生き方について2冊の本を読む

【人生後半の幸福論】齋藤孝著:光文社新書〈左〉 【自分が高齢になるということ】和田秀樹著:新講社〈右〉

【人生後半の幸福論】齋藤孝著:光文社新書と【自分が高齢になるということ】和田秀樹著:新講社(右写真)を読み、印象に残った箇所をそれぞれ一つずつ紹介します。

 

… 大人になった今、もう一度『山月記』〈中島敦著〉を読み直す … 、
昔はこういうところに気づかなかった、でも今はそこに気づける、深く理解できる。前に読んでいるからこそ、その比較ができる。少しでもその世界観に馴染んだことがあるほうが深く味わえる。昔のほうが細部までよく読めていた、今のほうがわからないということはないのです。
… 学校教育の意味とは、少しでも触れておくことで、のちのち興味を持ちやすくするため、すべてはその下準備だったのです。
【人生後半の幸福論】 P173~174より

 

… いちばん大事なのは、たとえ認知症になってもその能力〈残存能力〉を使い続けるということで、それによって症状の進行を遅らせることができます。
… 楽しいことや好きなことなら、いつまでも続けることができます。だれかの役に立ちたいという気持ちはもちろん大切ですが、自分が楽しくなければだんだん意欲も薄れてきます。
【自分が高齢になるということ】 P164より

 

生き方の類の本については、とくに定年退職直後によく読みました。

それらには重なる部分も多く、今回紹介した箇所〈上記〉、新たに知ったことです。

端的に言うと、学校教育の意味と認知症を遅らせる術という2点になるでしょうか。

いつまで此岸に居られるか定かではないけど、とにかく楽しくやっていきたいですな。

 

【追伸】

前回のブログ記事でお伝えしたトウガラシの件、本日整理いたしました。

気になっていたことを片付けると、スッキリしますわ。

トウガラシの畝を整理しないと …

未整理のトウガラシの畝

3月並みの暖かさの穏やかな日。

木立の中だけでなく、周辺も含めて1時間余り歩く。

ホントにいい気持でした。

 

歩いた後、イチゴ、ニンニク、タマネギに888〈化学肥料〉を施しました。

※ いずれも昨年の秋に植えたんだけど、成長が今一つ。
草木灰を少し施しただけなのがいけなかったんですな。
イチゴに至っては、まったく施していないんですわ。
わけ … イチゴと草木灰の相性はよくなく、葉っぱばかり大きくなって実が生りませんので。

 

それが終わると、ミカンの雪囲いの補修をしました。

先日の台風並みの風で被せてあったビニルがはだけてしまったんですわ。

2,5mほどの高さなので、高いところは脚立に上って作業をしました。

で、2つの雪囲いの補修を終えると、もう正午でした。

 

午後はトウガラシの畝(右上写真)を整理しようと思いきや … 、

畝まで行ったまではよかったけど、急にやる気がなくなってしまいました。

やる気がなくなったというより、午前中で体力を使い果たしてしまったといった方が正確かもしれません。

ここしばらく薪ストーブにまとわり付くような生活をしていたので、体が完全に鈍ってしまったみたいですな。

で、午後は何をしたかって?

ストーブの傍らで、アイスを食べ、お茶をすすり、本を読んでいましたわ。

 

明日も暖かいとのこと。

トウガラシの畝を整理しないと … 。

そう言われるとやはりうれしい

木立前のカブ畑

木立前の道路を散歩していると、集落の男がカブの収穫をしていた。(右写真)

 

「お疲れさん。寒いのにたいへんやのお。」

「好きでやっとるんで、たいしたことないですわ。」

※ その男は私より2歳年下。
定年退職後、近くの農業法人で働いている。
暑い、寒い、休日、平日、早朝、晩方関係なく、年がら年中動き回っている。
また、いろいろな作物づくりにも挑戦し、心底農業が好きなようである。

 

「収穫時期を過ぎとるみたいやけど、何をしとるんや。」

「まだ食べられそうなカブをっとるんです。 … 安い値段になるんやけど、これがけっこう売れるんですわ。 … 実際に売ってみるとわかるんですが、安い値段でしか買えないお客さんが多く居るんです。」

