暑い夏がやって来ました

咲き始めたヒマワリ

〈午前〉6時より集落のお宮さんの除草作業に参加。

小1時間ほどだったが汗が出る。

お宮さんに行くと、西行法師の歌が浮かんでくるようになった。

… 何事のおわしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる …

歳のせいか。

 

それが終わると自宅に戻って朝食を食べ、今度は集落の集会所に集まって掃除。

短時間の作業だったけど、これまた汗が出る。

9時少し前に終了。

※ きょう日はみなさん忙しく、短時間で済ませられる行事は重ねて行われることがよくあります。

 

それから木立に。

それにしても暑い! 最高気温は35℃近くとか。

一昨日の早朝にけっこうな雨が降った。

経験から言わせてもらうと、梅雨を締めくくる雨だったような気がしてならない。

が、私が住んでいるところの梅雨明け宣言は、まだ正式に発表されていない。

 

とにかく早朝の作業で疲れたので、午前中は冷房の効いたプレハブ内で冷たいお茶を飲みながら過ごした。

昼食後外に出ると、暑いのを完全に通り越して作業どころではない。

周りの田畑を見回せど人影まったくなし。

で、プレハブ内の整理整頓をすることに。

日曜日ということも手伝ってか車の騒音もほとんど聞こえず、訪ねてくる人もなく、また、セミもぽつぽつと出始めたばかりということもあり、静かな午後でした。

 

木立前のヒマワリが咲き始めました。(右上写真)

暑い夏がやって来ました。

性に合っている木立の手入れ

3mに迫ったヒマワリ

午前中に雨が降り出すとのことで、朝の早い時間帯にトマトを捥ぎました。

※ トマトは、雨量が多いと裂果してしまい、裂果するだけならまだしも、アリがたかるんですわ。

 

その後は降ったり止んだりで、とくに外出する用事もなく、プレハブ内で過ごしました。

何をしていたかって?

主に窓外の雨の景色を眺めながら、来し方行く末を思ってましたわ。

そうそう、窓外のヒマワリがえらく伸びたのには驚きました。(右上写真)

 

早いもので、退職して本格的に木立の手入れをはじめてから7年と3か月半が経ちました。

その間、冠婚葬祭等を除き、毎日の半分〈6:30~18:30〉を木立及び木立前のプレハブで過ごしてきました。

その甲斐あってか、荒れ果てていた木立も、一見公園と見紛うほどにまでなりました。
〈昨秋、地元のテレビ局から取材を受けたほどです。〉

 

勤めていた頃は、日曜日が来るのが待ち遠しかったのですが、今は毎日が日曜日のような気分です。

木立の手入れは、どちらかというとけっこうきつく、体も汚れる作業で、見た目も恰好のよいものではありません。

が、やればやっただけの仕事の足跡がはっきり見えますので後味がとてもよく、ますますやる気が湧いてくるのです。

この7年と3か月半、その繰り返しでやってきたような気がしています。

 

木立の手入れは、どうも私の性に合っているようですな。

なんでヒマワリを植えているかって?

ヒマワリが2mを超えるほどにまで伸びました

ヒマワリに水をやっていると、集落の人が訪ねて来ました。

用件を済ませると、

「 … ところで、あんたがいま水やっとるのヒマワリやと思うけど(右写真)、いったいどれだけ伸びるんや。」

「3mぐらいですかね。」

「えらい高なるんやな。 … で、そんなん植えてどうするんや。」

「 … … どうするって … 見て楽しむんです … 。」

「 … ふーん … そうか … 。」

まるで不思議な話を聞いたかのような表情で帰って行きました。

 

今までにもよく似たことが何回かありました。

推測するに、みなさん、

… 儲かりもしないのに、大きな棚までつくって支柱を立て、暑いさ中にせっせと世話をしてただ花を見るだけか … わからんのおー …

と思っていらっしゃるようですな。

 

どちらかと言うと、私も『花より団子』タイプです。

が、定年退職後、木立の手入れのために四六時中屋外で作業をするようになり、夏のあまりの暑さに辟易しています。

で、「暑い夏に心に涼をもたらしてくれるものは何かないやろか」とあれこれ考えてみました。

何故かしら、幼い頃に夏休みによく目にした大きなヒマワリが思い出されました。

 

5年ほど前から、毎年ヒマワリを植えるようになりました。

夏の青空をバックにした鮮やかな黄色い花を見上げると、妙に懐かしく涼しくなったような気分になるのです。

一粒、一粒、感謝を込めてていねいに

今日の収穫

午前中はアサガオの棚づくり。

プレハブ前に4個のプランターを並べ、それぞれにアサガオの苗を3株ずつ植えてあります。
〈全部で12株ですな〉

そろそろつるが伸び始める頃なので、支柱を立てることに。

もちろん支柱は2,5m長の細い竹 … が、8本しかなく、4本足りない … 。

 

前回のブログ記事でもお伝えしましたが、” 風情の有無 ” ということになると、竹の支柱になりますな。

すぐに竹やぶから4本の細い竹を切り出し、枝を落として支柱をつくりましたわ。

で、12本の竹の支柱を立て、あとはネットを張るだけとなりました。

 

午後はブルーベリーの収穫。

時刻は午後1時過ぎ … 気温は30℃に満たないけど、日差しが暑い。

「今日は収穫し終わるのにいったい何時間かかるやろか … 。」

と、覚悟してブルーベリーの棚に入りました。

今思うと、収穫量が少なかった頃は、ワクワク感いっぱいで暑さなんてまったく感じませんでしたなあ。

 

結局、途中に一度10分程度の休憩を入れて3時間余りかかりました。

収穫量は3升。(右上写真)

… 収穫時に強く意識していること一つあり …

驕らないように、一粒、一粒、感謝を込めてていねいに採っています。

 

【追伸】

収穫し終わってプレハブに戻ろうとすると、いつの間にか生えてほしくないところに真竹のタケノコが。

食べるために掘り起こしました。(右上写真)

今年の夏は自宅でもヒマワリが

ヒマワリに支柱を立てる

ポットにヒマワリの種を植えたのは、5月15日。

花だんに移植したのは、5月29日。
〈5.30付ブログ記事『ヒマワリを移植する』参照〉

移植時は10㎝にも満たなかったヒマワリでしたが、40㎝近くにまで成長しました。

で、強い風が吹いた場合、折れてしまうおそれがあるので支柱を立てました。(右上写真)

支柱の長さは2,1mあり、ただ立てるだけだとヒマワリもろとも倒れることもあるので、竹の骨組みに支柱の上部をひもでしっかり結わえました。

※ 背丈が3mを超えるほど高くなる品種のヒマワリゆえ、支柱がぐらつかないようにしなければならないのです。
が、順調に育っていくと、手間がかかった分、夏の木立前を大きな緑色の葉っぱと鮮やかな黄色い花で彩ってくれます。

 

予備にとってあったヒマワリの苗をどうしようか。

※ ヒマワリを花だんに植えた後、虫に食べられたり病気になったりして枯れてしまうことがあり、そのために予備の苗を準備しています。
準備しているといっても、5月15日にポットに余分に植えたものですが。
1か月近くポットに植わっていましたので、ひょろひょろ状態ですわ。
7株あるんだけど、これ以上置いておいても枯れるだけ … 。

 

妻に尋ねてみると、自宅で育てるとのこと。

行き先が決まって一件落着。

これで今年の夏は自宅でもヒマワリが見られますな。