体力の衰えをハンドツールでカバー

購入のリフティングトング

木立に隣接する土地の所有者と話していると、

電線に枝が触れつつある杉〈隣接地に立っている〉を指さしながら、

「ホントいうと、これを伐採したいんや。枝が今にも電線に触れそうや。 … ちっこい杉やけど、電線にかなり傾いとるし、伐るとすれば業者に頼むつもりや。 … ただ、伐った後が問題なんや。処理も頼むとえらい高つくし。というて、自分でせえ言われてもこんな歳〈75歳〉じゃできんわ。」

 

胸高径約17㎝、高さ12mぐらいの杉 … 電線にかなり傾斜しているので、伐採は業者に頼んだ方が無難です。

後の処理は、小さい杉ゆえ簡単にできると思うのですが … 。

何しろその杉の所有者は私と10歳ほど違いますので、如何ほどの体力なのかはわかりません。

で、10年後には私も、「こんな歳じゃできんわ」と同じことを言うのかなあ、と思いながら聞いていました。

 

チェンソーが不具合なので、販売店に持って行きました。

行ったついでに商品棚を見て回っていると、『リフティングトング』がありました。

丸太を楽に持ち上げるためのハンドツールです。(右上写真)

値札を見ると、20㎝径用〈ハスクバーナ製〉で税込み5,000円ほどでした。

体力の衰えをカバーしてくれることを思うと、決して高くはありません。

75歳になっても丸太を持ち上げている私の姿が、目に浮かんできました。

新しいチェンソーの刃を買う

今日伐採した杉の木 … 枝葉を切り取った後、根元から写しました

今日は日曜日。

朝からチェンソーのエンジン音を響かすのは気が引けますな。

で、静かな電動チェンソーを使うことにしました。

杉の木の根元にチェンソーの刃を当ててスイッチを入れると、

刃が木に喰い込んでいかず、粉のようなおが屑が出てくるだけ。

※ 粉のようなおが屑が出るのは刃が切れない証拠

 

刃は先日研いだばかり … それが何で?

思うに、刃が古くなったのかも。

現在使っている刃は、8年前に電動チェンソーを買ったときに付いていたものです。

付いていたもの1本だけでは、それが切れなくなったときに作業が中断しますので、そのときに予備の刃をもう1本買いました。

そして、それらを研ぎながら代わる代わる使ってきました。

が、最近どちらも、研いでもすぐに切れ味が悪くなってしまうのです。

以前は2本ともよく切れ、今は2本ともすぐに切れ味が悪くなるということは、限界が来ているということでしょうな。

 

新しいのを1本買ってきました。

チェンソーに装着して木を切ると !

当たり前のことですが、刃物はやはり切れないとダメですな。

おかげさまで、胸高径27㎝、高さ15mの杉の木を無事伐採することができました。(右上写真)

 

後日新しい刃をもう1本買い、今日買ったものと代わる代わる使っていきたいと思っています。

今度は何年使えるかな。

煙草を止めていてよかった

噴霧器

かぼちゃの葉っぱに白い粉のようなものが … 。

『うどん粉病』です。

『トリフミン』という薬剤を水に溶かして撒くことにしました。

 

噴霧器を担いで撒き始めると、腰の辺りが妙に冷たく感じられました。

噴霧器のタンクにトリフミンの水溶液を入れるとき、入れそびれて漏れてしまったのが、腰の辺りに伝っているのかなと思いました。

… が、それにしては冷た過ぎる。 …

と思った瞬間、エンジンが切れてしまいました。

 

担いでいた噴霧器を下ろして調べると

燃料タンクが空っぽではないですか。

作業前にタンクの2/3を満たすほどに燃料を入れたにもかかわらず。

で、燃料タンクにヒビが入っていないか調べていると、燃料パイプが外れていることに気づきました。

修理屋さんに持って行くほどでもなかったので、自分で嵌め直しました。

エンジンもかかり、農薬を撒き終わることができました。

 

噴霧器は、4年前に今は亡き親戚の主からもらったものです。(右上写真)

「わしゃ、もう歳で、でかい噴霧器は担げんのや。 … お前が使うんならやるわ。 … でかい〈20ℓ用〉のとちんこい〈10ℓ用〉のあるけど、でかい方を持って行けや … 。」

と言っていたのを思い出しました。

もう一つ。

今日の故障で、煙草を止めていてよかったとつくづく思いました。
〈25年ほど前に止めました〉

万一引火でもしたらたいへんですからな。

まぎれもない猛暑日

こりゃー暑いわ! 2022 7.30 正午 … 木立前で

枯れかけたキウイの苗木に水をやっていると、熱中症警戒アラートの放送が聞こえてきました。

… … 不要不急の外出は控え … こまめに水分を補給し … 室内で適切にエアコンを使用して …云々 … …

周りの田畑を見回すと、作業をしている人は誰一人いませんでした。

私も作業を止め、自宅に帰って水風呂に浸かりました。

 

ブレハブに戻って室内の整頓をしていると、いつの間にか正午に。

昼食のデザートにとトマトを採りに外に出ると、

「こりゃー暑いわ!」という言葉が口をついて出てきたほど半端でない暑さでした。(右上写真)

 

で、午後は作業をせずに買い物に出かけました。

5店回りました。
① ホームセンターにて草刈り用のナイロンコードを
② 電気量販店にてパソコンプリンターのインクを
③ ①とは別のホームセンターにて軍手と長靴の下敷きを
④ ガソリンスタンドにて混合油〈草刈り機及び噴霧器用〉を
⑤ スーパーにて食料を
買いました。
※ 朝食、昼食については、すべて自分で準備しています。
〈夕食は妻任せ〉

お店を回った時間帯は、〈午後〉1時過ぎから3時前でした。

その間、車の〈外気温を計る〉温度計は、35~36℃を表示していました。

 

熱中症警戒アラート、体感、温度計 … これら3つが一致したまぎれもない猛暑日でした。

草刈り機を末永く使うために

愛用の草刈り機 … 肩掛け式〈手前〉 背負い式〈奥〉

午前6時より集落一斉の神社除草作業、そしてそれが終わると、門徒有志によるお寺の除草作業がありました。

雨もなく、強い日射しもなく、頃合いの天候の中で除草作業が無事終わりました。

 

木立に戻ると、除草作業で大活躍した草刈り機にグリスを注すことに。

私が所有している草刈り機は2台で、肩掛け式と背負い式です。(右上写真)

※ 肩掛け式の先にはチップソー、背負い式の先にはナイロンコードを装着してあります。
除草箇所や刈る草の茎の硬さによって使い分けています。

 

肩掛け式は3年前に、背負い式は2年前に買ったのですが、どちらも買うときに、

「1年に1回は必ず所定の箇所にグリスを注してください。」

と言われ、シーズンオフにその通りにしてきました。

 

今朝、作業の合間に休んでいるときのこと、

「わしゃ、人一倍草刈り機使うとるし、年に2回グリスを注しとるんや。 … おかげさんで10年以上持っとるわ … 。」

と話しているのを耳にしました。

一瞬 「自分も人一倍使うとるほうやろな」 と思いました。

 

で、戻って来るや否や草刈り機にグリスを注したという次第です。

肩掛け式はギヤケース1か所に、背負い式はギヤケースとシャフトの2か所に注しました。

2台とも大事な大事な草刈り機。

しっかりとメインテナンスをし、末永く使っていきたいですな。