「商売というよりむしろ社会貢献やな。そりゃ立派なことや。」

 

「 … 社会貢献いうたら、〇〇さん〈わたしのこと〉もいっしょです。 … もらい手のなかったジャングル〈現在私が手入れしている木立のこと〉をホントにきれいにしてしもうた。それも自腹を切って。 … 〇〇さんにとっては何の得にもならんかもしれんけど、集落の景観アップには大きな貢献になっとると思うとります。」

「ありがとう。そう思いながら見てくれている人がいると思うとうれしなるわ。」

 

道楽でしている木立の手入れなんだけど、今日のように言われるとやはりうれしいですな。

【バッタを倒しにアフリカへ】を読む

【バッタを倒しにアフリカへ】前野ウルド浩太郎著:光文社新書

【バッタを倒しにアフリカへ】前野ウルド浩太郎著:光文社新書(右写真)を読み、とくに印象に残った箇所を紹介します。

 

… 今後、私がとるべき道は二つ。日本に帰って給料をもらいながら別の昆虫を研究するか、もしくは、このまま無収入になってもアフリカに残ってバッタ研究を続けるか。決断のときが迫っていた。
… … 日本に戻り、別の昆虫の研究をするポスドクとして誰かに雇ってもらえれば給料はもらえるが、それは心底やりたいことではない。一方、このままアフリカに残ると収入はないが、自分の好きな研究ができる。夢と生活を天秤にかけてみる。 … … もし自分が去った後にアフリカでバッタが大発生しても、すぐには駆けつけられない。そんなことになったら一生後悔するのは目に見えている。 … … 後悔は私の心を一生曇らせるだろう。 … P260~261

 

著者はバッタの研究者で、アフリカのモーリタニアという国の砂漠〈サハラ砂漠〉でフィールドワークをしている。

短期契約〈契約更新なし〉の身分ゆえ、契約が切れると無収入になってしまう。

アフリカに残って研究を続けたい、というのが彼〈著者〉の本心なのだが、生活費、研究費が入らなくなったらそうも言ってられない … 。

上記の引用箇所は、その心の葛藤場面である。

 

・心底やりたいことではないけど、お金が入ってくる。
心底やりたいことだけど、お金が入ってこない。

大半の方が、人生のどの時点かにおいて選択を迫られたことがあるのではないでしょうか。

 

ちなみにその後の彼は、情熱、実績等が認められ、ある大学の研究機関にてバッタ研究が続けられることとなり、現在は国立の研究機関でお仕事をなされているとのこと。

 

今回の感想は、タイトル【バッタを倒しにアフリカへ】と少しずれるものになってしまいましたが、
著書の中身は、バッタ〈とくにサバクトビバッタ〉の生態について満載なのは言うまでもありません。
おもしろい本でした。

順番が逆じゃないの?

ネット画面より 2026 1.13 14:00PM

雪が去ったと思ったら、また強い風。

雨も降り出しました。

プレハブに籠って本を読んだり、ユーチューブを視聴したり。

 

で、ユーチューブなんだけど … 。

衆議院の解散についての番組がえらい多いですな。

有名な方々が、「解散する確率は70% … 。」「解散はほぼ必至 … 。」等、いろいろと曖昧なことを言ってますわ。

たしか3日ほど前に総務省から都道府県選管に【至急の連絡…衆院選の事務準備を】という通達が発せらているはずなんですが … 。

そりゃー、具体的な公示日や投開票日は決まっていないかもしれないけど、解散は必ずするんでしょうが。

… … ひょっとしてそう思い込んでいるのは私だけ?

 

総務省の通達の中身をネットで調べてみました。(右上写真)

… 本日の朝刊において、 … 衆議院解散 … の案が浮上している旨の報道がありました。
衆議院議員総選挙については、報道以上の情報がありませんが、… 準備を進めておく必要があります。 …
〈以上通達の抜粋〉

とありました。

 

何か頼りない表現ですな。

また、総務省が新聞社の後追いをしていて、「順番が逆じゃないの」って感じです。

これじゃ、ユーチューバーのみなさんが判断に迷うのも無理はないですわ。

民主主義の根幹ともいえる選挙については、やはり総務省がビシッと言ってくれないと。