたので、それを花壇の土留めに使い、傾斜を調整することにしました。

傾斜の高いところには丸太を深く埋め、低いところには浅く埋めました。

どの程度深く埋めたり浅く埋めたりすればつり合いがとれるのかについては、ホースに水を入れて調べました。

※ まず、ホースに水を入れ、両端の水面の高さを見ました。
次に、それら両端の水面の高さに合わせて糸を張りました。
最後に、その糸に丸太の縁が沿うようにして埋めていきました。
直径20㎝、長さ1,8mの丸太を8本と直径20㎝、長さ70㎝の丸太を2本使いました。
かすがいで留めなくても大丈夫のようです。
(右上写真)

 

内法0,7m×6,8mの花壇が出来上がりました。

これで中の土を摺り切り状態にすれば傾斜も解消されます。

今年は高さ2,5mの棚にする予定です。

棚一面の色とりどりのアサガオが楽しみです。

夕日に映える山桜で本日の作業終了

夕日に映える山桜 2021 4.22 4:40PM

朝からいい天気。

8時半頃から正午過ぎまで草刈機〈背負い式〉を担ぎ、竹やぶ跡の草刈り。

4月とは思えないほどの強い日射し。

2年前に孟宗竹をすべて伐採したので、遮蔽物は一切なし。

湿度が低いのがせめてもの救い。

時折顔を上げると、近くの杉木立の影がとても濃く、初夏と見まがうほど … 。

途中で2回水分補給をし、何とか午前中の作業を終えました。

 

午後は、ヒマワリの花壇づくりの続きをしました。

※ ヒマワリの花壇づくりについては、2週間余り前から取りかかっています。

花壇の土が多過ぎるので、サツマイモの畝に足すことにしました。

一輪車で10回ほど運んだでしょうか。

サツマイモを植えるにふさわしい畝になりました。

長さ8m、幅80㎝、高さ40㎝の畝に … 。

昨日近くのホームセンターに行ったとき、店頭にサツマイモの苗が並んでいました。
〈例年より早いみたいですな〉

1束〈25本の苗〉で600円〈税込み〉ほどでした。

いつも30㎝間隔で植えているので、それでちょうど足りますな。

サツマイモの場合、とくに施肥の必要もありませんので、もういつでも植えられるという状態です。

 

「今年も食べ切れないくらい穫れたらどうしよう。」

と皮算用していると、木立の間から夕日が。

… 夕日に映える山桜を眺めながら本日の作業は終了 …

と相成りました。

竹やぶ跡に増えているセイヨウタンポポ

セイヨウタンポポが竹やぶ跡によく見られるようになりました

今年の春は、竹やぶ跡がとても華やかです。

鮮やかな黄色のセイヨウタンポポがそこかしこに咲いているからです。(右写真)

〈孟宗〉竹を伐採したのは2年前の春 … 。

当時はセイヨウタンポポはまったく見られませんでした。

それが時間の経過とともにだんだん増え、今春は至るところ黄色という感じです。

お招きしたわけでもないのに、いつの間にか居付いてしまいました。
〈タンポポは日当たりのよいところを好むそうです〉

 

セイヨウタンポポは、その名の通り帰化植物です。

日本にはトウカイタンポポやカンサイタンポポといった固有種がありますが、それら日本のタンポポの生活圏を奪い、勢力圏を広げていると言われています。

がくが下向きに反り返っているのがセイヨウタンポポ、反り返っていないのが日本のタンポポだそうです。

セイヨウタンポポが四季咲きであることが勢力圏を広げている理由のようです。

※ 四季咲き … 気温や日照、水分などの条件がある範囲内にあればいつでも花をつける。
〈一季咲き … ある特定の季節にしか花をつけない。〉
〈ちなみにタンポポの季語は春〉

ウィキペディアによると、セイヨウタンポポは、日本の侵略的外来種ワースト100に選定されているとのこと。

 

浮き立つような気分にしてくれるセイヨウタンポポ … 、

残念ですな。

心のどこかに桜に惹かれるような何かが

散った山桜の花びら〈木立で〉

一週間ぶりの雨です。

午後小降りの合間に木立をひと回りすると、山桜の根元の周りに集まるように花びらが散っていました。(右写真)

※ ちょうど花びらが散ろうとしていた時機に雨に打たれ、無風状態だったのでそのようになったのかな?
〈昨日まではほとんど散っていなかったのに〉

散った花びらを見て、ふと

“ どうしてこんなに桜に惹かれるのだろう ”

と思いました。

 

それは私だけではなく、ほとんどの日本人にも当てはまるようです。

現にテレビでは、「今日はどこそこが桜の満開状態です」といった報道が毎日のようになされています。

そして、「コロナのために花見に行けなくてとても残念だ」という声もよく聞かれます。

 

千年以上前にも桜に対して特別の思いを寄せていた人がいました。

在原業平が次のような歌を詠んでいます。

” 世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし ”

【現代語訳】
この世の中に、全く桜というものがなかったなら、春を過ごす人の心はどんなにのどかであることでしょう。
… ネット:意味と文法・品詞分解/古文by走るメロスより …

 

年老いた方が、
「来年も桜が見られるだろうか」
とおっしゃることがよくあると耳にします。

チューリップでもヒマワリでもなく ” 桜 ” なのです。

 

桜に惹かれるような何かが、心のどこかにあるんでしょうな。

『ヒメオドリコソウ』は草刈り開始の合図

ヒメオドリコソウ〈木立前で〉

朝、木立前を歩いていると隣家の主と出会いました。

「おはようございます。」

「ああ、おはようさん。 … 温〈ぬく〉い日が続くもんで、よう草が伸びてきたわ。 … とくにこの紫の花(右写真)が目に付くわ。 … 名前はわからんけど、何か外来種らしいな。 … ワシんとこも、アンタんとこも、ホントにどこもかもよう生えとる。 … 昔はあんまりなかったのにのお。 … いつからこんなに増えたんやろ … 。」

「私も草のことは詳しくないのですが、『ヒメオドリコソウ』と言うらしいですよ。」

「そうか。ヒメオドリコソウか。 … … いよいよ草刈りに追われる時期が始まるのお … 。」

 

プレハブに戻ってしばらくすると、隣家あたりから草刈機のエンジン音が聞こえてきました。

 

主の言う通り、私の住んでいるところでは、春暖かくなると、至るところで『ヒメオドリコソウ』が見られます。

今や『ヒメオドリコソウ』は、一年の草刈り開始の合図になるほどまでに繁殖してしまいました。

 

※ 『ヒメオドリコソウ』
ヨーロッパ、小アジア原産の2年草。日本への渡来は明治の中ごろといわれる。茎は高さ10~25㎝になる。葉は対生し、卵円形で、上部の葉は暗紅色を帯びる。4~5月、上部の葉のわきに暗紅色の唇形花をつける。
【持ち歩き図鑑 身近な野草・雑草】主婦の友社 P21より