夏至を迎え、暑い日となりました。
緑の木々が青空に鮮やかに映えていました。(右上写真)
木立に入ろうとすると、空の青と木々の緑のコントラストが目に焼き付くようでした。(右中上写真)
木立の中では、高い太陽からの強い日射しによる木陰がとても濃く見えました。(右中下写真)
高駢:こうべん〈晩唐の詩人〉の【山亭夏日:さんていのかじつ】を思い出しました。
緑樹陰濃夏日長
楼台倒影入池塘
水精簾動微風起
満架薔薇一院香
現代語訳
・緑に生い茂る木々は地面に濃い影を落としており、夏の日は長い。
・建物の影が池の水にさかさまに映って見える。
・水晶でできたすだれが動いてかすかな風が起こり
・棚いっぱいのバラの香りが、建物いったいに香っている。
… ネット 〈高駢『山亭夏日(さんていのかじつ)の書き下し文と現代語訳(口語訳)/ 解説:著者名 走るメロス〉 より …
山亭は山にある別荘だそうですが、私が日々無所属の時間を過ごしている作業小屋とプレハブがそれに当たるかなと思っています。(右下写真)〈こじつけ?〉
池もすだれもバラもない我が居場所ですが、気分だけは、【山亭夏日】でした。